挙式の打ち合わせではプランナーさんから必ずどんな結婚式にしたいか聞かれます。
その場しのぎで考えるとなかなか話がまとまらず、楽しい打ち合わせのはずが彼と険悪なムードになってしまうこともあります。
打ち合わせの前に、式全体のテーマを決めて、イメージを膨らませてから行くとベターです。
ゲストは何人?わいわい?しっとり?
ゲストをどれくらい呼びたいかは、どんな式を作るかという上で、一番基本的で大切なことといえるかもしれません。
大人数を呼んでド派手なパーティーにしたいのか、家族や親戚だけでしっとりアットホームに開きたいのか、それだけで必要な会場の条件も変わってきます。
お二人それぞれの呼ぶゲストが、同じくらいの人数になるように調整するのが一般的です。まずは、お二人でどんな人を呼びたいのかを決めましょう。
「季節」から考えてみよう
夏なら涼しげに、冬なら暖かいイメージで……など、季節感に合わせた演出は大切です。
また、春から秋にかけては屋外を使ったガーデンパーティーもよいでしょう。最近は冬に氷でできたアイスドームやスケートリンクで式を挙げるカップルもいます。式場にとらわれず、アウトドアで一から作るというアイディアもありますね。
カラーやモチーフで統一感を出すのもGood
多くの場合どこの式場でも、新郎新婦のお好きな色を聞かれることは多いです。ブーケやドレスの色はもちろん、ペーパーアイテムやテーブルコーディネートなど、色を統一すると印象に残りやすくなります。
ハートの風船を会場にたくさん浮かべたポップな演出など、モチーフにこだわるのも良いですね。
二人の趣味や特技を知ってもらおう!
映画や旅行、キャンプなど、二人の出会いのきっかけが趣味の場であることも多いですよね。
お互いのご友人やご親族にそれぞれのパートナーを知ってもらう場でもありますから、二人の趣味や特技をテーマにした演出も、人となりがわかるので出席者にとっては楽しいものです。
例えば、共通で好きな映画があればサウンドトラックをBGMにしたり、日本酒好きなら料理に合わせたオススメの日本酒をテーブルにセッティングするのも素敵ですね。
「ゲスト層」を考えよう
ご親戚やご友人のご家族にお子さんが多かったり、逆にご年配の方が多かったりする場合があると思います。
ゲストの方に合わせて式全体の演出を構成するのもよいでしょう。
お子さんが多い場合は、リングボーイ・リングガールを務めてもらって活躍の機会を作ったり、シャボン玉やフラワーシャワーといった子供が喜ぶ演出もいいですね。
ご年配の方が多い場合は、クラシカルなドレスや和装、60年代頃に流行った結婚にまつわる歌謡曲をBGMにすると喜ばれますよ。
印象に残る結婚式のために
「こんな◯◯にしたい!」という基準がないと段取りも悪く、出来上がったものはバラバラでぼんやりしたものになりがち。
お部屋の模様替えも、服のコーディーネートもそうですよね。印象に残る結婚式作りにも、同じことが言えます。
二人の新しい門出は想像するだけで楽しいものですが、挙式までには決めることや、やらなくてはいけないことが山ほどあります。
まずはテーマを決めておくと、迷った時の道標になりますよ。
二人のこれまでの思い出や好きなものを共有し合いながら、楽しく考えてみてくださいね。