結婚式場 結婚式場探し

憧れだけではだめ!ガーデンウェディングで素敵な結婚式を挙げるために知っておいてほしいこと

投稿日:2017年3月17日 更新日:

ガーデンウェディングと聞くとどのようなものを想像しますか?
まるで大きな邸宅のお庭のような場所で、自然な緑に囲まれ、ナチュラルなイメージの結婚式がしたい方にはおすすめです。
またかしこまった結婚式に抵抗がある方、式は挙げずに仲間内だけでのお祝いの会で済まそうと思っている方などは、選択肢の一つに入れていてもいいでしょう。

自由度が高め!自分たちだけのオリジナルウェディングを

通常の結婚式よりも、式の進行、演出、席の配置、バージンロードの長さなど、全て希望に合わせて自由にプランニングすることができるというのが一番の特徴ともいえるでしょう。
外で行うので、綺麗な生花でのフラワーシャワー、バルーンリリース、水を使用した演出も可能です。太陽光の下では写真うつりがとても良いことも、花嫁にとっては嬉しいことです。最高の瞬間を美しい写真に残すことが出来ます。
また屋外の解放感が気持ちよく、和やかでアットホームな雰囲気の中、リラックスして式を行えることが最大の魅力です。
お料理も、コース料理だけではなくビュッフェスタイルでゲストが食べたいものを自由に取るスタイルにし、デザートビュッフェなどを用意すると女性ゲストには大変喜ばれること間違いなしですね。

ガーデンウェディングはデメリットと背中合わせ!?

天候だけは神のみぞ知る!雨対策は万全にしておくこと

会場選びで大切なことは、どんな天候にも対応できることです。残念ながらお天気に恵まれなかったという時に、すぐに屋内で同規模の式が挙げられる場所があることが重要です。
会場の外でも、中でも素敵なイメージにできるよう、一軒家のフレンチレストラン、かわいいカフェ、ハウススタジオもいいですね。歴史ある日本家屋や古民家などを利用した和風のガーデンウェディングも、和と洋のミックスされた雰囲気が素敵です。
建物の無い森の中や、草原のような場所で式を行う場合には、テントの用意があることが必須です。
またもしもの時に備えて、ゲスト人数分のレインコートや雨傘などを会場に用意をしておくことをおススメします。

外=虫はつきもの

「ガーデンウェディングってかわいくて素敵♡」「外で寝っ転がって写真なんていいよね♡」と良いイメージばかり想像していると思ってもないことに遭遇することも。
忘れてはいけません。外には「虫」がいます。
これも天候と同様にどうしようもありませんので、多少のがまんが必要となるのは覚悟の上でガーデンウェディングに挑みましょう。
蚊などが発生しやすい夏場はできるだけガーデンウェディングは避けるほうがいいですね。ご想像の通り、新郎新婦のお2人だけではなく、ゲストの皆さんも蚊に刺されることになります。
夏場だけではなく、年中なにかしらの虫はいるものですので、虫よけスプレーの用意や、屋外で使用できる置き型の虫よけの設置も忘れてはいけませんね。

ガーデンウェディングに欠かせない「芝生」は意外な盲点となる!?

ガーデンウェディングといえば、欠かせないのが「芝生」ではないでしょうか?
芝生というのはコンクリートに比べて柔らかいので、お子様が自由に動き回ってもケガをするリスクが軽減されるのはとてもいいことでしょう。
だがしかし!新婦様のドレスには大抵パンプスを合わせるもの。ゲストも同様に、結婚式のときに着る服装の下はパンプスを合わせることが多いのです。芝生の上でパンプスはヒールが埋まってしまい歩きづらいのです。新婦様であれば写真を撮影するときにはパンプス、それ以外はヒールのない靴に履き替えるなど、いろいろ手間をかけなくてはいけません。
ゲストにおいては、靴を1足余分に持っていく結婚式となると少し億劫に感じる人もいるのでは?
また当日は晴れたとしても、もし前日に大雨だったとしたら……もう想像がつきましたよね。足元は雨の日と同様のままなのです。
芝生というのはものすごく水を含みますので、乾くまで時間がかなりかかります。結婚式までに乾くということは奇跡に近いことでしょう。
そうなったときに、女性はどんな靴にすればいいのでしょう。パーティードレスに長靴ではおかしいですし、悩んでしまうものなのです。
こんなことも考えないといけないのがガーデンウェディングなのです。

普通の結婚式以上にゲストへの配慮が必要になる

普通の結婚式でさえも、ゲストに対する配慮は求められるものなのですが、場所が場所なだけに、普通の結婚式以上にゲストへの配慮が必要となるのです。
これまでに述べた雨対策・虫対策・芝生対策以外にも、暑さ対策として冷たいタオルを用意してあげることや、汗ふきシートを用意してあげること、寒い季節ならホッカイロの用意や、ひざ掛けの準備など、季節ごとにそれぞれ用意が必要となります。
また、小さなお子様がいらっしゃる場合は、暑さや寒さの感じ方が大人とは大きく異なり、大人とは違った配慮が必要ですし、乳幼児の場合であれば授乳場所はどうするのかなど、考えないといけないことがもっと増えます。
ゲストを呼ぶ以上は、ゲストへのおもてなしの配慮は必須です。憧れだけではなく、現実をしっかりと考え、ゲストの立場に立って準備は進めていかなければなりません。
これに加えて、通常の結婚式のようにお2人の準備もかさんでくるのですから、相当な労力とプランニング力、そして新郎新婦の時間が必要なことは覚悟しておきましょう。

とはいえども、やっぱり普通の結婚式よりも素敵なこともたくさん!

時間帯によって全く違った演出になる

昼間の時間帯では、何よりも青い空と緑に囲まれ、明るい写真がたくさん撮影できます。ゲストの皆さんとワイワイにぎやかに楽しむパーティーになることでしょう。童心に帰ったように、ゲストとともに思いっきりはしゃいで、小さい頃によく遊んだ遊びを楽しむのもいいですね。
また、夜という選択もあります。ナイトウェディングではキャンドルの演出が幻想的で、昼間には感じられない大人のロマンティックなムードが堪能できます。
キャンドルに限らず、電球をたくさん散りばめて、夜だからこその明かりを利用した演出などは感動的ですね。

外だから「バーベキューパーティー」なんていうのもあり!

料理も自由に決めることが出来ます。ビュッフェスタイル、コース料理のどちらでも提供は可能ですが、ビュッフェで自由に過ごすことでカジュアルな雰囲気は演出できるでしょう。
また外でしかできないことの一つに「バーベキュー」というものがあります。招待したゲスト同士を繋ぐという点でバーベキュースタイルも良いでしょう。

室内だと断られる演出も遠慮なく楽しめる!

大きな音の出る演出や、大がかりなダンスなどは、室内でのウェディングの場合断られてしまってできないこともあります。
屋外で騒いでもいいという場所ならば、そんなことも気にする必要がありませんから、学生時代にやっていたバンド演奏を楽しむもよし、ジャズバンドの生演奏をバックにパーティーを楽しんでもよしと音楽だけでもオリジナルの演出を楽しむことができますね。
また、女性に人気のブーケトスやフラワーシャワー、シャボン玉を利用した演出なども、盛大に楽しむことができるのもいいですね!
こんなときだからこそできる大きなクラッカーを思いっきり楽しむのもゲストに喜ばれそうですね。

”わがまま”には費用が必要!うまく調整して”賢いわがまま”になろう

これだけわがまま放題だともちろんのことながら費用もかさみます。
通常の結婚式よりも、ゲストへの配慮の部分でいろんなアイテムを余分に用意をする必要があるため、ある程度の覚悟が必要です。

費用を抑えて賢いわがままになるためのヒント

手作りアイテムを駆使する

ガーデンウェディングだからこそ、ナチュラルなイメージで手作りアイテムが映えるものです。
例えばこんなアイテムだって、ガーデンウェディングにぴったりですよね!

自然派ウェディングにぴったり!簡単でかわいい「麻素材でガーランド」の作り方

外で泥んこになるドレスは”使い捨て” 中古ドレスを購入

外で過ごすのですから、長いドレスの裾はもちろん泥だらけになります。
レンタルドレスの場合は、借りる費用もかかれば、クリーニング費用も発生してしまいます。
そんなときは、中古のウェディングドレスがおすすめ!
お値段が格段に安くつくことは間違いないと言えます。
中古ドレスってなんだかあまりいいイメージが湧かない方も多いかもしれませんが、ウェディングドレスは、普段着と違い数回しか着られていないのです。
レンタルドレスも、誰かが着たドレスをクリーニングして着まわしているので、同じことです。
中古ドレスの場合は、買い取ってしまうため、結婚式後は保存しても捨ててしまっても何ら問題ありません!
新郎の衣装に関しては、タキシードをばっちり着用しなくても、ジャケットにチノパン、首元に蝶ネクタイなど少しおしゃれを演出すれば、ガーデンウェディングにはぴったりな服装となるでしょう。

”カジュアルなパーティー”にしてしまえば、料理代も演出代も浮いてくる!

固くかしこまったパーティーとなると、お料理はコース料理で提供するのが基本となり、演出もある程度は入れてきっちりとしたパーティーを演出する必要があります。
招待状を出す時点で、「カジュアルなパーティーですよ!服装もラフにお越しください!」くらいなことを記しておけば、お料理もビュッフェで提供ができます。
コース料理とビュッフェスタイルは会場によっては、大幅に値段を抑えることができるので、おすすめです。また不要な演出は全て取っ払ってしまうことができ、お2人が必要なものだけを残せばいいのです。

カジュアルだからこそ、「会費制」にして引き出物はなくしてしまう

ビュッフェスタイルで提供できるパーティー形態にするのであれば、ゲストからも「ご祝儀」ではなく「会費制」で徴収してしまっても大丈夫です。
ご祝儀は一般的に30000円を包むことが常識と言えます。一人30000円ももらうのだから、それなりのおもてなしをしないといけないという観点から、お料理はコース料理で振る舞い、そのほかお金をかけてゲストをもてなす必要があるのです。
会費制の場合は一般的に15000円前後で設定されることがほとんどですので、その金額に見合うようなおもてなしをすればよいのです。だからビュッフェスタイルであれば会費制にしても何ら問題はないのです。
会費制にすることで「引き出物」は不要になります。帰り際に何もないのは寂しいので1つ300円~500円程度のプチギフトを上げてもいいでしょう。
引き出物はご祝儀の1割で用意するため1つ3000円ほどかかりますが、プチギフトであればそこまでかからないので、負担もすくなくなります。
また会費制はご祝儀ほどの金額を支払わなくてもいいためゲストにとっても負担が少なくお互いにうれしいポイントになります

いかがでしたか?
どんな結婚式を挙げるにも、いい面も悪い面も出てくるのは当たり前のことですが、人と少し変わったことをするためには、いつも以上に気を配るポイントが多くなるのも仕方のないことなのです。
「努力は必ず報われる」と元人気アイドルグループのリーダーは言っていましたが、まさしくその通りで、自分たちが努力すればした分だけ、結婚式当日に大きな喜びとなって帰ってくることも間違いないです!
結婚式は、夫婦としての二人のお披露目とともに、夫婦としての決意を固める場でもありとても大切な意味を持っています。
自分だけが主役になれる数少ない機会でもあります。
愛するパートナー、家族、仲間に囲まれて、最高の結婚式を挙げたいものですね。

-結婚式場, 結婚式場探し
-,

Copyright© マリアル | ウェディングメディア , 2024 AllRights Reserved.