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両親が感動する「結婚式の花嫁手紙」書き方&例文

投稿日:2017年3月23日 更新日:

結婚式準備も大詰め!最後に残っているのは……そう。両親への手紙です。「何を書いて良いか分からない……」と悩む花嫁様のために、マナーやコツを紹介します。結婚式当日だからこそ伝えられる気持ちをぎゅっと詰め込みましょう!

手紙の内容

「何を書いて良いか分からない」という花嫁様は、まず手紙の構成から考えましょう。大きく3つに分けると構成しやすいですよ。

1.書き出し

まず、最初の部分では以下の3つを意識して書いてみましょう。

・ゲストへの断りの一言
※いきなり「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう!」と、手紙を読み始めるのはマナー違反と言われています。もちろん司会者から「お手紙がありますのでご清聴ください。」とアナウンスがありますが、来てくださっている方々に、まずは断りの一文を忘れずに。ご両親が結婚式の主催の場合は「まず、本日ご出欠席の皆様へ、この場を借りて両親への感謝の言葉を申し上げるのを、お許しください。」自分たちが主催の場合は「本日は私たちのためにお集まりいただきありがとうございます。お疲れのところではございますが、ここで両親へ感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。」など、導入に一言付け加えましょう。

・両親への呼びかけ
【例】お父さん、お母さん、○年間私を育ててくれてありがとう。

・現在の心境など
【例】わがままで反抗ばかりしてきた私だけど、今日この日をむかえられたのはパパとママのおかげです。今まで迷惑ばかりかけてごめんね。本当にありがとう。

2.具体的なエピソード

ここでは、内輪になりすぎない程度に家族の思い出を語りましょう。手紙のメイン部分になるのでエピソード選びは慎重に。

・子供のころの思い出
【例】小さいころはよく家族でキャンプに行ったよね。アウトドアをしている時のお父さんは誰よりカッコよく、とても頼もしい存在でした。アウトドアが趣味の○○さんと一緒になったのは、どこかお父さんに似ていたからだと思います。

・社会人になってからの親のありがたみを感じたエピソードなど
【例】入社して半年、初めての一人暮らしで心が折れそうになっていた私をお母さんは優しく励ましてくれました。風邪をひいた時は遠くから車でかけつけてくれたこと、今でも鮮明に覚えています。

3.結び

手紙の絞めとなる部分です。エピソードから上手く繋げられると良いですね。文章を考える前に「楽しく絞める」のか「しっとり絞める」のか方向性を考えておきましょう。

・両親への感謝の気持ち
【例】二人の子どもで本当に良かったです。今まで育ててきてくれてありがとう。

・これからの抱負
【例】たくさんの思い出を胸に、私はこれから○○さんと二人で歩んでいきます。長い間私を育ててくれて本当にありがとう!

・出席者へのお礼 など
【例】今日から私にも新しい家族ができたことをとても嬉しく思います。まだまだ未熟な私ですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

いかがでしたでしょうか。こちらで紹介したのはあくまで例文です。重要なのは「自分の気持ちを書くこと」。マナーを抑えることも大切ですが、上手に書こうとするのではなく、この機会だからこそ言える素直な気持ちを綴ることが何より大切だと思います。

最後に1つアドバイスがあるとすれば、前日に書くことは控えましょう!書いている途中から泣けてくることも多く、当日目が腫れてしまうこともしばしば……1週間~2日前までには手紙を書き上げるのがベストです。

素敵なお手紙で、ご両親が感動されることを祈っております!

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