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せっかくの結婚式が雨の予報…雨だからこそ素敵な結婚式にするコツとは

投稿日:2017年6月8日 更新日:

雨といえば、ネガティブなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。日本の降水日数は1年で約100日です。雨の結婚式は、珍しいものではありません。それどころか、雨の日の結婚式には、良いジンクスも!今回は、雨の降る結婚式が、実は素敵な理由をご説明します。雨にまつわるジンクスと、素敵な結婚式にするコツを知って、特別な結婚式にしましょう!

梅雨時の結婚式は良いジンクスがあります

ヨーロッパ発祥の「ジューンブライド」という言葉を、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ジューンブライドは、その名の通り、「6月の花嫁」という意味です。日本では「6月に結婚をすると幸せが続く」として、梅雨時にも関わらず6月は結婚式ラッシュ。そんな、梅雨の結婚式をハッピーなものにする、ジューンブライドのジンクスについてご説明します。

女神JUNO(ユーノー)のご加護を受けられる

6月は英語でジューン(June)と呼ばれる月。実はジューンは、ユーノー(Juno)という言葉からきている言語です。

ギリシャ神話に出てくる神ゼウスの妻ヘラ。ヘラは、ローマ神話では「ユーノー」と呼ばれます。そして、ユーノーは結婚を司る女神。ヨーロッパでは6月にユーノーを祭る習慣があります。そのため、ユーノーのご加護を受け、祝福ムードの6月は結婚式に最適といわれているのです。

昔のヨーロッパの習慣

昔のヨーロッパでは、3~5月は結婚禁止とされていました。理由は、農作業が最もピークの時期だからです。その時期に結婚を決めたカップルは、結婚禁止期間が明ける6月になるのを心待ちにしていました。そして6月になると結婚ラッシュになり、町は祝福ムード。たくさんの人が結婚を祝福してくれます。そんな、幸せがあふれる季節に結婚する習慣が、現代に受け継がれているのです。

ヨーロッパでは6月が最も晴れている

ヨーロッパでは1年のうち6月が最も晴れの日が多い季節。気候が穏やかで、めでたい日にはぴったりです。またブラジルでは、6月12日が恋人の日とされており、恋人同士が自分の写真を入れた写真立てを送りあい、愛を確かめる習慣もあります。

6月は、そんなカップルが結婚を意識する要素が詰まったシーズン。そこから、「6月の花嫁」という言葉が生まれたのでしょう。ジューンブライドの6月に結婚式を予定すると、雨の日になってしまうことも多いですよね。しかし、素敵なジンクスを知っているだけで、特別な意味を持つ結婚式になります。「雨は女神ユーノーからの贈り物」といわれ、雨の結婚式はとても縁起が良いのです。

雨にまつわる言い伝え

「雨降って地固まる」「恵みの雨」という言葉があるように、日本でも雨はネガティブなものではありません。雨は、大地を潤し、緑を育てます。雨は天からの祝福なのです。フラワーシャワーという、花びらを新郎新婦に向かって撒くイベントも、もともとは雨を模した演出です。

フランスでは「雨とともに天使が舞い降りてくる」ともいわれるほど、結婚式に降る雨は幸運の象徴なのです。

雨の結婚式を楽しむコツ

雨の日の結婚式は、縁起の良いもの。しかし、雨が降るとジメジメして、「晴れの日が良かったな~」と思うこともあるでしょう。そこで、雨の日の結婚式は晴れの日とは違う、個性があふれる結婚式にしてみませんか?

雨の日を思い切り楽しむ新郎新婦の姿を見たら、参列者もきっと幸せな気分になれますよ。結婚式を一生の思い出にするために、雨の日ならではの工夫をご紹介します。

雨の日ウェディング写真を撮る

結婚式の写真といえば、晴天の背景をバックに撮ったものが多いですよね。しかし、結婚式ラッシュにもなると「正直どれも似ているなぁ…」といった印象を受けることはありませんか?そこでおススメなのが雨の日に撮るウェディング写真です。

雨の日とウェディング写真は、実は相性バッチリ!雨の日の結婚式は、晴れの日とは違う特別な写真を撮ることができます。雨の日を待って、写真撮影する新郎新婦もいるほど、雨のウェディング写真はひそかなブームになっているのです!雨の日の写真は幻想的で、ロマンチックで、晴れの日とは違う魅力があります。雨が上がれば、虹が見えることもあるでしょう。雨の日に夫婦の写真を撮ってもらう珍しい経験ができるなんてとてもラッキー!相合傘のすてきなウェディング写真で、他にはない特別なフォトブックを作りましょう。

個性があふれる雰囲気の会場作り

結婚式の会場にはよく、バラやカサブランカが使われます。色鮮やかでとても美しいですが、雨の日は思い切って天気に合わせた花を選んでみませんか?

例えば、梅雨にぴったりなアジサイのブーケ。アジサイブーケは他の花とは違う魅力があります。パステルの淡い色や白で統一させると、アジサイでもウェディング感がばっちり出ておススメです。最近では、ブーケトスでアジサイを選ぶ新郎新婦も増えています。また、雨の日の少しだけ暗い景色を吹き飛ばす、ヒマワリブーケも良いですよ。

雨の日の、結婚式の注意点を確認しましょう

足元が悪い中、たくさんの人に来てもらえると嬉しいですよね。雨の日の結婚式には、参列者への配慮を大切にしましょう。参列者の方が到着する前に「雨に濡れた時用アイテム」を準備するのがおススメです。

・傘

・ドライヤー

・タオル

・引き出物用のビニールカバー

・傘用のビニールカバー

これらのアイテムは必要最低限用意した方が良いもの。駅から少し距離がある場所に会場がある場合は、タクシーチケットや送迎バスも準備できると喜ばれます。天気予報を事前チェックして、天候が怪しい場合は会場のスタッフに相談しましょう。

雨の日の結婚式を楽しもう

雨の日の結婚式は、とても縁起の良い「天からの贈り物」。雨の結婚式に関するジンクスを知って、晴れの日とは違う特別な日にしましょう。雨の中で撮影したロマンチックな写真はきっと宝物になるはずです。なにより、雨の日にも関わらずたくさんの方が集まって祝福してくれるのは、とても幸せなことですよね。雨の日だからこそ、最高にハッピーな結婚式で気分を盛り上げちゃいましょう!ふたりの末永い幸せをお祈りしています…。

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