結婚式場探し

「結婚なんてしたくない!」と思っている人。それって本当の気持ちですか?

投稿日:2017年4月20日 更新日:

「結婚なんてしたくない!」と、いつも言っている人があなたの周りにもいませんか?

近年、結婚にネガティブイメージを持っている若者が増えています。しかし、結婚生活を実際に体験する前に、結婚に見切りをつけてしまうのは、もったいないと思いませんか?若者の「結婚離れ」が叫ばれていますが、その理由としては結婚に対する"先入観"や"偏見"といったことも多分に影響しています。未婚者が結婚に対してポジティブなイメージが持てるように、今回は「結婚観」について書いていきたいと思います。

未婚者の結婚観に関する調査

まずは現在、未婚者が結婚に対して何を思っているか、知ってみましょう。結婚観に関して行われた様々な調査を紹介します。

生涯未婚率が過去最高を記録!

【生涯未婚率】 男性 23.37% 女性 14.06%

50歳まで一度も結婚したことがない人の割合を調査した「生涯未婚率」。国立社会保障・人口問題研究所が発表した資料によると、平成27年に男性で4人に1人、女性で7人1人が、ここで言う「生涯未婚」に当てはまりました。5年前の前回調査から男女ともに3ポイント以上増えて、過去最高を更新しました。この割合は年々上昇傾向にあり、特に男性のここ20~30年の上げ幅はかなり大きいです。データだけを見ると、現在、男性の4人に1人は生涯一度も結婚をせずに人生を終えることになります。

出典:http://www.asahi.com/articles/ASK453S6KK45UTFK00G.html  

未婚者の5人に1人は「結婚したくない」

【「結婚したくない」と回答した人】

男性 23.3% 女性 16.0% 男女計20.3%

「独立行政法人・国立青少年教育振興機構」が平成27年度に行った「結婚願望」に関する調査によると、20~30代の未婚者の中で「結婚したくない」と答えた人は全体の20.3%を占めています。データで判断すると、未婚男性の4人に1人は、結婚に対して否定的ということです。女性に関しても、年々その割合は増加しています。「いつか結婚したい」と回答した人も多く、自分が結婚することに対して現実味がない人がたくさんいるようです。また、年齢が上がるにつれて、結婚に対してネガティブなイメージを持つ人の割合は増加しています。

一方で女性に関しては、平成20年度の調査と比べて「早く結婚したい」と回答した人の割合は増加しており、結婚に興味がある人とない人の二極化が進んでいることが考えられます。

出典:http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/111/File/gaiyou.pdf  

結婚の必要性を感じない人が増えている!

「人は結婚するのが当たり前だ」 33%

「必ずしも結婚する必要はない」 63%

NHKが平成25年に行った「結婚すること」に関する世論調査によると、「人は結婚するのが当たり前だ」と回答した人は33%、「必ずしも結婚する必要はない」と回答した人は63%という結果になりました。この調査は1993年から始まっています。20年前の同調査に比べて、結婚の必要性を感じていない人が増えているようです。人生における結婚の重要度が低下すれば、当然、生涯未婚率も上昇しますよね。

出典:https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/yoron/social/pdf/140520.pdf  

結婚に関する調査から考えられること

「今の若者が結婚に対してどんな意識を持っているか?」いくつか調査結果を紹介しました。全体に言えることは「結婚に対する意識の低下」です。未婚の方は「結婚できない人」と「結婚したくない人」に分かれます。前者は、結婚はしたいが良い相手が見つからない人。後者は、そもそも結婚するつもりがない人です。

最近の調査では、後者の割合の、増加が指摘されています。また、「結婚したくない人」が増えれば、結婚相手の選択肢も狭まるので、必然的に「結婚できない人」も増加することになります。ということは、生涯未婚率の上昇を防ぐには、まず「結婚に対する意識を向上させること」が大切になってきます。

特筆すべきは、「生涯未婚率」と「結婚したくないと回答した人の割合」が男女共、ほぼ同じということです。「結婚したくない」と思っている人は、結婚に関する行動を一切起こさない可能性が高くなります。例えば、積極的に出会いの場に行ったり、今付き合っている人と結婚に関する話をすることもないはずです。当然、何もしなければ、何も進みません。結婚願望がない人は、気持ちに変化がない限り、結婚はできないでしょう。

では、逆にこう考えることはできないでしょうか?

「結婚したい!」と思って行動さえすれば、結婚できる!

こう言い切ってしまうのは、少し極端かもしれませんが、あながち間違ってはいないと思います。

結婚したい!と思う人が増える

→結婚をするための行動を起こす

→結婚相手の選択肢が広がる

→より良いパートナーが見つかる

→結婚する人が増える

要はその人の意識次第で結婚はできるということです。「結婚したくない」と言っている人の中には「結婚できない」自分を隠して、意地を張っている人も少なくないと思います。「結婚したい!」と強く思って、積極的に行動していきましょう。

結婚はこんなに素晴らしい♪

NHKが行った調査からわかるように「結婚=当たり前」「結婚=幸せ」と一概に決めつけるのは少し古いように感じます。個々人の考えが尊重され、自然と「結婚をしたい!」と思う人を増えていくのが理想です。「結婚したくない!」から「結婚したい!」に気持ちが変化するよう、"結婚の動機"を紹介していきます。

動機➀ 感情を共有できる

仕事や育児など、日々の生活の中で良いことも悪いことも、色々な感情が湧いてきますよね。また、旅行に行ったり、近所に買い物するだけでも、喜怒哀楽が出てくると思います。これらを共有、そして共感できるのは、結婚の一番の魅力です。イヤなことがあっても、それを家で聞いてくれる人がいると思えば、気持ちは楽になりますよね。"一人が好き"という人が最近は増えてきたような気がしますが、自分が言ったことに共感してもらった方が楽しいに決まっています。結婚する際には、自分の考えに共感してくれる人かどうかを見るようにしましょう。

動機② 安心感が得られる

1人暮らしの方は、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言ってもらえるだけでも幸せですよね。女性の方は男性に守られているという安心感、男性の方は家族を守らなくてはいけないという責任感が生まれ、これが自分の成長に繋がります。結婚をすれば、将来に対しての不安も多少は拭えるのではないでしょうか。

動機③ 結婚すると周りの目が変わる

実家に帰れば「結婚はまだか?」、友達からも独身をネタにされる始末。こういった言葉が気になる方は、とにかく周囲を見返すつもりで結婚に向けて行動をしていきましょう。「結婚=当たり前」という考えの人を黙らせるには、実際に結婚してしまうのが一番です。自分が結婚してから、「結婚なんてするもんじゃないよ」と周りに言ってやる!くらいの気持ちで結婚に向けて行動していきましょう。

動機④ 社会的に得なことが多い

結婚をすると、社会的に認められることが多いです。見た目が一見チャラそうな男性でも妻子持ちと知った途端、急に大人に見えるということはよくある話です。また、制度的にも非常にお得なことが多いです。「配偶者控除」、「扶養控除」、各種手当など、メリットがたくさんあります。

結婚をしたくないと言うあなたへ

結婚に関して、良いことと悪いことは表裏一体です。夫婦で一緒に過ごす時間が増えれば、一人の時間は減ります。家族ができれば、責任は大きくなります。メリットと同じ数だけデメリットがあるということです。全部ひっくるめて結婚ということを理解しておいてください。何度も言いますが、世間に溢れているデメリット情報ばかりを信じて、結婚に踏み出せない人はもったいないです。

「結婚できない」のを隠して「結婚したくない」と言っている人は、まず「結婚したい」と口に出してみてください。結婚に対する考え方が少しずつ変わってくるはずです。

-結婚式場探し
-

Copyright© マリアル | ウェディングメディア , 2024 AllRights Reserved.