結婚挨拶の日は宿泊した方がいい？それとも日帰り？

結婚の挨拶は初めてのことなので、わからないことがたくさんある！という方も多いのではないでしょうか。その一つに、訪問する際は日帰りでいいのか、宿泊した方がいいのかといった疑問もあります。日帰りと宿泊、どちらを選べばいいのでしょうか。

また、実家に泊まることになったらどう振る舞えばいいのでしょうか？

 

結婚の挨拶は日帰りが基本

結婚の挨拶の時には、場所が相手の実家であれ、料亭などのお店であれ、日帰りをするのが基本です。一般的な滞在時間は数時間程度なので、あまり長居をせずにおいとまするようにします。

実家が遠方だとしても、来る前から「泊まりの予定で」ということになると、両親側も何かと気を遣うものです。できれば相手に負担をかけさせない意味でも、日帰りを予定しておき、そう伝えておくとスマートです。

遠方で日帰りできない時はホテル？実家？

そうはいっても、実家が遠方の時には、挨拶の時間帯によっては日帰りが難しいこともあります。特に夕食を一緒に食べる場合などがそうでしょう。この場合は現地泊にはなりますが、それでも実家に泊まらせてもらうのではなく、ホテルを手配しておくのが無難です。

相手の両親が「泊まっていきなさい」と提案してくれることもありますが、この言葉も真に受けていいかどうか判断は慎重に。中には、そう言うしかないから言ったけれど、実際に泊まっていかれるのも困ると考える人もいるようです。なお、両親ではなくパートナーが「うちに泊まっていけばいい」と言ってきた場合は断った方が無難です。

ちなみにホテルに泊まる場合は、男性の実家に挨拶に行く時には女性だけがホテルに泊まり、女性の実家に挨拶に行く時には男性だけがホテルで女性は実家と、離れて過ごすのが一般的です。

実家に泊まる時のマナーや注意点と

実際には、実家に泊めてもらったという人は少なくありません。両親に提案されて、お言葉に甘えて…という声が多いのですが、安易に参考にするのは少し危険かもしれません。実家に泊まったという人と両親との関係をチェックしておくことが大切です。

交際中によく実家に遊びに行っていた、何度も面識があるといったように、結婚の挨拶の前にすでに信頼関係ができている場合であれば、挨拶の時に実家に泊まるのもありでしょう。しかし、そこまで面識がなく、むしろ挨拶の時が初対面という場合は、ご両親がそういったことが好きかどうか、本心で言ってくれているのかをしっかりと見極めてくださいね。

難しくて見極めができない…という場合には、厚意に対してお礼を述べた後、「明日も仕事で始発で帰らなければならないので、今日はホテルに泊まります」などといって角が立たないように断りましょう。

結婚の挨拶の時、実家が遠方の場合には、現地で宿泊するかどうか悩むものです。基本的には宿泊するとしてもホテルに泊まり、挨拶に関しては長居はしないということを押さえておきましょう。