結婚が決まったら真っ先にやるべきことは何でしょうか。
式場選び? 指輪選び? 実はもっと大事なことがあります。それは、それぞれの実家へ挨拶に行くことです。
結婚は二人だけのものではありません。お互いの両親に報告を行い、結婚を認めてもらう必要があるのです。無事に結婚の挨拶を済ませるためには、一体どのような点に注意すればいいのでしょうか。
目次
知ってる?挨拶に行く順番は新婦側の両親が先!
結婚報告の挨拶以前に、お互いの実家に行くこと自体とても緊張するもの。特に男性にとっては一大イベントと言っても過言ではありません。無事に成功させたいと思うものです。気を付けたい点はいくつかありますが、まずは報告に行く順番に注意しましょう。一般的に結婚の挨拶にいく順番は、新婦側の実家が先で、続いて新郎側の実家へ行くのが基本です。
突然の訪問はやめましょう
結婚の報告を早くしたいがために、いきなり実家に押しかけることをしてはいけません。必ず「会ってもらいたい人がいるから、時間を作ってほしい」など伝えてからご両親の予定を伺い、訪問する日程を決めましょう。このひと手間をいれるだけで両親からの印象がグッと良くなります。また、お互いの実家に行く日が決まったら、それぞれの両親に渡す手土産を準備しましょう。
もちろん高価なものでなくて大丈夫です。例えば、相手の母親が好きなお菓子を用意するといいかもしれません。ただし、消費期限が極端に短いものはもらった相手も困るだけでなく、悪い印象を与えてしまうので避けましょう。
印象が良くなる!心がけたい4つのポイント
訪問する時間帯に注意する
訪問する時間帯ですが、午前中の早い時間は絶対に避けましょう。また、午後9時以降など遅い時間の訪問もおすすめできません。常識のない人という印象がついてしまいます。できれば、休日の午後2時くらいがおすすめです。それぞれのご両親も予定をあけやすく、ゆっくりと話ができるでしょう。
清潔感のある服装を選ぶ
女性はワンピースやセットアップのツーピース、男性はスーツもしくはスーツに準ずる服が望ましいでしょう。しわしわのシャツやよれよれのズボンを身に着けていくと、不潔な印象を与えてしまいご両親に不安を抱かせてしまいます。結婚の挨拶は見た目の印象も大切です。清潔で爽やかに見えるよう心がけてください。
挨拶をしっかり行う
玄関先では、しっかりと挨拶をしましょう。「初めまして、○○です。本日は忙しい中お時間を頂きありがとうございます」と述べてから玄関に上がるととても好印象です。それから脱いだ靴を整えることも忘れてはいけません。家に入った瞬間から、どんな人か見られていることを肝に銘じておくことが大切です。用意した手土産は、室内にあがって一息ついてから渡しましょう。
結婚の話を切り出すタイミング
基本的に一つの話題が終わってから、結婚の話を切り出すのがポイントです。かっこいいことを言う必要はありません。相手に対する想いと、結婚したいという意思を誠心誠意こめて伝えることが大事です。きっとご両親も祝福してくれることでしょう。
結婚のお許しがもらえたら、長居をせずに帰りましょう。帰宅の際、改めて玄関先で感謝の気持ちを述べればより好印象を与えることができます。
結婚の第一歩!ご両親への挨拶をしっかり行おう
無事にお互いの両親へ報告が済んだら、今度は顔合わせの準備を進めなければなりません。顔合わせでは、式に関する具体的な内容とともに、結納をするかどうかも決めていきます。素敵な結婚式を迎えるためにも、お互いの両親への挨拶はしっかり行いましょう。結婚の挨拶は、二人で行う初めての共同作業なのです。