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彼に「夜のPDCA」を回してもらうための、プライドを傷つけない伝え方

投稿日:2017年10月20日 更新日:

夜の生活も重要なコミュニケーション

カップルや夫婦にとって、夜の相性が良いことは二人の関係を長続きさせるために非常に重要なことです。実際にセックスレスが原因で離婚する夫婦があとを絶ちません。つまり、夜のコミュニケーションをないがしろにすると、いずれ夫婦の仲に亀裂を生んでしまうことになるのです。

2001年に朝日新聞社がインターネットで調査した「夫婦1000人に聞く」でのセックスレス割合は28.0%、「男女の生活と意識に関する調査」2004年、2006年、2008年、2010年、2012年、2014年がそれぞれ31.9%、34.6%、36.5%、40.8%、41.3%、44.6%で、婚姻関係にあるカップルのセックスレス化には歯止めがかかっていない。(出典:現代性教育ジャーナルvol49より)

セックスレスになる理由は色々ありますが、物理的にできなくなる以外の理由は全て、「やっても気持ちよくないから」という極めてシンプルな理由に行き着きます。ではどうして気持ちよくないのかと言えば、お互い「気持ちよくなるための努力をしていない」からに他なりません。

ここで注意しなくてはならないのは、夜のコミュニケーションにおいては、男性側がすべき努力と、女性側がすべき努力には違いがある、ということです。

オーガズムへの達し方は男女間で異なる

基本的に男性のオーガズムは、物理的な刺激によってある程度までは高めることができます。ゼロでも良いとは言いませんが、心理的な満足度がそこまで高くなくても、夜の営みにはそれなりの満足度を得やすいのが男性なのです。つまり「テクニック」で賄える範囲が大きいのです。

しかし、女性は違います。女性のオーガズムは物理的な刺激よりも、心理的な満足度にかなり依存します。仮に同じように同じところを刺激したとしても、「相手をどう思っているのか?」によって、全く異なった感じ方になってしまうのです。

多くのセックスコミュニケーションにおいて、女性側に不満が残ることが多いのは、男性は自分が「刺激されれば気持ちいい」ので、女性にも同じようなことをしてしまうためなのです。

男性に何をしてもらえば二人の満足度が高められるのか?

では、女性は男性に何をリクエストすれば良いのでしょうか? それはとてもシンプルです。

「それは気持ちいい、もっとこうしたら私は気持ちよくなる」ということをはっきり伝えてあげることです。これをサボっているカップルがあまりに多いのです。

女性側がきちんと「これはOK、あれはNG」と言ってあげないと、男性側は改善しようにも、何が問題なのかどこを修正すればいいのか、どう検証すればいいのかがわからないのです。その結果、自分が是だと思う間違ったアプローチをひたすら続けてしまうわけですね。

そして女性側が気持ちよくなることは、男性側にも非常に大きなメリットを生みます。オーガズムは脳の「報酬系」というシステムと深く関係しており、相手が気持ちよくなっているのがわかるとこの「報酬系」が刺激されよりオーガズムに達しやすくなるのです。

まとめ

男性に気持ちよく夜の営みを上達してもらうためには、何がよくて何をすればもっとよくなるのか、それをはっきり言ってあげることが大事です。

そうすれば女性側は当然気持ちよくなれますし、それを見た男性はそれに喜びを感じて、もっと上手になろうと努めます。こうなれば正の循環が生まれ、夜のコミュニケーションがより深いものに変わっていくのです。

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