1.5次会

結婚式1.5次会の服装のポイント ~男女別・シーン別~

投稿日:2018年1月24日 更新日:

結婚式1.5次会の服装のポイントtop
1.5次会に招待された際に新郎新婦からドレスコードの指定がなく、平服で良いと言われた場合でも、一般的に言われているマナーを守っておきましょう。
思い出の写真としていつまでも残ることも考え、おしゃれに気を遣ってみませんか?

1.5次会での女性の服装

披露宴と二次会の中間となる1.5次会の服装は、フォーマルでなくても良く、しかしカジュアルすぎては良くないとされています。
華やかなお祝いの場にはやはり華やかな服装が一番ですが、自由なスタイルの1.5次会であっても注意すべき点やマナーもあります。
招待客の顔ぶれや会場によってカジュアル度が異なりますが、普段着ではなくフォーマルを意識したパーティードレスであることが多いです。

注意すべき点とは?

結婚式1.5次会の服装のポイント1
新婦が身に着けることの多い色である白色またはそれに近いベージュ色や薄いピンク色、また、喪服を連想させる黒一色の服装も避けるべきとされています。
二次会に近いカジュアルな1.5次会であっても、デニム生地などのカジュアルすぎる素材のものや、フォーマルに近い1.5次会であれば、露出が多すぎる服装も相応しくありません。

また、動物の毛皮や革が使われているものに関しては、殺生を連想させるとして避ける風潮があります。
これは風潮だけでなく、ファーなどの毛が飛んで料理や他の招待客へ迷惑をかけてしまう場合があるといった理由もあるため、避けた方が良いでしょう。

ドレスワンピースは1.5次会向き?

一口にドレスワンピースといっても様々なタイプがあり、色や素材も多種多様にあります。
ショールやカーディガン、ジャケットなども合わせやすく、安価のドレスワンピースも多く販売されています。
仲が良い友人なら、この日のために新調したこともすぐにわかってくれ、お祝いの気持ちに華を添えてくれるかもしれません。

一般的に挙式では肩が出るものや丈が短すぎるなど、露出が多いドレスは避けた方が良いとされていますが、1.5次会ではそれほど気に留めなくても良い場合もあります。
季節や会場によってはドレスワンピースだけでは肌寒い場合があるため、色や形以外も考慮しましょう。

パンツスタイルはあり?

基本的に正装と言えばスカートの方が女性らしくて良いとされていますが、自由度が高い1.5次会では、パンツスタイルを選んでも特に失礼にはならないため、個性的な雰囲気を出すことができるでしょう。
ただ、パンツスーツの場合は堅くなりすぎることがあるため、アクセサリーなどで華やかさを足すようにすると良いでしょう。
あくまでも祝いの席であることを忘れず、デニム生地などのカジュアルすぎる素材は避けます。

靴はどんなものが良い?

結婚式1.5次会の服装のポイント くつ
料理が立食式の場合もあるため、長時間立っていても疲れにくいものが一番ですが、正装とされるのはヒールがあるパンプスのため、低くてもヒールがあるものを選ぶと良いでしょう。
また、夏でもストッキングを着けて、つま先やかかとが見えるサンダルや素足は避けた方が無難です。
柄が入ったストッキングや暗い色のタイツなども、スタイルによってはそぐわないため、肌色のものを選びましょう。

バッグは大きすぎないものを

カジュアルな1.5次会であっても、大きすぎたり汚れていたりするバッグは良くありません。
荷物が多い場合は2つに分け、貴重品や身の回り品だけを小さなパーティーバッグなどに入れて持ち、大きいバッグをクロークやコインロッカーなどへ預けましょう。
料理が立食式の場合、手にバッグを持っていると不便になるため、チェーンなどで肩からかけられるタイプのバッグが便利です。

アクセサリーや小物は?

結婚式1.5次会の服装のポイント アクセサリー
主役となるのは新郎新婦のため、きらびやかすぎるアクセサリーや、弔辞用だと思っている人が多いブラックパールも避けた方が無難です。
花嫁を連想させるティアラや花冠も避けましょう。

結婚式でも招待客がよく身に着けるアクセサリーとして挙げられるのが、パールやダイヤです。
1.5次会が行われるのが昼か夜か、室内か屋外かによってもアクセサリーへ当たる光の印象も変わるため、雰囲気を考えて選びましょう。

1.5次会へ着ていく男性の服装とは?

結婚式1.5次会の服装のポイント 男性
披露宴に近い1.5次会であれば、披露宴と同等に礼服やブラックスーツが一般的で、ワイシャツやネクタイも白色ですが、ネクタイやポケットチーフなどに色を取り入れてもおしゃれになって良いでしょう。
二次会に近い1.5次会では、濃い色のスーツやジャケットが選ばれることが多く、ワイシャツもそれに合わせた色つきのもの、またはチェックなどの柄つきのものが着られています。
雰囲気によってはノーネクタイでも良いですが、男性は基本的にスーツにネクタイ着用が間違いありません。

注意点はある?

礼服を着る機会が少ない場合は、サイズが体型に合っているか、シワや汚れなどがないかを確認しておきましょう。
女性と同様に、新郎が身に着けることが多い白色やそれに近い色合いのスーツは避けた方が無難です。
また、華やかな席だからと言って、派手な色合いのスーツやシャツも好ましくありません。
ベルトやタイピンなども、ゴテゴテとしたような装飾であったり、ドクロなどの弔辞を連想させたりするアクセサリーも避けましょう。

どんなスーツが良い?

結婚式1.5次会の服装のポイント スーツ
まずは体型にあっているスーツであることが第一で、ブカブカするほど大きい場合は買い替えた方が良いでしょう。
披露宴などと同じく、礼服やブラックスーツが間違いないですが、今では披露宴でも黒色に近い色のスーツが着られることが多く、1.5次会でもネイビー色などの落ち着いた色が好まれています。

若い人ほどスリムなシルエットのスーツが多いですが、ブカブカでなければゆったりしたものでも問題はありません。
二次会に近いカジュアルな場合は、チェックなどの柄が入ったスーツでも、着る人の年齢によってはおしゃれになります。

ワイシャツ?ドレスシャツ?

礼服やブラックスーツに白いワイシャツと白いネクタイは、フォーマルな場では無難な服装ですが、若い人には少し堅すぎるかもしれません。
スーツに合わせて色入りのワイシャツや、ノーネクタイでも良い場合なら襟元にボタンダウンがあるドレスシャツも良いでしょう。
柄が入ったシャツにネクタイを着ける場合は、スーツも含めて全体的にみておかしくならないよう、色を合わせるようにしましょう。

靴も綺麗なものを

結婚式1.5次会の服装のポイント くつ
黒の革靴が一般的ですが、スーツに合わせて濃茶などの革靴も良いでしょう。
自分が気にならなくても、人からは足元がよく見えるため、あまりにかかとがすりへっていないかも確認しておきましょう。

立食形式の場合は立っている時間が多く、もし椅子が用意されていても、女性に譲る場面がほとんどのため、歩きやすくて疲れにくいことも大事です。
まずは綺麗によく磨き、履きなれていなければ数日履いて慣らしておくと良いでしょう。

バッグはいらない?

男性の場合、スーツやジャケットに多くのポケットがあるため、パーティー中にバッグを持つ人は少ないです。
もし荷物がある場合は、貴重品などだけを身に着け、バッグはクロークやコインロッカーへ預けましょう。
大型のカメラやビデオカメラを持つ場合は、専用の収納ケースごと持ち運び、着席式の場合は足元へ、立食式の場合は肩掛けするなどして、テーブルへ置かなくても良い配慮をすると雰囲気もカメラも壊さず済むでしょう。

アクセサリーなどの小物はいる?

結婚式1.5次会の服装のポイント シャツ
タイピンやカフスボタン、ベルトはシンプルなものが好ましく、ポケットチーフも色合いによっては華やかさを演出できます。
ポケットチーフはなくてもおかしくはありませんが、堅くなりがちな男性のスーツにはパーティーらしさをワンポイントで足してくれるとても良い小物です。
スーツとワイシャツの色合いを考え、全体的に見ておかしくないものを用意すると良いでしょう。
気温や室温によっては上着を脱ぐ場面があるため、タイピンなどは隠れて見えないだろうと高をくくらず、用意するようにしましょう。

『フォーマル』な1.5次会での服装

結婚式1.5次会の服装のポイント フォーマル
両親や親族だけでなく、それぞれの上司や恩師など、友人以外にも目上の人が招待客に含まれていて、レストランやホテルなどの着席式の会場で行われるものがフォーマルよりの1.5次会とされます。
どちらかというと挙式や披露宴に近く、料理もコース料理であることが多いスタイルの1.5次会です。

フォーマルな1.5次会の女性のコーディネイトとは?

目上の人が招待客にいたり、会場の格式が高かったりする場合は、披露宴とほとんど変わらない正装を心掛けましょう。
堅くなりすぎる場合は、髪型やアクセサリーなどの小物でカジュアルさを少し持たせる程度に抑えた方が良いでしょう。
1.5次会とはいえ、あまりカジュアルすぎては会場の雰囲気にそぐわず、浮いてしまう可能性があります。

フォーマルな1.5次会の男性のコーディネイトとは?

男性は礼服やブラックスーツにネクタイを着用すると良いでしょう。
披露宴とは違い、ワイシャツやネクタイが白色でなくても、スーツに合っていて派手でなければ、失礼にはならないようです。
ただし、黒色やそれに近い色合いのネクタイは弔辞を思わせるため、避けましょう。

『セミフォーマル』な1.5次会での服装

結婚式1.5次会の服装のポイント セミフォーマル
明確な線引きはありませんが、披露宴よりはくだけていても二次会よりは改まった雰囲気で、レストランやホテルなどで行われるものがおおむねセミフォーマルな1.5次会といえます。
料理は会場や主催の意向で着席式や立食式のどちらとも可能性がありますが、パーティーであるため、フォーマルが基軸になります。
入学式や卒業式で親が身に着けているような服装、と言われるとイメージしやすいでしょう。

セミフォーマルな1.5次会の女性のコーディネイトとは?

準礼装という通り、フォーマルを少しカジュアルにしたものがセミフォーマルですが、フォーマルとあまり変わりはありません。
スカート丈はひざより下のセミロングが多く、袖がない場合はジャケットやショール、カーディガンなどを羽織ります。
ドレスの色は、落ち着いた色合いのネイビー色やグリーン色などが多く見受けられます。

入学式や卒業式で親が身に着けるセレモニースーツもセミフォーマルのため、数あるドレスのタイプでも、身近でよく目にすることが多いでしょう。

セミフォーマルな1.5次会の男性のコーディネイトとは?

スーツにネクタイというフォーマルのスタイルはもちろん、ジャケットとパンツのスタイルもセミフォーマルでは良いとされています。
色やインナーなども自由度が格段に上がり、スーツの素材も光沢がないウールも取り入れられるようになります。
招待客の顔ぶれによってどの程度カジュアル感を出して良いかは変わりますが、セミフォーマルの場へフォーマルスタイルできっちり堅くしすぎると、逆に雰囲気にそぐわなくなってしまいます。
シャツに色や柄を取り入れたり、ニットやカーディガンなどを足したりしてみると良いようです。

『カジュアル』な1.5次会とは?

結婚式1.5次会の服装のポイント カジュアル
友人や知人、会社の同僚などを招待し、アットホームな雰囲気で行われるのがカジュアルな1.5次会です。
どちらかといえば二次会に近く、料理が立食式で提供され、自由に動き回ることができる会場で行われることが多いスタイルです。

カジュアルな1.5次会の女性のコーディネイトとは?

アットホームな雰囲気であるため、パンツスーツや柄が入ったワンピースなどもよく着られています。
また、丈の短いドレスや、オフィスカジュアルに近いジャケットを取り入れた服装など、会場の雰囲気によって様々です。
ただし、カジュアルであってもデニムにTシャツといったような普段着は相応しくありません。

カジュアルな1.5次会の男性のコーディネイトとは?

ネクタイはなくても良く、スーツまたはジャケットを着用し、柄入りのシャツや、シャツにあったニットも良いでしょう。
落ち着いた色合いの柄が入ったパンツにジャケットを組み合わせるなどスタイルも様々で、逆に自由度が高い分、一番コーディネイトが難しいとも言えます。
カジュアルであってもスニーカーやブーツは避け、革靴やドレスシューズなど、パーティーを意識したおしゃれをしましょう。

1.5次会の服装選びで一番に確認したいこととは?

服装選びの前にまず確認したいのは、1.5次会がどの会場でどのような人達と行われるかという点です。
主催の新郎新婦に聞いてみるのが一番ですが、会場の雰囲気はインターネットなどで調べることができます。
ほとんどの会場が写真で紹介されていますが、それでも雰囲気がわからなければ、友人と相談しても良いでしょう。

服装は自分をおしゃれに見せるだけでなく、招待してくれた相手に気持ちを伝える礼儀でもあります。
新郎新婦を祝う気持ちを第一に、より楽しく過ごせるような服装が選べると良いですね。

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