夫の仕事の都合で何年かおきには引っ越しをしなければいけないと言う、いわゆる「転勤族」。
結婚相手を選ぶときに仕事で選んでいるという人は少ないので、結婚を機に夫の転勤についていくようになるという人も多いもの。
自分は仕事を辞めなければいけないなど、転勤族の妻だからこそ考えなければいけないことはたくさんあります。
筆者も何度も転勤を繰り返していた「元転勤族」です。
自分の仕事のこと、子どもの保育園のことが引っ越しの度に頭を悩ませていました。
ただ毎回引っ越しに憂鬱になるよりも、せっかくであれば前向きに過ごす方が楽しいはずです。
そこで今回は結婚後に転勤族になることがわかっている人に、妻として持っておきたい心得をご紹介します!
職探しをするときは転職を前提に考えよう
転勤族になることで、女性にとっての悩みの一つが仕事です。
これまでは転勤族の妻は専業主婦という人も多かったようですが、最近では仕事をしたいと考える女性も多くなり、積極的に仕事を探す女性が増えています。
ただ夫の転勤のタイミングで今まで勤めてきた会社を退職し、新しい場所でいざ職探し!と言ってもまた転勤することが前提にあるため、長期の仕事がなかなか見つからない……という現状も。
転勤族でも仕事を続けたいと思う人は、仕事を探すときに転勤しても続けられる仕事を探すのが一番です。
例えば、携帯ショップなどは全国的にも店舗があるので転勤に合わせて違う店舗に異動ということが可能なようです。
他にも資格を取ることでどこに行っても仕事が見つけやすくなるという場合もあります。
転勤族だから仕事がしづらい……と考えるよりも転勤族でもできる仕事を探してみることで新しい世界が見えるかもしれません。
新しい土地を楽しむ気持ちで気楽に
やっと慣れてきて友人も出来た頃に転勤……なんてことも転勤族には日常茶飯事です。
自分が知っている土地であれば良いですが、全く知らない場所に行くというのはやはり不安に感じることも多いもの。
ただかと言って家に引き籠っていてはもったいないので、転勤を良い機会に色々な場所を知れると思ってその土地を楽しむことをおすすめします。
筆者も最初の頃は「もう引っ越しか……」なんて憂鬱な気持ちになったこともありましたが(笑)、せっかくであれば引っ越したからこそ行ける場所に行ってみようと思うことで、家族のお出かけも楽しくなりました。
今となってはあそこも行っておけば良かったなんて思いますね!
どこの場所にも観光名所はあるものですので、まずは観光名所から行ってみてはいかがでしょうか?
孤独感を感じたときはSNSや地域のコミュニティを利用
おそらく転勤族の妻のほとんどの人が感じるのが「孤独感」です。
自分自身も仕事をしていればまだ良いのかもしれませんが、そうでない場合は引っ越したばかりだと周りに知り合いもいなく、一人で一日を過ごすということもよくあります。
実は転勤族の妻にとって一番つらいのがこの「孤独感」なのです。
夫は仕事で色々な人と接したり、好きなときに飲みに行けるのに自分にはその相手がいない。夫以外の人と会話をしていない。そんな状況が続くとやはりきつくなってくるもの。
少しでも孤独を感じることがある人は、SNSや地域のコミュニティを使ってまず人と接する時間を作ってみましょう!
1人でもやもやと考えていて前向きになることはなかなかありません(笑)
人と話すことで気が紛れたり、余計なことを考えることも減るのでまずは人と交流する機会を自ら作ることが大切です。
子育て中のママも近くの支援センターなど一度足を運んでみることで、近所の人に色々聞けるかもしれませんよ。
夫が転勤するというのはわかっていても、やはり転勤で新しい場所に行くというのは少なからずストレスを感じるものです。
「なんで夫のために、私が仕事もやめて我慢しなければいけないんだろう……」なんてモヤモヤしないためにも肩の力を抜いて考えてみてください。
転勤族だからこそ、普段は行けないようば場所に行けたり全国に友達ができると思って楽しめることを願っています。