みなさん、日々必ず行う習慣はありますか。トイレ、歯磨き、女性の方であれば、化粧も該当してくるでしょうか。コミュニケーションもその中にはいってきませんか。
生活する中で、コミュニケーションは必要不可欠ですよね。たまに雑誌などで、新入社員に求めるスキルランキングが発表されていますが、毎回、1位は、「コミュニケーションが円滑にとれる」となっています。このランキングからもわかるようにコミュニケーションスキルで人生が左右するといっても過言ではない時代なのです。ただ、インターネットの普及により、直接的なコミュニケーションの機会が減ったのことが原因なのか、不安を抱える人も少なくありません。
今回は、コミュニケーションの中でも伝え方についてのテクニックをご紹介します。このテクニックを身につければ、印象が変わるだけではなくて、あなたの味方になってくれる人も増えるかもしれませんよ。
印象が大幅に変わる秘密のテクニック【伝え方編】
まずは、大事な3つの要素をご紹介します。この3つですが、順番は決まっていません。伝える際に、3つ含んでいれば、問題ないです。
感情を伝える
相手に対して、思っている素直な感情を吐露しましょう。ここは、包み隠して伝えないほうがいいでしょう。この感情をストレートに伝えることで、相手もその感情が本当なんだと思えますし、向き合おうと考えてくれるでしょう。ここで包み隠した感情を伝えてしまうと、本当に伝えたい核の気持ちが理解してもらえなくなってしまいます。
状況を伝える
状況を相手に伝えましょう。上記の感情が湧き出てきた理由とも言い換えれるかもしれません。感情だけ伝えても、相手は「なんで?」となりますよね。なので、この「なんで?」を解消するために状況説明をします。
期待と欲求を伝える
最後は、期待と欲求です。これは、相手に何かをしてほしいときに、使います。この期待と欲求ですが、「感情を伝える」と「自分の状況を伝える」とセットにして伝える必要があります。これ単体にしてしまうと、自分よがりの自己中心的な人間だと思われてしまいます。
実際の例
実際の例をみてみましょう。
帰宅が遅い娘に
「最近ゆっくり話す時間がないし(あなたの状況)、夜も遅いから本当に心配してるの(感情)。家族なんだし、たまにでいいから、話ができると嬉しい。(期待・欲求)
挨拶がきちんとできていない部下に
挨拶の声が小さいかもしれないね。お前には、今後も期待してるから言うんだけど、人間ってどうしても第一印象で判断されちゃうことが多いから、挨拶で損してほしくないんだ(感情)。だから、今より少しだけ大きな声で挨拶してくれたら嬉しいな(期待・欲求)。
例を参考に3つの要素を上手く使いこなそう
ここまで、モテ度がぐんっと変わる秘密のテクニック【伝え方編】をご紹介してきましたが、いかがでしたか。上記の2つの例ですが、3つの要素が含まれていますよね。どれか1つでも欠けてしまうとどうでしょうか。怒っているようにしか聞こえなくなりますよね。なので、どの要素も非常に大事になってくるのです。
これを上手く使いこなせば、相手にあなたの為に本気で言っているだ! という思いが伝わるはずです。是非、上手く使いこなして、モテモテになってください。
【参考書籍】
本記事で紹介させていただいた内容は、心理コンサルタント林恭弘さん執筆の『読むだけで人生が変わる!世界一やさしい人間関係の教科書』