でき婚の結婚式事情 挙式の時期や費用の目安とは

できちゃった結婚をする場合、一番大切にしたいのは新婦の体調です。
「結婚式はしたいのだけれど、どうすればいい？」そんなカップルのために、今回はでき婚の結婚式事情について、ご紹介します。

でき婚で挙式をするとしたらいつの時期？

結婚式は、今このご時世いつでもすることが可能です。
「妊娠してしまったから、なんとか出産前に！」という考え方は、必須ではありません。

最優先すべきは、新婦の体調です。
妊娠初期は不安定ですし、つわりもあります。
結婚式は、健康な状態であっても準備が大変で、かなりハードなスケジュールとなりがち。

それなのに、赤ちゃんがおなかにいる状態で、そのようなスケジュールをこなしていては、赤ちゃんに影響が出かねません。
「結婚式はこの際、出産を無事に終えた後に赤ちゃんのお披露目もかねて行う」というのも、良いでしょう。

出産前に行うなら、妊娠初期

妊娠初期に結婚式を行うカップルも、いらっしゃいます。
新婦の体調が安定していること、さまざまな理由で出産後の結婚式は難しい状態である場合などに、妊娠がわかってすぐに準備をはじめ、早々に挙式をするというのも一つの選択肢です。

最近は、申込みから挙式まで最短数週間でできるプランなどもあり、そういったプランを上手に活用すれば、短期間で準備を整えて挙式することも可能でしょう。
ただ、大勢を招いての挙式というのは、スケジュールがタイトすぎるため、現実的に難しいといったデメリットも。
ごく親しい友人や親族のみを招いて行うパターンが多いようです。

一番多いのは安定期での挙式

妊娠5か月を過ぎると、安定期に入ります。
でき婚の場合、この時期に結婚式を挙げるカップルが大多数を占めます。

体調的にも落ち着き、準備期間も多少あり、おなかもまだ目立つほどではないためドレスのデザインも選ぶことができる――出産前に挙式したい場合は、この時期が一番無難ということができるでしょう。
ただ、つわりが落ち着くと同時に、胃が圧迫されたり、浮腫みがでる方もいらっしゃいます。
そういったデメリットがある可能性も十分視野に入れた上で、準備を進めましょう。

妊娠後期にまったり婚をする方も

最近では、マタニティフォトなども人気なことからわかるように、あえて「おなかに赤ちゃんがいる状態」のウエディングドレス姿を記念として残したいと考えるカップルもいます。
また、大きなおなかでたくさんの友人に祝福される結婚式は、記憶に残るものになると考える方も。

ただ、後期に行う場合は、やはり新婦に負担となります。
新婦への負担を考え、演出を盛り沢山にするよりは、ゆったりとしたペースで進行する披露宴を考えなくてはいけないというデメリットもあることを、理解しておきましょう。

でき婚におすすめの結婚式プラン

できちゃった結婚のために用意されているプランで、人気のものをご紹介しましょう。

家族挙式

ひとつめは、家族挙式です。
家族だけを招いて挙式をし、食事会を行うというシンプルなもの。
準備期間も短くて済み、費用面も10万円程度からプランがあるため、とても良心的なものとなっています。

できちゃった結婚専門のブライダルサロンのプラン

こちらは、通常の結婚式と大きく変わりなく開催するものですが、基本的なプランが決まっているので「とにかく手間を減らしたい！」というカップルにおすすめ。
そのままプラン通りに挙式をすれば、準備期間もかなりコンパクトに済ませることができます。

「やっぱりいろいろこだわりたい！」という場合も、オプションなどで追加することはできますから、お二人の状況に合わせて結婚式を作っていくことが可能です。
こちらの費用は大体30万円位からとなっています。

「でき婚」を祝福してもらうために！

「でき婚は周囲に歓迎されないのでは？」と不安に感じるカップルもいらっしゃいますが、そんなことはありません！
大切な友人が、結婚と妊娠ダブルにハッピーなことを迎えるでき婚は、通常の結婚以上に喜んでくれる友人もたくさんいるはずです。

ただ、本人たちが浮かれすぎていると「計画的に行動しないから、でき婚になっちゃったのね」という目で見られることもありますから、やはり周囲への配慮は必要です。

妊娠、出産、結婚と、人生における大切なイベントが目白押しとなる「でき婚」。
その一つひとつをしっかりと楽しめるように、準備を進めたいですよね。
そんな時、式場やサロンで用意されているでき婚の方の特別プランは、心強い味方。
ぜひ、比較検討してみてください。