前撮りは「別撮り」とも言い、結婚式とは別の日に新郎新婦が写真撮影を行うことを言います。
一方で、結婚式が終わってから行う別撮りを後撮りと言います。
前撮りではウェディングドレスや和装などお好みのものを着用し、スタジオ撮影や屋外でのロケーション撮影に臨みます。
結婚式を挙げるカップルの多くが採用し、結婚シーンの定番イベントともなりつつ前撮り。
前撮りをするかどうかは、新郎新婦の希望次第です。
では、前撮りをするにあたってどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は結婚式を控え、前撮りをするべきか悩むふたりに向けて、前撮りの種類やメリット、デメリットなど詳しくご紹介します。
「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」とは?
結婚式の前撮りには、七五三や成人式などの前撮りと同じく「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2パターンがあります。
屋内の写真スタジオなどでポージングを取りながら写真撮影を行うスタジオ撮影に対し、ロケーション撮影では庭園や海辺、神社といった屋外の撮影スポットを利用して撮影します。
スタジオ撮影最大のメリットは、一日を通して天候や時間に左右されず、ふたりのペースで撮影に臨むことができる点です。
一方のロケーション撮影では、撮影場所を自由に選ぶことで結婚式とは趣の違う写真を残すことができるなど、それぞれにメリットがあります。
特にロケーション撮影では、自然の美しさを活かした定番の撮影スポットのほか、学校や職場といったふたりの思い出の場所や、そのまま旅行に繰り出せる観光地など、撮影スポットの選択肢が幅広いのも人気のポイント。
美しくライトアップされた夜の東京タワーや東京駅など、同じ撮影スポットでも時間帯によって違った表情が楽しめるのもロケーション撮影ならではの魅力です。