少人数結婚式の自己負担額はどのくらい？カンタンにできる見積もり方

少人数結婚式は通常の結婚式よりも価格が安くなります。しかしゲストが少ない分、もらえるご祝儀が減ってしまうのも事実。

実際にどのくらいお金がかかるのか新郎新婦が払う自己負担額が気になりますよね。

今回は少人数結婚式の自己負担がどのくらいになるか、カンタンな見積もり方法をご紹介します。

少人数結婚式の費用はどのくらい？

少人数結婚式（ゲスト人数10人～30人）の費用は50万～150万くらいが相場。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ」によると、一般的な結婚式（ゲスト60人程度）の費用平均が362.3万円なのでそれに比べてだいぶ安く済みます。

会場費や衣装代などはゲスト人数に関係なく費用ががかかりますが、食事代や引出物などゲストの人数分だけかかるものが減るため、費用が抑えられるのです。

少人数結婚式の自己負担額の見積もり方

結婚式費用の自己負担額は、総費用額からご祝儀を引いた額になります。

親からの援助金がある場合は、ここからさらに自己負担額が減ります。

ご祝儀の見積もり方

では、ご祝儀のだいたいの額を見積もってみましょう。

ご祝儀は「3.3万円×人数」で計算できるといわれています。

30人でも意外ともらえますよね。

それでは、新郎新婦が払うことになる自己負担額を計算してみましょう

ゲスト30人の場合の自己負担額

上記の計算だと、30人の結婚式の自己負担額は51万円。

さらに、親からの援助金がある場合、額によっては自己負担無しで結婚式を挙げられます。

結婚式の自己負担額の平均が154.6万円（ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ）なので、それに比べて少人数結婚式の自己負担額はかなり安くなることがわかりました。

少人数でもご祝儀はもらえる？

ご祝儀は結婚式を挙げるにあたり、大切な収入になります。

注意が必要なのは、ご祝儀をもらえる結婚式を挙げる事です。

小規模であっても、挙式＋披露宴という一般的な結婚式の内容で、コース料理と引出物を出すならご祝儀をもらえると考えていいでしょう。

会費制の平均は1万5千円

挙式だけや、挙式＋食事会の場合は、一般的にはご祝儀は頂かず指定した会費をいただく場合が多いです。会費は平均1万5千円とご祝儀に比べて安い金額になってしまうので注意してください。

親からの援助金

また、親からの援助金があるかないかも資金に大きな影響を与えます。

親・親族からの援助金の平均は、172.1万円（ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ）。

少人数の結婚式なら、場合によっては親からの援助金だけで結婚式を挙げることもできます。

結婚式場を決めるまえに、親御さんに援助金をもらえるかどうか聞いてみましょう。

自己負担額を増やさないコツ

安く挙げられる少人数結婚式ですが、グレードアップすれば金額はあっという間に跳ね上がってしまいます。少人数結婚式ならではの良さを理解して余計な自己負担額を増やさないコツをご紹介します。

少人数結婚式の魅力を理解する

家族や親族、親しい友人だけの少人数結婚式は、何といってもアットホームな雰囲気が魅力です。

少人数の結婚式では、ドレスや装花にお金をかけて見た目を豪華にするよりも、ゲスト一人ひとりにメッセージを書いたり、親御さんに感謝を伝えるセレモニーをした方が少人数ならではのアットホームで感動的な結婚式になるでしょう。

むやみにグレードアップしない

式場のプランナーは少しでも売り上げ単価を上げたいので、「一生に一度ですから」と言ってグレードアップを勧めてきます。

料理やドレスなど勧められるがままグレードアップしてしまうと、費用を抑えられる少人数結婚式のはずが大人数の結婚式と変わらない金額になってしまいかねません。

グレードアップしたい場合は、ドレスだけ、料理だけなどこだわりたい部分だけにして、それ以外はプラン内で収めるように気を付けましょう。

持ち込み料に注意

節約のため、ペーパーアイテムやドレスなどを持ち込みしたいと考えているなら、必ず事前に「持ち込み料」を確認しましょう。

アイテム費用の他に数万円の持ち込み料を式場に払うことになり、逆に費用が増えてしまう可能性もあります。

最後に

少人数結婚式の自己負担額の見積もり方をご紹介しました。

式場によって費用は異なりますが、大人数の結婚式よりもかなり費用をおさえられます。

余計な費用をかけずに、お二人の気持ちがゲストに伝えわるようなアットホームで素敵な結婚式になるといいですね。