前撮りのデメリットとは?
メリットばかり紹介してきましたが、前撮りにはこんなデメリットも。
1.費用面での負担が大きい
前撮りを利用する場合の相場は、平均して10万円前後。着用する衣装やスタジオ背景を増やすなどのオプションを加えれば、さらに金額がアップすることも。そのため結婚式という大きなイベントを控えたふたりにとって、前撮りの費用は大きな負担となる場合があります。
ただし、着用する衣装の数や種類、利用する写真スタジオなどによっては5万円ほどに抑えられるケースもあります。撮影日に土日祝日を選ぶと1万円程度の追加料金がかかる場合もあるため、平日に前撮りを行うことで負担を少なくできる可能性も。また、衣装の数は一着にしてロケーションをこだわるなど、優先順位を決めて重視したいポイントを明確にするのもコストの削減につながります。
2.スケジュール調整が難しい場合も
特にロケーション撮影の場合、天候などで撮影が行えないケースも少なくありません。その場合は撮影が延期になるなど、結婚式準備のスケジュールに影響を及ぼすことも。ただでさえ忙しい期間だからこそ、無理なスケジューリングは絶対に避けたいところです。
余裕を持って撮影日を設定するのはもちろん、あらかじめスタジオ撮影とセットのプランを選んでおいたり、スケジュール的な余裕がない場合はスタジオ撮影のみにしたりと、結婚式本番に響かないようにスケジュールを組みましょう。
最近は前撮りする派が主流?
ゆっくりと落ち着いて写真が撮れる前撮りは、費用面などのデメリットを加味しても、結婚式を控えるふたりにとってメリットの大きいイベント。
2018年10月にゼクシィが発表した「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、全国推計値で64.3%ものカップルが前撮りや後撮りなどの別撮りを行っていることがわかりました。前年の63.7%という結果から見ても微増傾向にあり、前撮りを行うカップルが主流となりつつあることがわかります。
回答割合が高かった実施理由は次の通りです。
1.当日と違う衣裳が着られる 59.6%
2.和装で撮りたかった 54.1%
3.当日ウエルカムボードとして使うため 38.8%
4.挙式、披露宴・披露パーティ以外で撮りたいシーンがあった 38.6%
5.ゆっくり時間をかけて撮りたかった 40.8%
(値:全国推計値/参考:「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」http://bridal-souken.net/data/trend2018/XY_MT18_report_06shutoken.pdf)
まとめ
結婚式の前撮りについて、メリットとデメリットをご紹介しました。
じっくりふたりらしく、納得のいくスタイルで写真撮影を楽しめる前撮り。こだわり派のふたりはもちろん、工夫次第ではコスパ重視でシンプル志向のふたりにもおすすめしたいイベントです。
人生最大の大舞台と言っても過言ではない結婚式。ぜひ心ゆくまで楽しんでくださいね♡