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結婚式に参列する男性へ!マナーを守った服装を教えます

投稿日:2016年12月30日 更新日:

結婚式に呼ばれた!何を着ればいいか分からない!

友人・知人の結婚式に呼ばれた!嬉しい気持ちでいっぱい!でも、何を着ていけばいいのかわからない!そんな人、特に結婚式に出席した経験が少ない若い方の中には大勢いるのではないでしょうか?

男性は、スーツを着てネクタイを締めていく、ということくらいは何となく分かっていても、「リクルートスーツでもOK?」「ネクタイの色は何色が正解なの?」と次々と疑問点が浮かんできます。実際に式に行ったときに「何か周りと全然違うぞ…」と焦ることのないように、事前に確認をしておきましょう。

基本の「スーツ」。何かマナーはあるの?

冠婚葬祭で着る服には「正装」「準礼装」「略礼装」の3種類があります。これはフォーマルな服装の"格"を表しており、最も格が高い服装が「正装」です。結婚式に出席する男性は「準礼装」を着ていくのが一般的とされています。ちなみに招待状に「平服でお越しください」と書かれていたら「略礼服」で行くことを指します。間違っても「普段着でお越しください」と勘違いしないようにしてください。

以前は、結婚式・披露宴における男性の服装は黒のスーツが主流でした。しかし、最近では若い人を中心にスーツでオシャレを楽しむ人が増えてきています。若者に人気なのがチャコールグレーやネイビーのスーツです。しかし主役よりも目立ってしまう可能性があるので、明る過ぎる色は避けるようにしましょう。無難にいきたい人は黒のスーツを選ぶといいです。

スーツの柄は無地が基本。目立たない程度のうっすらとしたストライプまではOKです。はっきりとしたストライプやチェック柄などは、カジュアル過ぎるので避けるようにしましょう。

形に関しては、以前はダブルスーツが主流だったのですが、現在は主に年配の方に多く着用されています。20~30代の若い世代の方は、ボタンの並びが一列のシングルスーツを選ぶことをオススメします。

「ワイシャツ」はどう選べばいい?

結婚式のワイシャツの一般的なスタイルは「白の無地」「襟はレギュラー」です。結婚式は、新郎新婦との関係性で着用するべき服装が決まる部分もあるので、分からない人は白無地を着ていけば間違いはないでしょう。

カラーシャツは二次会などの、カジュアルな席で着るべきです。もしも色で個性を出したいのであれば、「サックスブルー」のワイシャツを着るようにしましょう。

自由度が高い「ネクタイ」はどうすればいい?

結婚式に参加する時のネクタイと言えば「白」のイメージがありますよね。それが基本になるのですが、「白でなくてはいけない」ということはなくなってきているようです。

特に最近白いネクタイを着用しているのは、ご年配の方が多いです。若い世代の方たちは、フォーマル仕様のカラーネクタイを着用する人が増えています。

ご存知かと思いますが、黒のネクタイは基本的にNGです。喪服を連想させるので、縁起が悪くなります。祝いの席なので、真っ黒ではなくても、黒ベースのものは避けた方が無難です。

最近の人気は、シルク素材や光沢感のあるもの。高級感があり、祝いの席にふさわしいネクタイと言えます。カラーはシルバーやライトグレーが人気。ピンクやライトブルーなど、白に近い色のネクタイも明るい印象を与えます。優しい印象のパステルカラーは結婚式向きの色です。

柄に関しては、ストライプ、ドット、チェックなどネクタイの定番柄であれば問題ありません。あまりにも奇抜な柄やアニマル柄は避けた方がいいとされています。特にアニマル柄は、結婚式にふさわしくない"殺生"を連想させます。

オシャレに決めたい人はフォーマルスーツに「アスコットタイ」というスタイルがオススメ。通常のネクタイより幅が広い「アスコットタイ」は、より華やかな印象を与えます。

オシャレの基本は足元から。「靴」について

スーツ・シャツ・ネクタイとバッチリ決めて、油断してはいけません。フォーマルな席では、靴選びにもポイントがあります。

一般的に言われているフォーマルな靴のスタイルは「黒色」「紐靴」「内羽根式」「ストレートチップ」の革靴です。

「内羽根式」とは、靴紐を通す穴の部分が一体化しているもの。「ストレートチップ」とは、つま先の切り替え部分が直線になっているものです。

例えば、スピーチを頼まれていたり、親族の結婚式に参加する時などは、「ストレートチップ」を選んだ方が無難です。レストランウェディングなどのカジュアルな結婚式や二次会の席では、そこまで気にする必要はないでしょう。

結婚式にふさわしくない靴は「カジュアル過ぎる靴」です。例えば、ブーツ、スニーカー、ローファーなどは避けるようにしましょう。また動物の毛皮や爬虫類、スウェード素材の靴などもNGです。

最後のチェック!「バッグ」「靴下」など

バッグ

女性と違って、男性は結婚式でバッグを持って行かない人も多いです。当然ですが、リュックや通勤用のビジネスバッグを持って行くのはNGです。男性がバッグを持参する場合は、小さいクラッチバッグが最適です。

靴下

男性ゲストが結婚式で履いていく靴下は基本的に黒色です。白色の靴下はNGです。くるぶし丈の靴下やカバーソックスは、座った時に素肌が見えることがあるので、こちらもあまり良くありません。ストライプ柄の靴下は一般的に、モーニングコートを着用する新郎・新婦が履くものです。靴下に関しては黒の無地を履いていきましょう。

ベルト

スーツに隠れてしまうので、あまり気にしないかもしれませんが、ベルトにも気を使うようにしましょう。基本は黒の革製ベルト。バックルが大きい、または派手なものは避けましょう。細めのものを選ぶと、よりスマートに見えます。

アクセサリー

男性が指輪やピアスなどのアクセサリーをつけていくのは、あまり良いイメージを持たれません。どうしても必要なものでなければ、取っていくようにしましょう。ただし、結婚指輪はつけていっても問題ありません。オシャレをしたい人は、ネクタイピンやカフスボタンをつけていくようにしましょう。ワンポイントあるだけで一気に見た目が華やかになり、オシャレ上級者に見られます。ポケットチーフを入れていくのもいいですね。

男性ゲストの服装のまとめ

結婚式に男性ゲストが着ていくべき服装について、少しはお分かりいただけたでしょうか?

若い方が、一般的なゲストで呼ばれた場合は

シングルのブラックスーツ

白無地のワイシャツ

シルバーなど光沢感のある素材のネクタイ

黒・紐靴・ストレートチップの革靴

これを守れば間違いはないでしょう。結婚式に参加することが初めてでよく分からないという人は、ぜひ参考にしてください。

もしもオシャレをしたい方は、これをベースにして、ワンポイントで変化を加えると良いです。ゲストの服装は「新郎新婦や主賓より目立たないようにすること」を基本的な考えとして持っておきましょう。

また、特に男性は新郎・新婦との関係性によっても、服装を変えていく必要があります。例えば、主賓や会社の上司として呼ばれた場合には「ディレクターズスーツ」、友人・知人として呼ばれた場合には、「ブラックスーツ」や「ダークスーツ」というように考慮できるといいですね。

リクルートスーツを着て参加しても問題はないですが、見た目やシルエットが少しチープに見えることがあるので、社会人になったら結婚式で着られるようなスーツを一つ持っておくといいでしょう。

マナーを守りつつ、自分なりの個性を出して、結婚式の服装を選んでください。

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