古くからの習わしで、再婚の結婚式では真っ白いウェディングドレスの着用は避けるべきと言われているのをご存知ですか?
今回は、ウェディングドレスに込められた意味と、再婚時は本当に避けるべきなのか調べてみます。
純白のウェディングドレスに込められた意味
19世紀、イギリスのヴィクトリア女王が白いウェディングドレスを着て結婚式をしたことが起源とされる、純白のウェディングドレス。
白という色には「清楚」「純粋」「純潔」という意味もあり、花嫁衣装としてはぴったりだとされ、今や定番となりました。
純白のウェディングドレスには「私は汚れなき、清らかな身体です」という新婦の心が表されていました。
ですから、一度家庭を築いた経験がある場合には、適切ではないと判断され、純白のウェディングドレスは避けるべきではないかと考えられていたのです。
もう一度「真っ白」な自分で新しいスタートを
しかし、近年は離婚率、再婚率ともに昔と比べて増加傾向にあり、「再婚」は今では決して特別なことではない時代となりました。
このような時代背景のもと、以前と比べて古くからの習わしに捉われない、自由な挙式スタイルが浸透しつつあります。
そして、再婚でのウェディングドレス着用はNGという意識も薄らいできているのです。
ウェディングドレスはやっぱり「白」がいい!
「白」という色には、もう一つ別な意味があります。
それは「まっさらな状態にリセットする」というもの。
二度目の結婚だからこそ、まっさらな自分に戻って、またゼロから新しい家庭を築いていきたい――そんな決意があるならば、純白のウェディングドレスを着ても何の問題もないのではないでしょうか。
二度目の結婚であることが理由で、周りの目を気にしすぎて、自分の思い描く結婚式ができないなんてことがないように、よく二人で相談してみてください。
「再婚」だからこそ真っ白な、新たな気持ちで新生活をスタートさせたいという気持ちは、大切にしたいもの。
二人の新しい門出である結婚式を、自分たちらしく、幸せと笑顔に満ちたものにできるといいですね。