結婚を決めたら、まずはお互いの実家へ訪問して挨拶をした後、両家の顔合わせを考えると思います。
初めてお互いの家族が顔を合わせるので、本人たちだけではなく両親も緊張していると思います。
緊張してしまい失敗してしまう心配がある人は、これから紹介する両家顔合わせ食事会のマナーをチェックしておいてくださいね。
両家顔合わせ食事会のマナー
席順
席は入り口側が「下座」で奥が「上座」になります。
入り口に近い方に女性の家族、入り口から遠い方に男性の家族が座ります。
奥の上座に両家の父親が座り、その横に母親、そして、入り口の下座に婚約者の2人が座ります。
兄弟姉妹や祖父母が参加する場合
婚約者の兄弟姉妹や祖父母が参加する場合は、婚約者と母親の間に座る場合と下座に座る場合があります。
母親と婚約者の間に座ってしまうと話す時に会話がしづらいと言う点から、兄弟姉妹や祖父母は下座に座る場合が多いようです。
各家庭で違うので、相談して決めるようにしましょう。
顔合わせ食事会のマナー
両家が初めて顔を合わせる場所なので、最低限の食事マナーは心得ておくようにしましょう。
食事会の会場によってテーブルマナーは変わってきますが、テーブルマナーに関しては勉強したり、ナイフ&フォークを使用しない会場を選ぶことで回避できます。
しかし、食事マナーは日頃の食事の仕方がそのまま出てしまう恐れがあるので、注意するようにしましょう。
お箸の使い方
お箸の使い方1つで食事のマナーは良くも悪くもなります。
お箸は使わない時は「箸置きに置く」、料理の上で箸を動かす「迷い箸」はNG、大皿から取る時は「自分の箸で取らない」などがあるので、注意するようにしましょう。
食べ物が口に入っている時は話さない
口に物が入っているのに会話するのは、相手にとって失礼にあたります。
飲み込んでから話すようにしましょう。
早食いしない
会食というのは、会話を楽しみながら食事をすることです。
自分だけ食べるペースが早くなってしまうと、周りに気を使わせてしまいます。
食事のペースを周りと合わせるようにしましょう。
食事マナーは意外と目についてしまうものです。
雰囲気が悪くならないように、最低限上記のようなことはしないように心掛けてください。
会話
両家顔合わせでは、両親が初めて顔を合わす場合が多いので、会話に困ってしまう場合も多いです。
そんな時にどんな会話がふさわしく、また、どんな会話がマナー違反になるのでしょうか。
好ましい話題は、天候や気候の話し・家族の思い出話や地元の話しです。
家族の話しを話題にする時は、事前に家族で話す話題を確かめておくようにするのがいいでしょう。
会話としてNGな話題が、宗教や政治の話しです。
宗教や政治はその人の考えがあるので、むやみに踏み込んでしまうと考え方の違いでもめ事になってしまう恐れがあります。
また、年収やプライベートの話題もこの場ではふさわしくない話題と言えるでしょう。
服装
服装は、女性はワンピースやスカートのスーツがよいでしょう。
結納も兼ねているのならば振袖を着ることも記念になります。
ただ、片方の家だけがあまりにかしこまった服装のために、気まずい思いをしないよう、事前の話し合いをしておいてきちんと連絡することが必要です。
男性はスーツにネクタイが一般的です。
服装を選ぶにあたっては、どのような顔合わせにしたいのかを、事前にお二人で話し合って両親に伝えておくことが大切です。
儀式的なことはほとんどせず、和気あいあいとした食事会にしたいとか、けじめであるからきちんとした結納代わりの食事会にしたいなど、イメージを明らかにしておくことで、その顔合わせにふさわしい服装がおのずと決まってくるでしょう。
まとめ
両家顔合わせ食事会を成功させるためには、婚約者のお二人が両家の間を取り持って、お互いの気持ちをまとめて決めていかなければいけません。
両家の意見を同じ方向に合わせるのは大変なことと思いますが、お二人のこれからの結婚生活を幸せにするためには、両家の親睦を深めることが大切な1ページとなるはずです。
楽しい空間と時間を過ごすためにも、今回ご紹介した常識やマナーを参考に実践してみてください。
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