最近ではライフスタイルや考え方の変化により、40~50代の結婚も増えてきています。また、20代で結婚したけれど生活に必死で、結婚式を挙げたり結婚指輪の購入が出来なかった人も中にはいるでしょう。そんな人たちが、子供が独立して生活も落ち着いた後に、改めて結婚式を挙げたり結婚指輪をはめるというが増えています。
しかし20代や30代の頃と比べて、結婚指輪の好みや選ぶ基準は異なります。50代大人女性に相応しい指輪を選ぶにはどのような基準を元にすれば良いのでしょうか。結婚指輪を選ぶときのポイントをご紹介します。
ハイブランドで普段使いOK!シンプルでお洒落なデザインが人気
数万円程度の比較的安価な結婚指輪をつけると、幼稚に見えてしまうことがあります。大人の雰囲気や貫禄をまとい、物を見る目が養われているため、自然と高品質なものを選ぶのが50代大人女性。人気のアクセサリーブランドを見ても、センスの良さと普遍性のある美しさで有名なイタリアやフランス発祥のハイブランドばかりです。
普段使いの指輪であっても、このようなブランドで扱っているカジュアルリングを身につけることが多いようです。結婚指輪となると予算20~30万円台以上で探すカップルも少なくありません。どこにでもあるようなデザインであっても、石の選別やカッティング、配置、細工の丁寧さなどで印象が全く異なります。シンプルであるほど素材やデザインセンスなどの良さが際立ち魅力的なのです。
宝石の大きさよりも、どのようなファッションにも合うシンプルなデザインでつけ心地が良いものが人気です。素材やデザインの良さ、信頼できるハイブランドであるとわかるものを中心に探しましょう。サプライズで用意するときも含めて、できる限り相手の好みをしっかりリサーチしたうえで購入するのがおすすめです。
年代にかかわらず人気なのは「ダイヤモンド」
結婚指輪に使う宝石で人気が高いのは、どの年代も共通してダイヤモンドです。50代になると、大粒のダイヤモンドよりも小粒のダイヤをちりばめたパヴェタイプやエタニティタイプに人気が集中しています。家事や仕事でつけていても邪魔にならず、華を添える存在であることは間違いありません。また、カラーストーンをあしらうときには、カジュアルファッションに似合う半貴石と呼ばれる石ではなく、サファイア、ルビー、エメラルドなどの価値の高い石を用いることが多いようです。
50代大人女性にふさわしく冠婚葬祭の時にもよく用いられるパールも、この年代の女性には特に支持を得ています。パールは汗などの酸や水に弱いため普段使いには向きませんが、シンプルなデザインならばいろいろな場面で活躍してくれるでしょう。宝石を全く用いずに、地金の素材とデザイン、加工だけで勝負する指輪も人気です。遊び心がありつけているのを忘れるほど指になじむものならば、この年代のファッションにも合わせやすいです。
長く使っても飽きのこない結婚指輪を選ぼう
50代大人女性には、長年愛され続けている高級ブランドを中心に選ぶことをお勧めします。愛の証とも言える結婚指輪ですので、長く使うことが出来て飽きのこないデザインものを選びましょう。サプライズではなく、あらかじめプレゼントすることを伝えている場合には、夫婦二人で探しに行くと、さらに満足度の高い結婚指輪を選ぶことが出来るでしょう。