結婚式はご両家の縁結びの儀式なので、揉めることはタブーとされていますが、実際のところは金銭トラブルの種がいっぱい潜んでいます。
そこで今回は結婚式の費用で新郎新婦や両親が揉めないで済むためのポイントをご紹介します。
目次
1:負担する割合を曖昧にしない
結婚式は想定以上にとてもお金が掛かります。
最近では新郎新婦で全額負担のケースも見受けられるので、これだと当事者二人が直接話し合って解決出来てトラブルも考えにくいです。
まずは、昔ながらの両親が費用負担するケースを例に考えてみましょう。
大体考えられるケースは、「ここは男側の6:4で!」くらいの話が新郎の父親から出てきて決まってしまいます。
ところがこういった曖昧な決め方で済ませておいて、後で”こんなはずでは?”と感じてご両家の間に不穏な空気が漂ってくることもよくあります。
”そもそも結婚式費用ってどこまでを含むめるのか”という定義が違うことがほとんどなのに、その割合だけを決めてもあまり意味がないのです。
2:結婚式にかかる費用項目を見積もりを見ながら全て出す
結婚式場で必ずもらう「見積もり」の項目から仕訳をするといいでしょう。
新郎側・新婦側それぞれに関係するアイテムと、両家に関係するアイテムなどが明確にわかり、仕訳をしやすくなります。
見積もりには各アイテム毎に金額が記載されますので、もし「6:4」の割合で新郎側が多く出すと決めた場合、「その金額の6割で何円負担する」というように詳しい金額を出すことが可能になりますね。
3:見積もり以外にかかる費用の項目も忘れずにピックアップする
結婚式に関係する金額すべてが「見積もり」に入るわけではありません。
下記に例題を上げる項目も忘れてはいけないのです。
見積もり以外にかかる費用の例題
・新婚旅行の費用は?
・両家打ち合わせの交通費は?
・前撮り写真の費用は?
・主賓へのお車代は?
・披露宴二次会の費用は?
・両家親族が宿泊した場合の費用は?
・家内安全ご祈祷の玉串料は?
・式コーディネーターさんへの心付けは?
等々……
これらの項目はグレーゾーンになりがちで、結婚式後に曖昧になってしまい結果誰が負担するのかがわからなくなってしまいます。
これが後々揉め事になりやすいポイントとなりますので、忘れないようにしっかりと両家両親を交えて話し合うようにしましょう。
4:お金を出してくれる人たちには丁寧に対応すること
両家親御さんは祝い事で細かい話はいかがなものかと考えがちですし、それぞれの見栄もありますから、まずは新郎新婦当人が結婚式費用見積もり一覧と費用負担”案”を、費用を負担する立場から一歩引いた目線で作成して、それぞれの親御さんに提示して了承を得ることが最良の方法です。
実際結婚式が終わってみると思わぬ追加費用が発生することもあるでしょう。新郎新婦が追加費用発生の度に、その費用をどちらの家にどれくらいの割合で負担してもらうべきか”案”を示すことが大切になります。もっと言えば、新婚旅行から帰って落ち着いた頃に費用明細を作って両家に渡すくらいすると、結婚式費用の負担で揉めたり禍根を残すことはなくなります。
日本人は冠婚葬祭でお金の話をすることをとても嫌がります。なのに何かトラブルになると、お金の恨みを持ち出してきてもめ事に油を注ぎます。
だからこそ、両家付き合いの始まりである結婚式で不平不満のない明朗会計をすることが、先々の親戚付き合いを円滑にしていく重要ポイントになるはずです。
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