いい恋愛ができる人といい恋愛ができない人の違い

いい恋愛ができる人と、いい恋愛ができない人の違いをいろんなパターンを例に考えてみましょう。

いい恋愛ができる人と、いい恋愛ができない人の違い

「こんなこと言ったら嫌われるかな？」「空気読めないやつだと思われるんじゃないか」こういう頭の中の会話が多い人は、意識のベクトルが常に自分、自分、自分です。逆に「どう言ったら喜んでくれるかな？」「相手にとって気持ちいタイミングってどこだろう」と考えている人は、意識のベクトルが相手に向いています。

つまり、自分本位の考え方なのか、相手の立場に立って物事を考えられるかの違いがあるのです。相手を振り向かせることに執着するのではなく、自分がどんな人間だったら相手が振り向きたくなるのかを考えられるのです。

その考え方は長所と短所の捉え方にも現れます。自分の長所を主張したがるのは、自分に自信がないからです。相手の短所を否定しないのは、そこが長所になり得ると相手を勇気づけたいからです。相手の短所を見つけて指摘するよりも、相手の長所を見つけて気付かせる人はモテますよね。

全く同じ発想で、恋にしか真剣になれない人は、そこに自分の価値を見出そうと一生懸命になりがちです。ですから相手が自分のことを見てくれていないと思うと、自分に価値を見出しにくくなってしまいます。一方、恋よりも真剣に打ち込めるものがある人は、楽しそうで輝いているので、勝手に人が吸い寄せられます。

そういう人は誰かに依存することをせずに、自分で自分をコントロールできる人でもあります。恋人の浮気を疑ってスマホを覗き込む暇などなく、自分を高めるための情報源を、インターネット以外のリアルな場所で探そうとするのです。

そして、自分の心を埋めるために恋人を選ぶのではなく、好きになった人の心を埋めるための自分であろうとするのです。恋人に支えてもらうとするのではなく、お互いに高め合い支え合うための恋愛をしようとするのです。