もうすぐママになる授かり婚の皆様、お腹の赤ちゃんに話しかけていますか?
胎児の耳が聞こえるようになるのは妊娠20週くらいからです。胎児期の語りかけは、脳の発達にいい影響があると言われているので、是非、絵本を読んでみてあげてはいかがでしょうか。
胎児期におすすめの絵本を紹介します。
1.赤ちゃん絵本
擬音・濁音が楽しめる絵本
お腹の赤ちゃんに話しかける目的で探すのであれば、擬音・濁音が楽しめる絵本がおススメです。
じゃあじゃあびりびり/まついのりこ
人気があるのは、まついのりこさんの『じゃあじゃあびりびり』です。シンプルで分かりやすい短い文の言葉遊びで楽しませてくれます。
水は「じゃあじゃあ」、紙は「びりびり」、踏切は「かんかんかんかん」……赤ちゃんの食いつきがいいというのも納得です。
がたんごとんがたんごとん/安西水丸
同じようなタイプの絵本には、安西水丸さんの『がたんごとんがたんごとん』もあります。繰り返される”がたんごとんがたんごとん“という汽車のリズムと、次々に乗車してくるコップとスプーン、哺乳ビン、りんごとバナナ、ねずみやねこという赤ちゃん馴染みのもの。胎教時代から幼児期まで、長い期間、読み聞かせで活躍してくれそうです。
繰り返しが心地よい絵本
いないいないばぁ/松谷みよ子
松谷みよ子さんの『いないいないばぁ』の絵本は、絵本の発行部数1位の作品です。
順番に登場する動物たちが、ページをめくるごとにいないいないばぁをしていく、かわいい内容です。単純で分かりやすいかわいさが、赤ちゃんの心をつかみます。
お腹の赤ちゃんは絵本を見ることはまだ出来ませんが、ママの「いないいないばぁ」の声を心地よく聞いてくれる筈です。
ねずみくんのチョッキ/なかえよしを
なかえよしをさんの『ねずみくんのチョッキ』も繰り返しの絵本です。
おかあさんが編んでくれたチョッキを次々と動物たちが試着していきます。ページをめくるごとに異なる動物が同じ動作をしているのが分かりやすく、心地いいです。
ちょっとショックな結末もありますが、前向きなねずみさんが大好きです。
2.大人向けの絵本
ママが楽しいと感じれば、お腹の赤ちゃんにも届きます。
胎児への読み聞かせは、赤ちゃん用の絵本でなくても構いません。優しい気持ちで、ママの声を届けることが目的だからです。
エリック=カール
大人も楽しめる絵本として、まずおススメしたいのは、絵本の魔術師“エリック=カール”です。カラフルな色使いが特色で、内容も優しい気持ちにさせてくれるものばかりです。
代表的な絵本には、『はらぺこあおむし』があります。
また、仕掛け絵本になっている『パパ、お月さま、とって!』は、幼児期になった頃に、読んであげて欲しい本です。
刀根里衣
癒される絵本で人気なのは、“刀根里衣”さんの作品です。イタリア在住の彼女の描く絵本は、深く透き通った世界が広がっています。
日本デビュー作の『ぴっぽのたび』(ひとりぼっちの蛙が夢の中のひつじと12か月を旅するお話)が有名ですが、幸せ気分を満喫したい方には『きみへのおくりもの』をおススメします。猫のクロとシロが幸せを分けてくれます。
ママ用の絵本も、いずれはお子様が自分で読む日がきます。
子どもに、“読んでもらいたい”“伝えたい”絵本を探してみてください。そのワクワクが胎教になりますよ♪