チャペルでの挙式。
これまで育ててくれた両親はもちろん、親族や友人、会社の人たちに「家族になる」誓いを見届けてもらうもの。
挙式の式次第の中には「誓いのキス」というものが!
誓いのキスって抵抗がある人も多いのでは?
そんな新郎新婦様の不安にベテランプランナーがお答えします!
目次
「誓いのキス」って絶対に必要?
絶対に必要ということではありません。
そもそも誓いのキスは “その前に宣言した誓いの言葉を封印するため”にすると言われています。
厳かな礼拝堂での結婚式を選んだ場合には、行ったほうがいいですが、結婚式場やホテルに併設をされているチャペルを利用し、互いにキリスト教ではない場合、必ずしも行わないといけない決まりはありません。
ですが、「誓いのキス」というのは、写真を残したときにロマンチックに残ってくることや、参加しているほとんどのゲストがカメラを構えるほど楽しみにしているイベントでもあります。
唇どおしのキスではなく、ほかの方法で行ってみるのはいかがでしょうか?
アイディア次第で素敵な「誓いのキス」
新婦の結婚指輪にそっと口づけを。
誓いのキスというのは、「指輪の交換」のあとに行うことがほとんどです。
そのため、新婦の左指にはめた結婚指輪に、そっと口づけをし、結婚指輪に願いを閉じ込めるという意味を込めても素敵ですね。
新婦の額にキスを
たいていのカップルは、男性の方が背が高いことが多いと思います。
だからこそできる新婦の額へのキス。
新婦の肩に手を添えてちょこっとキスをする新郎の姿は、何ともかわいい写真に残ってくるでしょう。
気を付けたいのは、新婦の顔が隠れてしまわないように気を付けてくださいね。
きれいに写真が残る「ほっぺにキス」
新婦のほっぺにキスをすると、新婦様の横顔がきれいに出せるので、写真重視で結婚式を考えているカップルにはおすすめの方法。
ほっぺにするキスは“厚意のキス”という意味があるので、「これからも友人のような暖かさと愛をこめて」というアナウンスをしてから頬にキスをするなんていかがでしょうか?
一言アナウンスが入るだけで、緊張もやわらぐはず!
また誓いのキスが恥ずかしい新郎であれば、この瞬間新婦の顔に新郎の顔を隠すことができるため、恥ずかしさ防止にもなりますね。
愛する子どもへ誓う「誓いのキス」
お子様が生まれてからの結婚式の場合であれば、お2人が愛してやまないお子様に愛を誓うのも微笑ましいですね。
お2人でお子様を抱きかかえ、両側からお子様のほっぺにキスをするという姿は、会場のゲストからも歓声があがることでしょう。
【パパとママはお互いのことも、あなたのことも愛し続けます】という誓いって素敵じゃないですか?
「誓いのキス」に代わって「誓いの○○」
「誓いの握手」
実際にこの方法で結婚式をされたカップルもいらっしゃいます。その瞬間「親友同士かよっ!」と会場中で笑いが起きたようですが、最後には幸せいっぱいの拍手が起こり、お二人らしいセレモニーに皆さん感動していました。
「誓いのハグ」
お互いに抱きしめあうというのは、愛を感じる瞬間でもありますね。
このハグの瞬間に2人にしか聞こえないくらいの声で、「これからずっと一緒に幸せになろう」と誓い合うのも素敵な思い出になるのではないでしょうか。
「誓いの宣誓」
学生のころ、体育祭などでおこなった「選手宣誓」のように、お2人であらかじめ用意をしておいた言葉を、新郎新婦の息ぴったりにゲストに向かって宣誓をするというのも楽しいですね。
おとぎ話のワンシーンを再現!? こんな方法もあります
「ティアラ」を使ったプリンセスな演出
誓いのキスの代わりとなる演出ですが、新郎様が新婦様にティアラをつけるという演出はいかがでしょうか?
新婦様にはベールだけをつけた状態で入場して頂き、挙式中に新郎様が仕上げをする……。
まるでおとぎ話のワンシーンのようなお写真が出来上がりますし、ゲストの印象にも残るでしょう!
僕のプリンセスはあなただけ「ガラスの靴」
女の子なら憧れを持つ人も多いのでは?
結婚式当日の新郎新婦は、タキシードとウェディングドレス姿で、王子様・お姫様のような姿なのです。
だからこそできる「ガラスの靴」を新婦様にそっとはかせてあげるイベントは素敵ですね。
実際に履かない場合でも、新郎が片膝をついて新婦の前に座り、ガラスの靴を差し出している写真があるだけでもロマンチックです。
大人なカップルにぴったり「手合わせの儀」
その他には、おふたり手の平を合わせ、目を閉じて司祭者の「誓約」を聞く「手合わせの儀」も。
和装挙式の場合などにもとても美しい見栄えとなり、誓いのキスの代わりになるだけでなく、ゲスト様にとっても珍しい斬新な演出となりますよ♪
「誓いのキス」だけでもいろんなパターンがあります。
みなさんはどんな「誓いのキス」がしたいですか?迷ったら遠慮なくウェディングプランナーに相談してくださいね!
自分たちにぴったりなスタイルを見つけてくださいね。