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結婚式のプチギフトとは?
結婚式や二次会で、ゲストに来てくれた感謝の気持ちの1つとして贈るプチギフト。かならず贈らなければならないものではないですが、結婚式の1つの演出として人気があるのも特徴です。そんなプチギフトですが、実は種類はさまざま。そのため新郎新婦十人十色なプチギフトが存在します。どんな物を贈るのかは、新郎新婦のセンスに大きく左右されます!今回はそんな数々の種類があるプチギフトの中から、本当に喜ばれるプチギフトを贈るために、知っておきたいポイントをご紹介します!
押さえておきたいプチギフトを選ぶ3つのポイント!
プチギフトといっても、できれば誰もがもらって嬉しいものを選びたいですよね。そんな時に参考になる、選ぶときの3つのポイントをご紹介します。
もらって嬉しい、実用性があるギフト
プチギフトにはいろいろ種類がありますが、基本的に実用性があるものが望ましいです。使いやすいものは幅広い年代層に喜ばれやすい傾向にあります。逆に実用性のない雑貨などはもらっても、捨てるに捨てられないので困ってしまいます。
趣味や個性に偏りにくいギフト
プチギフトは結婚式に来てくれたすべての方に贈るため、趣味や個性が偏ったものは避けましょう。例えば、目上の男性にバスソルトを贈っても喜ばれにくい場合もあります。他にも、使うシーンを選びそうなデザインのハンカチや、においが独特な海外のアロマキャンドルなど、個性が強すぎるものは避けましょう。
ラッピングは丁寧、キレイにしましょう
意外と見落としがちなのがラッピング。ラッピングが丁寧だと高級感が出ます。逆にギフトが高価なものなのに、ラッピングが雑だと残念なイメージに。プレゼントを選んだことで満足しないで、ラッピングまでこだわりを持ちましょう。この3つのポイントをしっかりと踏まえた上でギフト選びをすれば、失敗しないはずです。
ギフトは残るもの・残らないもの?それぞれの特徴について
プチギフトには大きく2つの種類があります
・残るギフト ……… タオル・ハンカチ・雑貨・ボールペン など
・残らないギフト ……… お菓子・石鹸・バスグッズ など
この2つを踏まえた上で、どちらのギフトをあげたいのか考えておきましょう。
残るギフトのメリット・デメリット
残るギフトのメリットは、ギフトが残るため思い出が形に残ること、感謝が伝わりやすい点です。逆にデメリットは、ギフトが残るため、贈った相手によっては困らせてしまうという場合もあるということです。そのため選定する際は、本当にうれしい物なのか気を遣って選びましょう。
残らないギフトのメリット・デメリット
お菓子や石鹸など残らないギフトにも大いにメリットがあります。主なメリットは、気軽に選びやすいこと、万人受けしやすいこと、実用性があるものが多いなどです。また仮に贈った相手の趣味に合わなくても、形に残らないので困らせにくいです。そういった意味では、残るものよりも失敗しにくいと言えます。逆にデメリットは、思い出や印象に残る期間が少ないということ。ハンカチなど残るものは、見たときに贈り主のことをふと思い出すことがありますが、食べ物は食べてしまうと、その場ですぐになくなってしまいます。そのため印象は長く続きにくい性質があります。
プチギフトの相場は?いつ準備すればいい?
プチギフトの相場
プチギフトの相場は一般的に300~500円くらいが多く、高くても1000円前後です。価格帯に決まりがあるわけではないので、結婚式の予算や、気持ち次第で前後しても良いのです。ただしあまりに安すぎると、チープな印象になってしまうので気を付けましょう
プチギフトの準備期間
2~3ケ月前から選びはじめて、1ケ月前には注文するカップルが多くなっています。ゲストの人数が確定する頃に、どのようなギフトを贈るか候補を決めておくとスムーズです。
こんなものはNGかも…もらって困る?プチギフト
中にはもらったけれど困ってしまうギフトもあります。失敗してしまわないためにもNGギフトを知っておきましょう。
ふたりの名前入りカップ
名前入りやロゴ入りの残るギフトは。もらっても使いにくいという声が多いです。中には名前入りは全く嬉しくないという厳しめの意見も。
海外製の独特なお菓子
「すごい色でびっくりした!」「味が甘すぎた」など、海外製だからといって必ずしも良いお菓子ではないことも。プチギフトでお菓子にする場合は、味見ができるのであれば実際に食べてから選びましょう。
生花
確かに見た目は可愛いかもしれませんが、1輪だけもらっても…と困る方が多いようです。帰りにはすでにしおれていた、という残念なエピソードも。花なら日持ちのする、アロマドライフラワーなど、実用性があるものにする方が、もらう側も嬉しいのでおススメです。
上手に渡す方法!タイミングや贈り分けについて
プチギフトを渡すタイミングは、帰り際に
プチギフトは、基本的に「ゲストのお見送り」の時に渡します。中には「お色直しの入場」の時や、「キャンドルサービス」の時に渡すこともありますが、こちらは少数派。基本的にお見送りの際、最後のお土産として渡します。
贈り分けはしない方がおススメです!
お見送りの時に渡すのが多いため、基本的に贈り分けはしません。なぜならお見送りの時はバタバタしやすく、その時に贈り分けをしていたら混雑するからです。また混雑したことにより、渡し間違えが起こる可能性もあります。そのため、性別や年齢が異なっても贈り分けはせず、すべてのゲストに喜んでもらえるギフトにすることがポイントです。
プチギフトを渡して幸せのおすそ分けを
帰り際にさりげなく渡す小さなギフト。感謝の気持ちがいっぱい詰まったプチギフトは、結婚式の最後の印象を飾る、重要な役割を果たしてくれます。かならず贈らなければならないギフトではありませんが、最後にもらうと嬉しい思い出が残りますよね。金額もお手頃のため、引き出物とは違ったギフト選びができるのでは無いでしょうか?だからこそ印象に残るものを選びたいですね!結婚式を最後まで素敵に彩るためにも、ぜひプチギフトにもこだわってみてくださいね。