「前よりもトキメキを感じない」、「デートが面倒」など恋愛をしていると、いつかは今までよりも、ドキドキが少なくなったと感じる瞬間が、やってきます。マンネリ感を日常的に感じ始めたら、そろそろ倦怠期かもしれません。倦怠期は乗り越え方のコツを知っておけば、ふたりの関係は長く続くものに。倦怠期を迎えたら、どのように対処すればよいかをお伝えします。
目次
恋人との倦怠期はその後の関係に影響する
会っていてもドキドキが少なくなったと感じた場合、「あれ?」と自分でも違和感を抱くでしょう。それは相手のことは嫌いではないのに、なぜか恋愛のトキメキを感じられないから。つまり、彼と会うこと=ドキドキすることと、これまでは感じていたからです。今までの関係は、会うのが待ち遠しくて、お互いを知り仲を深め合う期間でした。
ただし、これからはそれ以上の関係になるために、倦怠期というものがやってきたと、考えてみましょう。倦怠期を乗り越えることで、もっと親密な関係に変わります。今までは、表面的な「恋」だったので、相手の好きな部分に、惹かれていたことも多くあります。
倦怠期は相手の好きではない部分も受け入れて、さらに深い関係になるチャンス。もしもそれができなければ、倦怠期がやってきたとたん、別れることに。相手の人間性をすべて受け入れ、恋から愛に昇格していく時期、それが倦怠期なのです。この時期を上手に乗り越えることによって、もっと強い絆で結ばれますよ。
恋人との倦怠期は○○を意識して乗り越える
倦怠期の乗り越え方には、コツがあります。つまり今までと同じようなことをしていたら、乗り越えるのが難しいということです。倦怠期に感じることとして、「彼の嫌な部分にイライラする」「スキンシップが減る」「会っていてもつまらない」などがあります。このように、マイナスのキモチを感じてしまうのは、お互いが近づきすぎたことが原因です。
でも、よくよく考えてみると、付き合った当初はお互いを知るために、近づく機会を多くしたということもありますよね。最初のうちはそれでOK。ただし、長く付き合う関係にするなら、近づきすぎたら、一度離れてみることも大切なのです。
倦怠期は、恋人どうしの「距離」感を意識することが、乗り越えるコツになるのです。たとえば、自分がイライラするなと思ったら、離れる。会っていてもつまらないと感じるなら、彼に会わない。恋人だから必ずしも近くにいなきゃ、という決まりはありません。
離れていても、キモチがつながっていればよいのです。倦怠期は、お互いが試される時期でもあるのですね。キモチがつながっていないカップルは、倦怠期がやってきたとたん、別れてしまうのです。
倦怠期の乗り越え方、恋人どうしでできる4つの工夫
定期的なデートを見直す
倦怠期は、距離を意識することが大切であるとお伝えしました。そこでまず恋人同士で取り組むこととして、お決まりのデートを見直すこと。同じようなデートをしていると、どこかで飽きを感じてしまいます。マンネリからイライラになることもあるため、デートの頻度を少なくすることもおすすめ。場所を変えるなど、女性からも積極的にデートの提案をしてみましょう。
義務的なメールを見直す
おはよう・おやすみメール。これも義務を感じるようなら、やめてみるのもよいでしょう。特に元からマメではない男性のほうが、義務感を覚えていることも。ただ優しい男性は、彼女に合わせて何となく送信していることもあります。「送らなくてもいいよ」とひと言、女性から伝えておき、あとは男性に選んでもらいましょう。
感謝を忘れずに表現する
相手がいて当たり前、相手がやってくれて当たり前というような感情が出てきやすい倦怠期。お互いの感謝が薄れると、どんな人間関係もうまくいきません。感謝を表現することは、欠かさず行いましょう。また、相手に”してもらおう”という甘えた感情が、ふたりの関係をギクシャクさせるものに。このような感情が出てきたら、自分が相手に何かしてあげられることがないかも、考えてみましょう。
会わない選択肢も考える
恋人だから、四六時中会っていなければならないという決まりはありません。会うのも会わないのも恋人どうしで決めること。会わないという選択肢も、取り入れましょう。キモチがつながっていれば、会わなくても関係は続きます。それほど心配するような事態には、ならないことも多いでしょう。
倦怠期の乗り越え方、自分でできる3つの工夫
彼氏優先の日常を見直す
これまでは、休みの予定を全て「彼」で埋め尽くしていたという人は、そろそろ日常を見直してみましょう。ちなみに、いつでも会ってくれる女性と、なかなか会えない女性がいたとします。どちらのほうが会いたくなりますか?多くは、なかなか会えない女性に、会いたくなるのではないかと思われます。つまり、あまり会えないほうが、価値が高いと見なされるのです。倦怠期には、恋人にも自分の価値を知ってもらうために、会わない日をつくることが大切です。
彼氏とのメールをやめてみる
「これからランチ」「いま、仕事帰り」など、日常の報告メールをやりとりしているカップルも多いでしょう。倦怠期に入ったら、日常の報告メールはほどほどにしましょう。メールが多くなるほど、男性は負担を感じやすくなります。メールをする時は、彼にどうしても伝えたいことがある時に絞りましょう。
メールがなかった時代には、会っていない時はどうしているんだろう?という相手を思う時間がありました。その時間が仲を深めるきっかけにもなったのです。空白のような時間を作ることも、恋愛には大きな意味をもたらします。
新しい習いごとをしてみる
新しい習いごとは自分の可能性も広げます。また、彼にも新しい一面を見せられる特徴があり、それが新たなトキメキにつながることも。デートをしていた時間を、習いごとに変えてみましょう。彼にも新鮮に思ってもらえると、ますます付き合いたい女性になります。「こんな一面があるんだ」という意外性を出すことで、魅力的な女性だなと思われるのです。
まとめ
倦怠期の乗り越え方で大切なことは、会いたいキモチが続くかどうか。本当のキモチがあれば、離れていても大丈夫です。一方で、表面上の付き合いしかしていないカップルにとっては、倦怠期は正念場。本物の恋が実りそうかどうか、しっかりと見極めましょう。人間関係が深まることで、新たな気づきも出てきます。倦怠期を上手に乗り切ってみて下さい。