結婚式は新郎新婦に素敵なメッセージカードを贈りましょう。普段は言えない気持ちもメッセージカードなら伝えやすいですよね。メッセージカードは友人・先輩・後輩・親戚など、贈る相手によって文章を変えなければいけません。メッセージの文例をシチュエーション別にご紹介します! また、メッセージカードの素敵なアレンジ方法もご紹介しますので、ぜひ活用してみてください♪
目次
メッセージを書く前に……
メッセージを書く前に、基本の注意点を確認しましょう。素直な想いをつづりたい気持ちは分かりますが、結婚式にそぐわないメッセージもあります。まずは、NGなメッセージカードの例を知りましょう。実際に書く際、参考にしてください。
<NGメッセージカード>
文章が長すぎる
結婚式当日の新郎新婦は多忙です。メッセージカードを渡す時間も少ない中で、長い文章は読めません。当日に読んでほしいメッセージカードや手紙は簡潔に書きましょう。
不幸を連想させる言葉
結婚式のメッセージカードには、下記のような縁起の悪い言葉は使わないようにしましょう。これらの言葉を使用することは失礼にあたるので要注意です!
別れる、切る、切れる、離れる、離婚、離縁、帰る、帰す、終わる、終える、破れる、破る、割る、割れる、去る、飽きる、捨てる、冷える、冷める、忙しい、壊れる、壊す、消える、消す、降りる、枯れる、嫌う、嫌い、薄い、疎遠、疎んじる、浅い、憂い、おしまい、返す、ほどける、裂ける、放す
〈例〉
悪い例・・・部活が終わってから
良い例・・・部活の後
同じことを繰り返す言葉
結婚は「1度きり」が良いので、繰り返しの言葉は控えるようにしましょう。最近では、文字の意味合いを気にしない方も多いです。しかし、全ての新郎新婦が必ずしもそうとは限りません。また、親戚の方の目に入ることもあるかもしれませんので、下記の言葉には注意した方が良いでしょう。
度々、くれぐれも、皆々様、かえすがえす、重々、いろいろ、またまた、なおまた、しばしば、次々、わざわざ、再三再四、たまたま、重ね重ね、いよいよ、再々
〈例〉
悪い例・・・いろいろありがとうございます
良い例・・・たくさんのこと、感謝しています
黒いメッセージカード
黒色のメッセージカードは縁起が悪いので、結婚式の際は控えましょう。黒色は、かっこよくスタイリッシュですが、喪を連想させます。爽やかなパステルカラーがおすすめです。また、菊の花がモチーフになったカードも使用してはいけません。その他の柄を選びましょう。
メッセージの内容
最初に説明した、メッセージカードのルールを踏まえつつ、実際に書いてみましょう。新郎新婦が、自分にとってどういう立場なのか考えて書くことが大切です。友達・同僚・先輩・後輩・親戚など、立場によって文章は変えなければいけません。シチュエーションに合った例文をご紹介します。参考にしてみてください。
親友・友人へのメッセージ
・結婚おめでとう!末永い幸せをお祈りしています
・結婚おめでとうございます。まるで自分のことのように嬉しいです。
・二人ならどんなことでも乗り越えられる!応援しています☆
・落ち着いた頃にでも、ぜひご新居に遊びにいかせてくださいね♪
・HAPPY WEDDING☆お二人の幸せな未来にカンパイ!!
先輩・上司へのメッセージ
・ご結婚おめでとうございます。心よりご祝福申し上げます。
・ご結婚おめでとうございます。新入社員の頃から大変お世話になりました!
・お二人の人生最良の門出を、心からお喜び申し上げます。
・○○先輩!ご結婚おめでとうございます☆
・○○先輩のハッピーなニュースに、元テニス部一同は浮かれております。先輩のドレス姿を見ることができてとっても嬉しいです。幸せいっぱいのマイホームへのご招待、お待ちしています♪
親戚へのメッセージ
・人生最良の日を心よりご祝福申し上げます。お二人の永遠のお幸せをお祈りしています!
・赤ちゃんの頃から知っている○○から、結婚の報告を受けてびっくりしました。本当におめでとう!笑顔いっぱいの家庭を築いてね。お店にお嫁さんと遊びにきてね☆
・ご結婚おめでとうございます。いつも私のことを妹のようにかわいがってくれて、ありがとうございます!まるで姉が結婚するような気持ちです。○○ちゃん!絶対幸せになってね!
立場や仲の良さなどを踏まえて、言葉を選びましょう。あまり硬くなりすぎず、読みやすい文章が理想です。形式に決まりはないので、ルールに気を付けつつ自由に書きましょう。
メッセージカードのアレンジ方法
親友や元クラスメイトの結婚式には、個性のあるメッセージカードを贈ってもきっと喜ばれます。メッセージカードのアレンジ方法をご紹介します。
英文を添える
オシャレな英文を添えるアレンジです。メッセージカードが一気におしゃれになるのでおすすめです。国際結婚をしたカップルにもぴったりですね。
〈例〉
・I wish your love grows forever.(二人の愛が永遠に続きますように。)
・Congratulations! I hope you have a long and loving life together. (おめでとう!二人が愛に溢れた生活を末永く送れますように。)
・Happy ever after. (いつまでもお幸せに。)
寄せ書きメッセージ
寄せ書きは定番ですが、もらうと嬉しいですよね。結婚式当日はゲストも忙しく、メッセージを書いている時間はありません。当日までに完成させておきましょう。最初にご紹介した「使ってはいけない言葉」をみんなで共有して、素敵な色紙を作りましょう。
ぬいぐるみメッセージ
通常の色紙も良いのですが、より個性を出したい場合は「ぬいぐるみメッセージ」がおすすめです。ぬいぐるみメッセージとは、ペンで文字が書ける素材のぬいぐるみのことです。色紙のように、いつでもメッセージを見ることができます。最大の特徴は、部屋に飾っておける可愛らしい見た目です。結婚式当日の新郎新婦は多忙なので、たくさんの方のメッセージを受け取ることはできません。そんなとき、ぬいぐるみメッセージなら効率よくメッセージを見てもらうことができます。
メッセージカードを渡すタイミング
メッセージカードは、渡すタイミングが難しいですよね。後日でも良いのですが、やはり当日に読んでほしいものです。当日、上手に渡すタイミングをご紹介します。
親戚や親友の場合
親戚や親友は、新郎新婦の控え室に入ることができる場合が多いので、直接渡してOKです。
ブライズメイド(新郎新婦のサポート役)の場合
ブライズメイドを務める場合も、常に花嫁の近くにいるので直接渡せます。花嫁や花婿の邪魔にならないように、様子をうかがいながら渡しましょう。
先輩や上司の場合
先輩や上司など、直接渡す機会がない場合もあります。そんな時は、まず受付に確認してみましょう。受付でメッセージカードを預かってくれる場合もあります。小さいメッセージカードなら、ご祝儀袋の中に入れても大丈夫です。
当日に渡せなかった場合でも、お祝いメッセージは近日に渡すことが大切です。
気持ちのこもったメッセージカードを贈ろう
結婚式は、新郎新婦にとって一生に一度のビッグイベントです。短い文章でも良いので、気持ちのこもったお祝いメッセージを書くことが大切です。シチュエーションによって書く文章は変わってきます。ルールを守って、心に残るメッセージを書きましょう。大切な人の結婚式は、素敵なメッセージカードで祝福しましょう♪