結婚式にも「専門用語」と呼ばれるものがあります。
打ち合わせを進める中で、初めて聞くモノの名前。初めて聞くプログラムの内容もあると思います。
プランナーから聞いた気がするけど‥思い出せない!!なんだっけこの言葉?
今回は、知っておきたい「結婚式の基礎知識【挙式編】」をご紹介していきます。
挙式の種類
挙式には「教会式」「人前式」「神前式」「仏前式」の4種類があります。
多くの結婚式場に併設されるチャペルで挙げることができる挙式は「教会式」「人前式」の2つです。
●教会式とは‥
またの名を「チャペル式」「キリスト教式」と言い、牧師さんの立ち合いの元、神様に結婚の誓いをするお式です。
最近では多少アレンジを加えることができる場合もありますが、基本的には式次第が決まっています。
新郎新婦は、タキシード×ウェディングドレスを着用し、厳かな雰囲気で進んでいくTHE結婚式です!
●人前式とは‥
宗教や決まりにとらわれない自由な挙式形態が「人前式」。
司会進行は司会者が務め、「人の前の式」という字のごとく、新郎新婦は列席者の方を向いて立ち、列席者に誓いを立てます。
最低限の礼儀・礼節は守った方が良いですが‥決まり事がないので、「誓いの言葉」や「式次第」は新郎新婦が決めることができます。
洋装・和装の決まりもなく、感動的にするのもアットホームにするのも新郎新婦次第です。
結婚式で使用するアイテム
●リングピロー
指輪の交換をする際、結婚指輪を入れるモノ。
以前は「ピロー」=枕型のクッションが定番でしたが、現在は指輪を置くことができればなんでもアリになっています‥(笑)
●結婚証明書
結婚の証として、新郎新婦が署名をする契約書のこと。
教会式では主に、教会式用の「誓いの言葉」が書かれたオーソドックスなデザインを使用しますが
現在では、教会式・人前式に関わらず「ウェディングツリー」や「ハートドロップス」を使用する方も増えてきています。
●ウェディングツリー
主に「人前式」で使用する結婚証明書の種類の1つ。
- 受付などで、列席者の皆様に指紋やスタンプを押印いただいたり、メッセージを書いたシールを貼っていただく。
- 挙式の中で新郎新婦が押印や署名を行う。
- 完成したウェディングツリーの披露。という流れで使用するのが一般的です。
事前に「木」が描かれており、列席者に「葉」のように押印してもらっていたことから「ウェディングツリー」という呼び名になっていますが、今ではデザインも多種多様です。
人前式は列席者に結婚を誓い、列席者の賛同を経て夫婦となります。
だからこそ、新郎新婦と列席者で作り上げる「ウェディングツリー」は人前式の結婚証明書として人気のアイテムです。
●ハートドロップス
内容はウェディングツリーと似ていますが、ハートドロップスは立体的な結婚証明書。
小さな木のブロックに署名をいただきます。形は「ハート」だけでなく「星形」「葉っぱ型」など様々あります。