挙式演出
挙式の中で行われる「演出」について紹介していきます。
●リングベアラー(リングボーイ・リングガール)
指輪の交換を行う際に、新郎新婦のところへ結婚指輪を届けていただく「人」のことを「リングベアラー」と言います。
大人が務めても勿論OKですが、一般的には甥御さんや姪御さんなど「お子さまキャスト」にお願いされる方が多いです。
男の子なら「リングボーイ」、女の子なら「リングガール」という言い方もします。
小さなお子さまにお願いする場合は、指輪が落ちてしまわないように気を付けましょう!「落ちる」ことはあまり縁起がよくありません。。
- リングピローにリボンで指輪を結んでおく
- リングピローをリュックに入れて持ってきてもらう
- リングピローをカートに積んで押してもらう など、工夫をされる新郎新婦も多いですよ!
●リングリレー
指輪を「誰か」に持ってきてもらうのではなく「列席者みんな」に届けていただく演出です。
新郎側・新婦側と各1本リボンを用意し結婚指輪を通します。
列席者全員に「直接指輪に触れて」いただき、後方から前方まで送り届けていただきます。
リングリレーの最後は、1番前方に着席される親御さんの手で、新郎新婦へと渡していただだくことが多いです。
結婚式は「新郎新婦と繋がりのある方」が列席されますよね!「人と人との絆」を感じるセレモニーです。
●ブライズメイド
起源は中世ヨーロッパで、花嫁を悪魔から守るために華やかな衣装を着て、花嫁の介添えをする役割の人を「ブライズメイド」と呼んでいました。
現在では「お揃いの衣装を着て、花嫁のお手伝いをしてもらう人」といったような意味合いになっています。
お手伝いの幅は本当に人それぞれで、がっつり活躍してもらうこともあれば、1シーンだけ登場してもらうこともあります。
挙式だけでなく「受付係」や「披露宴の中座のエスコート」などをお願いされる方もいます。
●アッシャー/グルームズマン
ブライズメイドの男性バージョンです。
●砂合わせの儀/サンドセレモニー
新郎新婦が1つの入れ物に「砂」を注ぐ演出。
新郎新婦がそれぞれ違うカラーの砂を注ぐと、とっても可愛い思い出の品になります!
「それぞれの人生を歩んできた2人が、これから1つの人生を共に歩んでいく」
「砂は1度混ざり合うと、2度と分けることができない」といった意味合いが込められています。
サンドセレモニーは、受付などで列席者にも砂を注いでいただくこともあります!
●水合わせの儀
水合わせの儀は日本の伝統儀式です。
それぞれ「実家の水」を持ち合わせ1つの杯に注ぎ、そのお水を飲むことで両家が結ばれる儀式でしたが‥最近では、両家の水を「苗木」に注ぐことが多いです。
夫婦の木といわれている「オリーブ」などが人気です。
●ブーケ・ブートニアセレモニー
ヨーロッパに古くから伝わる「ある伝説」を再現するセレモニーです。
所説ありますが‥1番有名な内容を紹介しておきます。
青年がプロポーズを決意し、愛する女性の元へ向かいます。
その道中、女性のことを想い、野に咲くお花を1本1本摘んで花束を作りました。女性の元へ辿りつき、青年は花束を渡してプロポーズを贈ります。
女性は花束を受け取り、その中から「1輪の花」を抜き、青年の胸元に挿して「一緒に幸せになりましょう。よろしくお願いします」とお返事をされました。
青年の女性への想い。そして‥「愛」はもらうばかりでなく「私もあげたい」という女性の想いが伝わってくる素敵な伝説ですね!
挙式で行う場合には、新郎が入場の際に列席者からお花を集め、後に入場してくる新婦に「一言」を添えて花束を贈ります
新婦は新郎の胸元に、お返事の言葉と共に一輪のお花を挿します。2人の愛が結ばれたところで結婚式開式‥!といった流れが一般的です。
ちなみに。新婦が持つ花束は「ブーケ」、新郎が胸元に挿す一輪の花は「ブートニア」と言います。