演出アイデア溢れるプレ花さんがたくさんいる一方で、大人シンプル婚を目指すプレ花さんも最近とっても多いですよね。昨年挙式を挙げた私もそのひとりでした。
今回は、大切な人に感謝を伝える場にすることを目標にシンプルな「余興演出ナシ婚」を選択した私の体験談をご紹介します!
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私たちが選んだ「ナシナシ婚」
彼も私もお式当時36歳。いい大人であり、両親をはじめ親類の年齢層も幅広くゲストである友人たちの時代背景もバラバラ。どんな余興を取り入れても「誰かだけが面白い」という事態になりかねないし余興をお願いすれば、その人には負担にだってなるかもしれません。
私の場合は特別やりたいことが思いつかなかったこともあり、そこまで余興や演出を入れる理由がありませんでした。
極々シンプルな披露宴!
そんな私たち夫婦が辿り着いた披露宴のテーマは、「みんなで楽しくご飯とお酒を楽しむ会」。そんな結婚式ってアリですか? の相談にプランナーさんからは余興や演出ナシでも十分素敵な会は作れますよ、の心強いお答え!かくして私たちの「ナシナシ婚」がスタートしました。
私たちが披露宴で取り入れたのは
・プロフィールムービー
・主賓挨拶、乾杯の挨拶、新郎新婦友人スピーチ
・ムービー形式の新婦の手紙
・新郎友人であるプロの落語家さんによる落語
・両親へプレゼント贈呈
・新郎父の挨拶
という(落語は特殊ですが)本当に必要なものだけ。
ケーキカットもお色直しも友人たちの余興もナシ! それでもゲストからは「新しい形だった!」「大人らしくてよかった」と大好評。ナシナシ婚でもゲストに楽しんでもらえたんです!
大人花嫁にナシナシ婚がオススメな理由!
実際に式を終えてみて、大人の花嫁にこそナシナシ婚はオススメ! その理由は……
ゲストひとりひとりに感謝を伝えることができる
歓談の時間をたっぷり取ることができたのでそれぞれに「今日は来てくれてありがとう」という感謝を伝えられたこと、そしてお互いのゲストにパートナーを紹介する時間を取れたのがとても大きいことでした。
ゲストはお祝いに来てくれているので、きちんとご挨拶するのが大人としてのマナー!という点もちゃんとクリアできました。
久々に会ったゲストたちも久々の再会で楽しそう!
結婚式という場でもないと、なかなか集うことができないゲストもいます。お祝いを理由に、楽しそうにお酒を酌み交わしていた姿は印象的でした!自分たちがそんな場を作れる嬉しさ!余興を入れるほど、そんな時間もブツブツと中断させてしまうことに……。
ゲストを放置しない披露宴ができる
年齢、性別など幅広いゲストが一堂に集うのが披露宴。ゲストの背景が違えば、ウケる演出もそれぞれです。強行してしまえば、ゲストを放置する形に……。
自分がこれまで出席してきた中でも、心から祝福できる披露宴とは「ゲストひとりひとりに心が配られた披露宴」でした。大人ならではのおもてなしの心が必要!ですよね。