1.5次会

1.5次会のプランナーが、みんなの疑問に答えます。1.5次会のよくある質問Q&A

投稿日:2017年7月8日 更新日:

1.5次会を控えた新郎新婦の立場に立ってみたり、1.5次会に参加するゲストの立場に立ってみたりすると、疑問に思うことがあることでしょう。
ここからは、それぞれの立場から、よくいただく質問を挙げてみました。参考にしてみてください。

【新郎新婦からの質問】

Q:会費制の1.5次会で、会費とは別に「ご祝儀」をいただきました。どうしたらいいですか?

A:内祝いをお返ししましょう。

会費制のパーティを開催したとしても、ゲストによっては、お祝いの気持ちを形にしたいと思う方もいらっしゃいます。もしも、ご祝儀やプレゼントといった形で、会費以外にお祝いをいただいた場合は、後日、いただいたものの半額程度を内祝いとしてお返しするのがマナーです。もちろん、パーティ前に頂いた場合も同様の対応をします。気心が知れた間柄であれば、お礼に新居に招いて食事等でおもてなしをするのもいいかも知れませんね。

Q:1.5次会の後に、二次会はするものですか?

A:決まりはありません。二次会をされる方も、しない方もいらっしゃいます。

1.5次会を選ぶ新郎新婦は、「結婚披露宴」と「二次会」を合わせて行う方が多いです。そのような場合、いわゆる「二次会」に呼ぶような立場の方たちも1.5 次会に招待する方が多く、一般的には二次会は行わないことが多いです。ただし、これも決まりはありません。
もちろん、1.5次会の後、二次会をされる方もいます。多くは、家族や親族を招いたフォーマルな1.5次会を行い、二次会はカジュアルに行う、というスタイルです。どんな方を招待し、どんな雰囲気でどの会場を使用するかで、行うパーティのスタイルも変わってきます。まずはそこから考えてみましょう。

Q:1.5次会だからプロの司会者は必要ないと思うので、友人に頼もうと思うのですが?

A:1.5次会だからこそ、プロの司会を頼んだ方がいいでしょう。

結婚披露宴ほど形式的なものにはしたくないので、1.5次会には、プロ司会者は不要だと考える方もいます。しかし、1.5次会だからこそ、プロの司会者を頼んだ方が良い、というのが長年の経験からのアドバイスです。当日の司会進行は、ゲストの満足度やパーティの雰囲気を大きく左右します。何か思わぬハプニングが起こっても、友人の余興が内訳ネタになってしまっても、柔軟に対応できる経験値があるからです。ゲスト全員を巻き込んでくれたり、みんながわかるように、状況をさりげなく解説してくれたり、盛り上がりにかける場合は、余興者へ合いの手を入れてくれたりもします。逆を言えば、プロ司会者ではない方が、1.5次会の司会をすると言うことは、かなり高度なスキルを要求されると 言うことにもなります。ただ、司会の素人である友人や知人に、それを求めるのはなかなか難しいでしょう。1.5次会の司会者は、パーティの成功を握っている人物と言っても過言ではない、1.5次会の要です。なんでも気兼ねなく要望を伝えられ、また経験値のあるプロ司会者を依頼されることをお勧めします。

Q:ウェディングケーキは1.5次会でも用意するべきですか?

A:必ずしも必要ではありません。

1.5次会にいろいろな決まりがないように、ウェディングケーキの有無についての決まりはありません。ウェディングケーキがあると、「ケーキ入刀」や「ファーストバイト」、「ラストバイト」など、ウェディングパーティらしい演出をすることができます。新郎新婦の写真撮影のメインカットにもなりうる場面なので、用意される方はとても多いです。しかし、必ずしもなくてはならないもの、というわけではありません。通常、ウェディングケーキは、パーティの終盤にゲストへデザートとして振る舞われます。しかし、元々コース料理や料理プランにウェディングケーキとは別にデザートが組み込まれている場合が多くあります。このような場合は、ウェディングケーキとデザートを一緒に出します。もしも、ウェディングケーキがなくてもデザートがあるため、コース料理はきちんと成り立ちますのでご安心ください。
あまり新郎新婦がスポットを浴びたくない、従来通りの結婚式をしたくない、また、費用削減をしたい、という希望で、ウェディングケーキを用意しないという方も中にはいます。ウェディングケーキを準備するかどうかは、当日の料理と希望するパーティの雰囲気を見て考えてみてください。

Q:できる限り費用削減したいです。具体的な削減ポイントを教えてください。

A:12か所ほど削減ポイントがあります。

自分たちらしいスタイルでできるのが、1.5次会の良いところです。決まりはないので、結婚披露宴では当たり前とされていることを一つずつ見直してみると、案外費用の削減ポイントがあります。以下に、具体例を挙げて見ますので、ご自身のスタイルに合うかどうか検討しながら見てみてください。

1:ペーパーアイテムを廃止する。

 →招待状を廃止し、メールで送る。

 →立食形式、半立食形式にして、席次表、席札は準備しない。

2:会費制にして、引き菓子のみとし、引き出物は準備しない。

3:生花を使用した会場装飾をやめ、バルーンやBOX、リボンなどで会場を装飾する。

4:友人幹事をやめて、代行会社に頼む。

(「代行会社依頼料」<「友人幹事との打合わせ時の飲食代3〜4回分、当日の幹事分パーティ会費、お礼代」+気遣い と言われています。)

5:ウェルカムボードを手作りする。

6:ウェルカムドールは置かない。

7:プロフィール映像を手作りする。

8:衣装のお色直しをしない。ヘアアレンジのみにする。

9:過度な演出オプションをつけない。

10:格安ドレスショップで衣装を購入する。

11:格安レンタルドレスショップで衣装を借りる。

12:スニーカー、デニムなどあえてカジュアルなドレスコードを設ける。

削減するポイントを間違えると、イメージするパーティとずいぶん雰囲気が変わってしまう可能性もあります。まずは、担当のプランナーにアレンジ方法を相談することをお勧めします。

Q:費用の面で1.5次会を考えていますが、理想のイメージが具体的にありません。どうしたらいいですか?

A:頼りがいのあるウェディングプランナーがいる会場、もしくは1.5次会プロデュース会社を選びましょう。

ウェディングパーティの内容だけではなく、もちろん費用の面から1.5次会を選ぶ新郎新婦もいます。イメージが特にない場合は、頼りにできると思えるプランナーがいる会場、もしくはプロデュース会社を選びましょう。自由度が高い1.5次会は、オリジナリティ溢れるパーティになりうる反面、一歩間違えると、カジュアルになりすぎたり、度が過ぎたりする可能性もあります。
新郎新婦が潜在的に持っているパーティの雰囲気やイメージを引き出してくれ、同じ温度感で理解して、実現できるプランナーは必ずいます。
新郎新婦がイメージする1.5次会についてお互いに話をしたら、まずは具体的な人数を出してみましょう。その状態で、プロデュース会社へ会場選びから依頼する、という方法も一つです。もしくは、好きな雰囲気の会場を洗い出し、まずは見学に行って、プランナーに具体的に話を聞いてみましょう。
1.5次会の会場選びは、とても大切ですが、会場の作りや設備だけにとらわれず、担当のプランナーの力量(演出力、企画力、施行スキル)もとても大切だということは忘れないようにしましょう。過去に行った実例やプランナー自身の思いを聞いてみて、フィーリングが合うかどうかも大切なポイントです。もしも、合わないと思ったり、イメージが 違う場合は、その旨をきちんと担当プランナーに伝えることが大切です。伝わらない場合や、スムーズにいかない場合は、担当プランナーを変更して欲しいと申し出ることも、悪いことではありません。新郎新婦が、気持ちよく楽しくスムーズに準備を進められることが一番大切です。

【1.5次会に出席予定のゲストからの質問】

Q:会費は、「いつ」「どうやって」渡すのですか?

A:1.5次会当日に受付で手渡しをしましょう。

初めて会費制の1.5次会に参加される方から多い質問です。会費は、1.5次会当日に受付で手渡しをしてください。祝儀制の場合と違い、会費制は金額の確認が必要となります。そのため、きちんと金額がわかる状態で、現金を手渡してください。受付作業が煩雑になるため、ご祝儀袋に入れる必要はありません。

Q:1.5次会は、どんな服装で出席したらいいですか?

A:フォーマルなパーティーなら、「パーティードレス」を。カジュアルなパーティーなら「ワンピース・シャツ&スカート」程度で大丈夫です。

服装に迷った場合、まずは直接、新郎新婦に1.5次会の雰囲気を聞いてみましょう。想像がつかなければ、会場の雰囲気や招待ゲストの顔ぶれを聞いてみて考えるのもお勧めです。
1.5次会のゲスト衣装に決まりはありませんが、フォーマルなパーティであれば、女性は結婚披露宴のようなパーティドレス、男性は礼服で問題ありません。
カジュアルなものであれば、女性はワンピースもしくは、シャツ&スカートに、ヘアメイクでカジュアルダウンさせてもいいですね。この場合は、通常のワードローブアレンジで十分対応できます。男性は、タイで遊び心を出すのもお勧めです。ただし、カジュアルなパーティとはいえ、スニーカーやTシャツなどは、避けましょう。
わかりやすく言えば、フォーマルなものであれば、結婚披露宴のイメージ、カジュアルなイメージであれば、二次会のイメージで考えると良いでしょう。ドレスコードがある場合は、その限りではありません。そのパーティのドレスコードに乗っ取って、おしゃれを楽しむのも、お祝いの表現の一つです。

Q:急に出席できなくなりました。どうしたら良いでしょう?

A:キャンセルの旨を新郎新婦に早めに伝え、後日会費と同額をお祝いとして贈りましょう。

出席できないことがわかったら、できるだけ早い段階で、新郎新婦へその旨を伝えましょう。直前のキャンセルの場合は、すでにあなた分の費用(多くは、飲食代)が発生する可能性があります。後日、新郎新婦へ会費と同額(もしくはご祝儀)を、お祝いという形で渡すのがマナーです。お祝い事のため、お祝いしたい思いはしっかりとあること、止むを得ない事情で出席できないことが残念である思いを添えることも忘れないようにしましょう。

Q:会費制の時は、会費以外に何かお祝いを用意するべきですか?

A:基本的に会費以外に用意する必要はありません。

会費に加えて、ご祝儀を用意するべきか悩まれる方も少なくありません。ゲストに費用の負担をかけたくないという理由から、会費制の1.5次会を選ぶ新郎新婦も多いので、基本的に会費以外に用意する必要はありません。

ただし、ここから先は、お祝いの気持ちをどう表現するか、なので、用意してはいけないという理由もありません。新郎新婦によっては、パーティ当日は、受付で会費以外は受け付けないように依頼している場合もあります。もしも、別途お祝いの品やご祝儀をプレゼントしたいという意向があるのであれば、別日に渡すのがスマートかもしれません。

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