1.5次会 結婚式場探し

会費制の結婚式やレストランウェディングの引き出物はどうする?

投稿日:2017年7月30日 更新日:

会費制の結婚式は、1.5次会とも呼ばれます。ご祝儀を払う一般的な結婚式より安く参列できるとあって、ゲストにも喜ばれるスタイルの結婚式です。

しかし、会費制の結婚式を主催する側としては、引き出物をどうするか悩むところではないでしょうか? 一般的な結婚式と同じくらいの金額の引き出物を準備するべきなのでしょうか。

今回は、会費制の結婚式での引き出物について紹介します。

会費制結婚式でも、引き出物は用意するべき?

ご祝儀制の結婚式の場合は、ゲストのチェアにあらかじめ引き出物が準備されています。引き出物の価格は一般的に5,000円前後くらいのものを準備しますが、会費制結婚式の場合、会費は15,000円前後が多いため、引き出物を準備するとなると会費に占める引き出物の割合がかなり大きくなってしまいます。

実際に会費制結婚式に参列した人の意見としては、引き出物がなくても不満に感じなかったという声が多いようです。その理由としては、やはり会費の安さ。ただ、中には料理とのバランスで不満を感じたという人も。ビュッフェスタイルとなると「この会費でこの料理だと割りに合わないのでは」と感じてしまい、引き出物がないことでさらに印象が下がるといったことがあるようです。

ただ、会費制の結婚式でもコース料理であれば、引き出物を準備しなくてもさほど印象は悪くなさそう。会費と料理とのバランスが一つのポイントと言えそうです。

とはいえ、ゲストに渡すお土産が何もないというのは寂しいものです。もしも引き出物を用意しない場合でも、一人当たり1,000円から1,500円くらいの予算をとって、引菓子やプチギフトは準備しておきましょう。

引菓子やプチギフト、選ぶときに気をつけたいポイント

最近では引菓子やプチギフトの専門店も増え、予算内で選べるギフトの選択肢が大幅に広がっています。どんなギフトを選ぶとゲストに喜ばれるのでしょうか?

まず押さえておきたいのは、重さと大きさ。あまりに重たい、大きすぎる引菓子は、確かに見栄えはいいのですが持ち帰る時に大変です。特に遠方から来ているゲストなどは、帰宅するまでに公共交通機関を複数乗り換えることも珍しくありません。あまりに重たいと、その場を別れた後で近場から来ているゲストに「持って帰って」と渡されてしまい、結局その人の手元には何も残らないということも……。

また、最近では甘いお菓子だけではなく、お茶漬けや米菓子などの甘くない引菓子も増えています。もしも男性や年配のゲストが多いのであれば、こういったテイストの引菓子を選ぶのも一つのポイントと言えそうです。

次にプチギフトですが、多いのはお菓子です。ただ、食べ物を選ぶと引菓子とかぶるのでは、と少し心配になるかもしれません。しかし、そこはあまり気にしなくていいでしょう。引菓子がシフォンケーキで、プチギフトがカップケーキなど、あまりに似通ったものになってしまうのは避けた方がいいかもしれませんが、引菓子にシフォンケーキ、プチギフトでドラジェなどの組み合わせは問題ありません。

それでも心配であれば、紅茶やコーヒーなどにしてみてもいいですね。以下におすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

ゲストに喜ばれる、引き出物やプチギフトにおすすめのアイテム

3,000円以上の引き出物を用意するとなると少し敷居が高いですが、引菓子をやめて、1,500円くらいで引き出物とプチギフトを準備するのも一つの方法です。引き出物やプチギフトにおすすめのアイテムをご紹介します。

自分ではなかなか購入しないもの

オーガニックコットンのタオルや、少し高級なグラスなど、あるといいけど自分ではなかなか買わないようなアイテムもギフトとして人気です。やはり少し高級感があるものの方が喜ばれますので、有名なブランドのギフトアイテムから選ぶというのも一つの方法です。

ゲストによってアイテムを変えてみる

結婚式に招待するゲスト全ての嗜好を把握することはほぼ不可能ですが、親しい友人や同僚などなら難しくありませんよね。人数を絞って、その人にあった引き出物を選ぶというのも一つの方法です。例えば読書が好きな友人ならシルバーのしおりを贈る、料理が好きな友人なら、さりげなく会話の中でどんな調理器具が欲しいかを聞いておいて、それを贈るなど……贈られた人はきっと一生の思い出になりますよ。

食べられるもの(消えもの)

やはりおすすめは、食べられるもの。ゲストの中には、「自分の気に入ったものしか家に置きたくない」というこだわりが強い人もいます。食べられるものであれば、食べてしまえばなくなるのでそんなゲストにも気を遣うことがありません。

クッキーやドラジェ、チョコなどのお菓子の他に、紅茶やコーヒー、日本茶などもおすすめです。もしも手作りできるなら、心を込めた手作りのプチギフトにすれば費用も抑えられて一石二鳥です。

バスソルトや石けん、アロマなどお風呂系のもの

意外に男性ゲストにも贈りやすいのが、バスソルトなどお風呂に使うアイテムです。女性はもちろん喜ばれますし、男性に渡しても、自分で使わなければ彼女や奥様にプレゼントできるので無駄になることはありません。

最近では男性でもお風呂の時間をリラックスタイムとして大事にしている人も増えていますので、引菓子とのバランスが気になってプチギフトに菓子はちょっと……と悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。

ちなみに、アロマオイルは妊娠中は使えないオイルなどもありますので、選ぶときは注意してくださいね。

縁起物

紅白のタオル、こんぺいとうや昆布など、縁起がいいとされているアイテムをプチギフトにするというのもおすすめです。

よく見かけるのが、スプーンと紅茶のセット。スプーンには、「幸せをすくう」という素敵な意味が込められているんです。ティスプーンならいただいても邪魔にはなりませんし、職場にも持っていけますね。

会費制の結婚式では、無理して引き出物を用意しなくてもゲストに不評を得ることはなさそう。ただ、料理と会費のバランスによっては引き出物を用意した方がいいこともありそうなので、迷ったら親しい人に相談してみるのもいいかもしれません。

結婚式に花を添えてくれる引き出物。素敵なアイテムを選んでくださいね。

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