「できちゃった結婚」は、仕事に多大なる影響を与えます。
それは、妊娠した本人自身の仕事ももちろんですが、在籍する職場に対しても同様のことが言えるもの。
今回は「でき婚」が仕事に与える影響について、考えてみます。
職場に与える影響は大きい
産休や育休が完備されている職場であり、もちろん当然の権利としてそれを行使することができる環境であったとしても、やはり周囲のメンバーに負荷をかけることを理解しておきましょう。
産休や育休は、基本的に既婚者が取得する想定で職場も動いています。
まだ結婚をしていない人が、急に取得することは想定していません。
そういった意味でも、迷惑となる部分があることをしっかりと理解しておくことが大切です。
職場のメンバーに感謝を忘れない
「結婚」「出産」「妊娠」と、大きなライフイベントが重なると、どうしても落ち着かない状態に陥る方も多く、それが職場のメンバーにとって不愉快に感じられるケースもあります。
そうなることがないように、きちんと感謝を伝え、仕事で負荷をかけてしまうことを申し訳なく思っていると伝えるようにしましょう。
自分のポジションを守るために
「産休、育休後に戻る場所がない」
近年、女性の社会進出が進み、あらゆる整備が進んでいる情勢にあっても、そのような声を耳にすることがあります。
産休、育休後もきちんと自分が戻れるようにポジションを確保することは、たやすいことではありません。
職場としても、そのポジションをずっと空席にしておくわけにはいきませんし、1年も経てば職場の体制が大きく変更されることもあるでしょう。
そういった時でも、柔軟に対応する姿勢が産休から復帰するスタッフには求められます。
それが、急な妊娠でお休みをもらったでき婚であれば、なおさらです。
産休後の職場復帰も想定し、休職期間中も職場と定期的にコンタクトを取ったり、資格を取得したり、本を読んだりとできる範囲で自分磨きを続けておくことが大切です。
赤ちゃんを授かることは、とてもおめでたいこと。
しかし、一社会人としての責任をまっとうできないようなことがあっては、これから母としてしっかりとやっていけるか不安が残ります。
しっかりと誠意を持って、職場のメンバーと向き合うことが大切と言えるでしょう。