【例文あり】家族での結婚式に変更した時のゲストへの連絡マニュアル

現在、新型コロナウィルスの影響もあり、結婚式を家族だけの少人数に変更する人が増えています。

しかしすでに一度招待状を送ってしまった場合、出席してもらうゲストにはどのように連絡すればいいでしょうか。

今回は、結婚式を家族での結婚式に変更した時のゲストへの連絡について、例文つきでご紹介します。

ゲストへの連絡のポイント

すでに出席の返事をもらっているゲストには、家族での結婚式に変更したことをすぐに連絡しましょう。

電話やLINE、メールなど相手に合った方法で連絡します。封書の方が丁寧ですが、相手は結婚式のために予定を空けてくれているのですぐに伝えることを優先させます。文章に気をつければ失礼になりません。

伝える方法

変更を伝える際は、ゲストとの関係性によって連絡方法を選びましょう。

友人

SNSやメールを使って、素早く伝えましょう。ゲストだけのグループLINEがあるならそこでお知らせしてもOK。かといって軽い雰囲気になりすぎないよう、丁寧な文章を心がけることが大切です。

目上の人

なるべく電話での報告を優先し、それが難しい場合はメールを送りましょう。忙しい人に対しては、何度も電話をかけるよりはメールで済ませた方が相手に好印象を残せる場合もあります。

親戚

親戚に対しては、両親から伝えてもらうとより丁寧な印象に。聞かれそうな質問の答えを共有しておき、両親がスムーズに応対できるようにしましょう。もちろん、ふたりから直接連絡を取っても大丈夫です。

おわび状を送ればさらに丁寧に

特に目上の人や親戚には、連絡を取ったうえで改めておわび状を送ると失礼がありません。必要に応じて、おわび状の作成サービスなども利用するといいでしょう。

家族での結婚式へ変更のお知らせ 文章例

次に、家族での結婚式への変更を報告する際の文章例をご紹介します。メールやおわび状を作成する際の参考にしてください。

オンラインで結婚式の中継を行う場合

家族での結婚式の様子をオンラインで配信する場合は、利用するオンラインサービスと日時についても必ず案内しましょう。サービスの利用方法やID等が必要な場合は、それも書き添えます。

文章のポイント

結婚式の規模を縮小する場合、厳密に「家族のみ」でなかった場合にも「家族のみ」と表記するのが無難です。

また、家族での結婚式への変更が新型コロナウイルスの影響によるものであっても、理由についてはあまり詳細に書かない方がいいでしょう。人によって考え方の差が出る部分は、あえてあまり触れないのがおすすめです。

ゲストへの気遣い　お祝いを言ってもらう機会を作ろう

もし友達の結婚式が中止になってしまったら、どこかでお祝いをしたいと思うものです。しかしそのタイミングを逃してしまうと、お互いにモヤモヤした気持ちが残ってしまうことも。

そこで、結婚式が終わったら友達にはLINEで写真を送ったり、上司や親戚には写真付きの結婚報告はがきを送ったりして報告しましょう。

そうすれば相手は「おめでとう」とお祝いのメッセージを送りやすくなります。相手にお祝いを言ってもらう機会を作るのも、招待できなかったゲストへの気遣いのひとつです。

もし、お祝いの品やご祝儀をもらった場合には、LINEや電話でお礼の連絡をして、いただいてから1か月以内に半額程度のお返しを贈りましょう。半返しの品はお菓子やタオルなどが一般的です。

最後に

結婚式の中止や延期、家族での結婚式への変更は、申し訳なさもあってなかなか連絡しづらいものです。

しかし相手の予定もあるので、変更の連絡はなるべく早めに済ませるのがベター。 ゲスト一人一人に丁寧に対応すれば、気持ちもきっと伝わるはずです。