結婚式を検討し始めると最初にぶち当たるのが、費用の問題ではないでしょうか。
特に貯金がないカップルは、結婚費用をご祝儀だけでまかなえたらいいのにと考えるでしょう。
実際に結婚費用をご祝儀でまかなう方法をご紹介します。
目次
一般的な結婚式費用
最初に全国の結婚式費用の平均を見てみましょう。
挙式・披露宴 354.9万円
招待人数 66.3人
ご祝儀総額 224.3万円
親・親族からの援助があった人 72% 167.8万円
カップルの自己負担額 149.5万円
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ」
平均の自己負担額は約150万円!!
貯金がないカップルには、この額を貯めるには何年もかかってしまいますよね……。
親・親族からの援助金が無い場合は、もっと厳しい状況になりそうです。
ご祝儀額を見積もってみよう
上の金額はあくまで平均。
結婚式場や招待人数によって金額は大きく変わります。
自分たちの結婚式ではどのくらいご祝儀がもらえるか、見積もってみましょう。
この計算式でご祝儀の目安を出せます。
ゲスト人数×3.3万円
ご祝儀額例
30人×3.3万円 | 99万円 |
40人×3.3万円 | 132万円 |
50人×3.3万円 | 165万円 |
60人×3.3万円 | 198万円 |
70人×3.3万円 | 231万円 |
80人×3.3万円 | 264万円 |
「ゲストの数を増やせばご祝儀も増える!」
と思いがちですが、
ゲスト人数の分だけ結婚式の費用も上がってしまいます。
また、払うタイミングも問題です。
結婚式は1か月~1週間前の前払いが常識。
ご祝儀をもらう前に、費用の全額を払わなくてはいけません。
となると、貯金がないカップルには結婚式は不可能に近いですよね。
ご祝儀だけで結婚式をまかなうにはどうしたらいいのでしょうか……?
結婚式をご祝儀でまかなう方法
ズバリ、この条件の結婚式場を探すことです。
・ご祝儀額に収まる値段で安く結婚式ができる式場
・後払いができる式場
では、この2つの条件を満たす結婚式場はどうやって探したらいいのでしょうか?
ご祝儀でできる会場の探し方
安くて後払いができる結婚式はどうやって探したらいいのでしょうか。
探し方は2つ。
格安婚サービスを利用する方法と、自分で一から探す方法をご紹介します。
1.格安婚サービスを利用する
格安婚サービスは、近年の「結婚式離れ」に対応して生まれたサービスです。
結婚式場の空いている日取りに、格安プランで結婚式を行うことができます。
自社会場を持たずに全国の結婚式場と提携することで、会場維持費や中間マージンを削減し、低価格のサービスを実現しています。
格安婚サービスの特徴
・格安のオリジナルプランがある
・「持ち込み料」無料
・後払いが可能なので、ご祝儀で払える
・打ち合わせ回数が少ない
一般的には5~7回行う結婚式の打ち合わせも少ない回数で済むことが多いようです。仕事や新婚生活の準備に忙しいカップルにとってはとてもありがたいですよね。
代表的な格安婚サービス
ちなみに、招待ゲストには格安婚サービスであることはわかりません。
お得に結婚式を挙げることができ、費用で悩むカップルに人気のサービスです。
格安婚サービスはこんな方におすすめ
●日取りや時間に強いこだわりがない
●たくさんの会場から探したい
●時間をかけず手軽に準備したい
自分で一から探す方法
格安婚サービスを使わずに自力で一から結婚式場を探したい方は、どうやって探せばいいのでしょうか。
後払いができる式場を探して、予算内で結婚式ができるかブライダルプランナーに相談・交渉する、という流れになります。
後払いができる会場の探し方
結婚式は前払いが常識なので、結婚式場のホームページを見ても、後払いができると書いている式場はほとんどありません。
結婚式検索サービスで後払いができる式場を探しましょう。
ただし、後払いの場合はプランが限定されるケースが多いようです。
など
結婚式費用を安くする方法
次に、安い結婚式のプランを探します。
しかし、ご祝儀額に合うプランを見つけるのはなかなか難しいでしょう。
その場合は、ドレスやアイテムを「持ち込み」して費用を浮かせる方法があります。
ドレスを例に説明します。
一般的に結婚式場は提携ドレス店が決まっています。
ドレスとタキシードのレンタルだけで、20~50万円ほどかかります。
ネットで売っている中古のドレスなら数万円で購入できます。
提携外のドレスを持ち込むとブライダル特有の「持ち込み料」が5万円ほどかかりますが、それでも持ち込みした方が安く済む場合があります。
そのように、ペーパーアイテムなど他のアイテムも自作して持ち込めば、費用が抑えられるでしょう。
自力で探す方法はこんな方におすすめ
●自分でじっくり結婚式場を探して準備したい
●値段交渉が得意
●自分で物品の手配やDIYするのが好き
結婚式をご祝儀でまかなう時の注意点
結婚式の費用を節約したいからといって、招待ゲストへのおもてなしを削減するのはおすすめしません。
直接渡す「引き出物」と遠方から来る方への「お車代」はケチらずに相場の額を用意しましょう。
引き出の相場
品数:2~3点
記念品:3,000~4,000円
引き菓子:1,000~1,500円
プチギフト:200~400円
また、ゲストとの間柄によって、ギフトの商品や価格帯を変更しましょう。
引き出物のゲスト別価格帯
親族:5,000~6,000円
職場関係:4,000~5,000円
友人 3,000~4,000円
遠方から来る人にはお車代を渡す。
遠方から来るゲストには、わざわざ時間をかけて来てくださることへのお礼もこめて、交通費の半額~全額をお車代として渡しましょう。
料理のグレードアップは必要ない?
料理は見積をアップさせたい結婚式場側が、グレードアップを勧めやすいポイントです。
料理をグレードアップすればあっという間に数十万円増えてしまいます。
かなり大きいですよね。
通常プランの料理でも招待ゲストに失礼になることはありません。
結婚式にふさわしくない料理を出せば、結婚式場側も評判を落とすことになりますから、そのようなコースを通常プランで用意するはずがないですよね。
ご祝儀でまかなえたことは人に言わない
時間とお金をかけて参列した結婚式がご祝儀だけで安く結婚式を挙げることを良く思わない人もいるでしょう。
ご祝儀だけでまかなえたことは、むやみに他人に話さないようにしましょう。
いかがでしたか?
ご祝儀で結婚式をまかなう方法をご説明しました。
これなら貯金が無くても結婚式ができますね。
無理なく結婚式を挙げて、新婚生活を華やかにスタートできますように♡
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