1.5次会結婚式がもっと盛り上がる！演出アイデア

結婚式は、式次第がある程度決まっています。

その中でもいろいろな演出を取り入れることはできますが、会場によっては設備の問題や費用の問題で、希望する演出を諦めざるを得ないことも。

しかし「1.5次会」なら、一般的な披露宴よりも比較的自由な演出が可能です。

どんな結婚式をしたいかは、人によって千差万別。

ぜひ、ここでピックアップした1.5次会で使える演出のアイデアを参考に、あなただけの結婚式を演出してください！

お世話になった祖父母にサプライズ

サプライズで、両親にケーキカットやラストバイトなどの演出をするケースは多いですが、お世話になったおじいちゃん、おばあちゃんにもサプライズで感謝を伝えてみるのはいかがでしょうか？

たとえば、ケーキカットやラストバイトをおじいちゃんおばあちゃんにしてもらうというのもいいですし、手紙を読んだり、プレゼントを贈ったりというのも素敵なサプライズになりそう。

お色直しやイメージチェンジで中座する際に、おじいちゃんやおばあちゃんと手を繋いで退場するパターンも喜ばれますよ！

新郎新婦がお世話になった大切な人に感謝の意を表す演出は、それだけでゲストの心を大きく動かすものです。

フォトブースを作って写真撮影を楽しむ

ウェルカムスペースの近くなど、会場内に撮影用のフォトブースを用意しておけば、SNSで楽しみを共有したいゲストにも喜ばれるはず。

ブースの装飾は二人の思い出の写真や美しい花々、色とりどりの風船など、ふたりらしく好きなように飾り付けて。お色直し中などに高砂を開放して自由に撮影してもらうのも、SNS映え確実です。

撮影した写真はゲスト同士でSNSを介して共有したり、新郎新婦にも送ってもらってアルバムを作り、後日ゲストにプレゼントをしたりと、式が終わった後も楽しみが続くのが魅力です。

ミュージシャンや有志バンドのミニライブをBGMに

学生時代にバンドを組んでいたという新郎新婦や、音楽が大好きというふたりなら、素敵な音楽をたくさん取り入れた1.5次会はいかがでしょうか。

プロのミュージシャンにBGMの生演奏を依頼すれば、会場内がグッとオシャレで高級感漂う雰囲気に。ゲストに楽器の演奏ができる人がいる場合、有志でミニライブを開いてもらうのも盛り上がりそうですね。

実際に、ジャズサークルで知り合った新郎新婦がサークル仲間と即興でジャズを演奏し、とても盛り上がったというケースもあります。生の音楽に包まれた空間は居心地もよく、結婚式という幸せな空間にはピッタリの演出ですよ！

オリジナルムービーを用意

オープニングムービーやプロフィールムービーなど、今や映像を使った演出は披露宴の大定番です。

少人数の1.5次会では内輪ネタを少し含めてみたり、歓談中に料理の紹介ムービーを流したりと、気軽に映像を活用して。両親や友人、お世話になった方へのサプライズムービーを用意するのも喜ばれそうですね。

ムービーは無料のソフトウェアでも簡単に作成できますが、苦手な方は業者に依頼するのもおすすめ。

高いイメージのある外注ですが、最近はリーズナブルにクオリティの高い動画を作ってくれる業者も増えてきています。

ドレスの色当て・ケーキの味当てクイズなど、ゲームで盛り上がる

とにかくワイワイ盛り上がりたい！というときにおすすめなのが、クイズなどのゲームです。素敵な景品を用意すれば、ゲストのテンションも上がること間違いなしですね。

実際によく使われているのが、ビンゴゲームや新郎新婦に関するクイズ。

たとえば当日の新郎新婦のドレスの色は何色かを結婚式前に予想・投票してもらい、式が始まってから開票して、正解者の中から抽選で景品をプレゼントするなどです。

このほか、ウェディングケーキの味や色などをクイズにするのも面白そう。

複数のクイズやゲームを用意しておくことで、ゲストも飽きずに楽しめるのではないでしょうか。

ガーデンウェディングでは会場を活かしたゲームを

特に広々とした開放感が魅力のガーデンウェディングでは、その利点を活かさない手はありません。

ゲストをチーム分けして宝探しを行うなど、会場全体を使ったゲームを取り入れれば式次第にメリハリが生まれ、ゲストも飽きずに楽しめますよ！

ゲストに小さな子供がいる場合は、特におすすめの演出です。

会場が一軒家ならフロアごとに変化をもたせて

近年は一軒家を貸し切った1.5次会が人気を呼んでいます。プライベート感が演出でき、新郎新婦やゲストがリラックスして過ごせるのが最大の魅力。

一軒家での1.5次会なら、フロアごとにテーマを作るのがおすすめです。

例えば1階で立食パーティを行うなら、2階にはゆっくり座ってくつろげるラウンジスペースを用意したり、カードゲームやボードゲームを用意してゲスト同士が交流できるようにしたりと、変化をもたせて。ゲストがフロアを行き来しながら自由に楽しめるので、年代を問わず喜ばれそうですね。

スピーチや演出のタイミングで決まったフロアに集まるようアナウンスすれば、式次第もスムーズに進められます。

アットホームに、キャンドルリレー

1.5次会のいいところは、新郎新婦とゲストとの距離が近いところ。一般的な披露宴の場合、ドレスのお色直しのときにキャンドルサービスで新郎新婦が各テーブルを回りますが、少人数で行う1.5次会なら、ゲスト全員が参加できる「キャンドルリレー」はいかがですか？

キャンドルリレーのやり方を簡単に説明します。まず、ゲストの席に一人にひとつキャンドルを準備しておきます。そして新郎新婦が親しい人から種火を受け取り、それを各テーブルの代表の方に差し出して火を移し、テーブルの中でどんどん広げていきます。

薄暗い会場の中で一つ一つ灯火が増えていく風景は、全ての人の記憶に温かく残るに違いありません。

新郎新婦が司会をして、ゲスト全員をおもてなし

1.5次会では、司会者を立てるかどうか悩む人も少なくありません。司会者を立てると謝礼が発生したり、打ち合わせに時間が必要だったりと、やはりそれなりのお金も手間もかかります。もし新郎新婦が抵抗がないのであれば、思い切って新郎新婦で司会をするというのも素敵です！

新郎新婦で司会をする場合、ゲスト一人一人にインタビューをして祝福のコメントをいただいたり、感謝の意を伝えたりと、ゲストと直接のやり取りができます。そのため、自分たちの思うようにコミュニケーションが取れるだけでなく、式次第の進行も思い通りにできるため、まさに一石二鳥と言えます。

心をこめたプチギフトのプレゼント

披露宴では、お見送りの際に新郎新婦がプチギフトを手渡すのが定番の演出。1.5次会でも取り入れれば、きっと喜ばれるはず。

一般的にはゲスト全員に同じプチギフトを手渡しますが、少人数制の1.5次会では、ゲスト一人一人にそれぞれ合ったものを選ぶのもおすすめです。

プチギフトの相場は高くても一人500円程度。気持ち程度の品物でも、そこにこめたふたりの感謝はきっとゲストにも伝わりますよ！

1.5次会ならではのメリットを活用して

1.5次会は披露宴よりも演出の自由度が高まるため、これを活用しない手はありません。演出には、特別な設備が必要ないものも多くあるので、工夫次第でその幅は大きく広がりそう。

一生に一度の結婚式。ぜひ、あなたらしい結婚式の演出をみつけてみてくださいね！