授かり婚は、妊娠がわかった後で入籍という流れになるため、赤ちゃんにとってもこれからの生活にとっても、ベストなタイミングが気になりますよね。
安心して出産と新生活が始められるよう、授かり婚の入籍のタイミングについてご紹介します。
授かり婚の入籍、ベストなタイミングは?
出産前に入籍しよう
授かり婚の場合、結婚と出産の準備を短期間で行わないといけないので、なるべく早く入籍するのがベストです。
妊娠中期の妊娠6ヶ月くらいまでをめどに入籍を済ませておくと、いろいろとスムーズでしょう。
出産前に入籍する方がいい理由
母親と赤ちゃんの体調のため
妊娠すると女性は体は大きく変化します。
妊娠初期はつわりがあったり、食べられないものが増えたり、ホルモンバランスの影響で落ち込みやすくなったり、怒りっぽくなったりすることも。
妊娠後期になると、お腹が大きくなるので胃が圧迫され気持ち悪くなったり、外出しづらくなったり……。
体と心に大きな変化があるときに、頼りになる旦那さんがいるだけで心強く感じられるでしょう。
早めに入籍して安心を与えてあげることが、母親と赤ちゃんの健康のためにもなるでしょう。
書類の手続きが大変
結婚すると、多くの女性が夫の姓に変更します。
それにあたり、保険証や免許証、銀行やカードの名義も変わります。
出産が近づくと赤ちゃんを迎える準備もしなくてはいけないので、なるべく早いうちに結婚にまつわる手続きを済ませておくのがおすすめです。
出産後に入籍することのデメリット
出生届に父親の名前が書けない
入籍前に子供が生まれると非嫡出子という扱いになります。法律的には父親の子供と認められないため、出生届やその他書類の父親の欄に名前を書くことができません。
他に保険証や医療症なども母親の旧姓で登録されます。
父親の認知が必要
入籍前に生まれた子供と父親を、法律上の父子関係を成立させるためには、父親の認知が必要です。
それには認知届を提出する必要があります。
出産後は赤ちゃんのお世話で忙しい
産後しばらくは慣れない赤ちゃんのお世話でとても忙しくなります。
さらにお母さんの体は出産のダメージを受けているため、体力もない状態。
そんな時に、入籍にまつわる手続きを役所に出向いて行うのはかなり大変です。