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ブライズメイドとは?依頼方法やドレスの選び方など基礎知識

投稿日:2017年3月5日 更新日:

花嫁のサポート役!「ブライズメイド」

ブライズメイドとは、結婚式で花嫁のサポートをする女性のことを言います。

主に花嫁の友人、姉妹、親族などの中から選ばれた未婚女性が行い、結婚式の準備から当日の手伝いまで、様々な役割を担います。花嫁側のサポート役を「ブライズメイド」というのに対して、花婿側のサポート役を「アッシャー(グルームズマン)」と言います。結婚式の規模にもよりますが、概ね2人~5人くらいがこの役に選ばれます。ブライズメイドとアッシャーの人数は、同じに合わせるのが基本です。

ブライズメイドは、アメリカやヨーロッパでは結婚式の定番の演出です。洋画や、海外ドラマの結婚式シーンで見たことがある人もいるかもしれませんね。

ブライズメイドを取り入れると、結婚式がオシャレで華やかになります。そこで最近、日本の結婚式でもブライズメイドの演出をする人が増えています。

ブライズメイドの役割とは?

ブライズメイドは悪魔祓い!?

ブライズメイドは、白以外のお揃いのドレスを着て、結婚式に参加します。結婚式に華を添え、花嫁を引き立てて、式を盛り上げます。ドレスが揃っていた方がサポート役の雰囲気が出ますよね。

でも、実は他にも衣装を揃える意味があります。ブライズメイドの起源は中世ヨーロッパまで遡ります。当時のヨーロッパでは、結婚式の当日に新郎新婦の幸せを妬んだ悪魔がやってくると信じられていました。悪魔は花嫁に不幸をもたらしたり、病気を運んでくると言われていました。そこで、考えられたのがブライズメイドです。新婦と同じような格好をした女性が会場に何人もいたら、悪魔の目を惑わせるのではないか?と考えられたのです。

ブライズメイドには「悪魔祓い」の意味がありました。

また、同じように花婿側にも同年代の未婚の男性を用意することで、新しいカップルを誕生させるという意味もあったそうです。

日本では本来と違う意味に

海外のブライズメイドは、結婚式の進行を任されるなど、色々とやることがあるのですが、日本では花嫁とゲストがお揃いの格好をすることに重きが置かれています。そこで、現在「ドレスや髪型をお揃いにすること」を「ブライズメイド」と呼ぶ、と勘違いしてしまっている人が増加しているのです。日本ではそれで通じるかもしれませんが、本来の意味は違うということは知っておくようにしましょう。

ブライズメイドの本来の役割

挙式・披露宴・二次会の準備を手伝います。新郎新婦と事前に打ち合わせをして、盛り上げるための案を考えます。また、結婚式の前祝いとして本番の2週間~2ヶ月前に行われる、「ブライダルシャワー」を企画します。ブライズメイドの自宅やレストランで行われ、参加者は基本的の女性のみです。挙式当日は花嫁に先行して、バージンロードを歩き、入場します。式がスムーズに進行するように、花嫁のベールや裾を直したり、指輪交換の時には手袋やブーケを持ってあげるなど、身の周りの補助が主な役割になります。

場合によっては、ゲストの案内役や会場の受付を担当することもあります。

ブライズメイドはどうやって依頼する?

まず、誰に依頼する?

日本でも増えてきたとはいえ、まだまだ浸透していない「ブライズメイド」。もしかしたら、お願いされた方は「何をすればいいの?」と困ってしまうかもしれません。

お揃いのドレスを着るだけの演出であれば、特にやることもないので、自分が好きな人に依頼すればいいでしょう。一般的には兄弟や姉妹、親族関係、そして友人から選ばれます。海外の本来のブライズメイドのスタイルを取る人は、信頼できる人に依頼しなくてはいけません。衣装の相談ができたり、当日の段取りが把握できるようなしっかり者を選びます。中でもブライズメイドのリーダーである「メイド・オブ・オナー」は、慎重に選びたいです。

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