友人代表のスピーチの例文
〇〇さん(新婦)、〇〇さん(新郎)本日はおめでとうございます。
ご両家ならびにご親族の皆様におかれましても心からお祝い申し上げます。
ただいまご紹介にあずかりました新婦の小学校時代からの友人の〇〇でございます。
友人を代表してひとことご挨拶をさせていただきます。
〇〇さんは、友人の間では親しみを込めて〇〇ちゃんと呼んでいます。
改まった席ではございますが、ここからはいつもどおり「〇〇ちゃん」と呼ばせていただきます。
〇〇ちゃんと私は、小学校に入学した年に同級生として初めて出会いました。
人見知りでなかなか周りの友達に声をかけられなかった私に、〇〇ちゃんは満面の笑顔で「一緒に遊ぼう」と声をかけてくれました。
それ以来〇〇ちゃんとはずっと親友です。
〇〇ちゃんは私が悩んで落ち込んでいるときに、いつも電話をくれました。
毎回話を聞いてもらいたいな~と思うタイミングに必ず電話が来るので本当に不思議でした。
毎回絶妙なタイミングで電話をくれるので、「なんで、私が落ち込んでいるときにいつも電話をくれるの?」と〇〇ちゃんに聞いてみたことがありました。
そのときの〇〇ちゃんの答えは、「なんかね、〇〇ちゃん(スピーチをしている本人)のことが頭に浮んで、電話しなくちゃっていう気持ちになったの。電話をしたときにちょうど話をしたかったって言ってもらったから、電話をしなくちゃって思ったときは必ず電話をするようになったの」というものでした。
その言葉を聞いて、離れていてもいつでも心はつながっている気持ちがして、とてもうれしかったことを昨日のことのように思い出しました。
〇〇さん(新郎)、私の大事な親友の〇〇ちゃんをどうぞよろしくお願いします。
〇〇ちゃん、結婚してもこれからもずっと親友でいてね。
〇〇ちゃんと〇〇さんの末永いお幸せをお祈りいたしまして、私(わたくし)のお祝いの言葉をさせていただきます。
本日は、本当におめでとうございます。
結婚式のスピーチで注意することとは
結婚式のスピーチで注意することは、主に次の6つです。
- 長すぎるスピーチは避ける
- 本人が話されたくない内容は避ける
- 自分だけが知っている新郎・新婦のエピソードを盛り込む
- 用意してきた原稿を読む場合も、ときどき新郎・新婦や他のゲストに目線を配る
- 笑顔で話す
- 忌み(いみ)言葉に注意する
長すぎるスピーチは、聞いている人が疲れてしまうだけではなく、エピソードが伝わりにくくなります。
スピーチは簡潔にまとめ、文字数では1,000~1,500文字程度、時間ですと3~5分を目安にしてみてください。
途中で言葉が詰まりそうなときは、原稿を用意してきて読む形をとっても問題ありません。
ですが、原稿を普通に読むのではなく、周りの人に話しかけるように笑顔で読むようにすると思いを伝えやすくなります。
原稿を読む場合は、ときどき原稿から視線をはずし、新郎新婦やゲストに目線を配りましょう。
忌み言葉と呼ばれる結婚式などのお祝いの席ではタブーとされている言葉があります。
「大切」「最後になりましたが」「たびたび」など、挨拶の言葉として使いやすい忌み言葉に注意するようにしてください。