結婚式に欠かせないアイテムの一つが、花嫁の衣装。
特にウェディングドレスは、”女性の憧れ”とよく言われますが、最近では、”10代、20代の結婚式にありがちな、ファッションショー的な要素は必要ない”、という希望をよくお伺いします。
そんな希望を持っている花嫁様へ大人婚ドレス選びのポイントを教えます。
ウェディングドレスは「縦ライン」を選ぶ。
まずは、肝心のウェディングドレス選び。
プリンセスラインを代表としたOラインのドレスは、華やかさはありますが、テーブルの間を大人のスマートな立ち居振る舞いで軽やかに歩くには適しません。
”大人感”を演出するには、マーメイドラインやAラインのように、スレンダーなイメージのある縦のラインがおすすめです。
また、デザインが気にいるのはもちろんですが、それだけを優先させず、生地の触り心地や光沢感など、素材感に納得できるものを選びましょう。
見た目だけではなく、素材を大事にできるのも目が肥えた大人婚の新婦様ならではです。
お色直しにも”白ドレス”を選んでもいい!
カラードレスが選べない、ピンクやパステルブルー、イエローなど、普段は洋服で絶対に着ないようなカラーのドレスは着たくない。。。
そんなご相談をよく頂きます。
安心してください、あえてカラードレスをもう一着選ぶ必要はありません。
以前は、白ドレスから、カラードレス、というお色直しが一般的でしたが、最近は、ウェディングドレス(白ドレス)を2着着られる方も少なくありません。
白ドレス(マーメイドライン)から、白ドレス(Aライン)、といったように同じ白いドレスでも、雰囲気の違うものをチョイスしたり、純白のドレスから、アイボリーのドレスへとお色直しするようなスタイルも粋で人気です。
白ドレスを2着選んでも、ドレスの形や生地素材が違うだけで、全く違う表情を演出することができます。
衣装は変えずに、髪型&ヘアパーツを変える。
ドレスを1着だけにし、衣装を変えない、という方も増えています。
髪型をダウンからアップ、または、アップからダウンに変えたり、ヘアアクセサリーを生花からティアラに変化させるだけでも、印象は大きく変わります。
挙式から披露宴までの時間や披露宴中のお色直しの際に、ヘアパーツや髪型に変化を加えるだけで、かなり変化が楽しめますよ。
(一般に、洋装での挙式の場合、ベールをつけることも多いので、ベールがないだけでも、印象は違ってきます。)
衣装を変えずに、ブーケを変える。
また、衣装を変えずに、ブーケを変える、という方法もあります。
例えば、白いAラインドレスに白いキャスケード(流れるようなブーケ)を持つと、清楚な花嫁様、の雰囲気が仕上がります。
それをお色直しの時に、同じ白いAラインのドレスに、真っ赤なクラッチブーケに変えるだけで、モダンで華やかなイメージにガラッと雰囲気が変わります。
花の色が変わったり、持つブーケの形が変わるだけで、同じドレスでも、違う表情を演出できるので、これもオススメです。
大人婚ドレス選び、いかがでしたか?
あなたの結婚式にふさわしい、素敵なドレスに巡り会えますように。