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結婚式に参列する方必見!式の前に知っておくべき「ご祝儀」のこと

投稿日:2017年1月17日 更新日:

お付き合いの末、めでたくゴールインを果たしたカップルが開くことになる、結婚式。長い間交流のなかった親族や友人たちとも再会することができる良い機会ですし、大切な人の結婚を祝福する楽しい場ではありますが、気をつけるべきポイントがあります。

それは『ご祝儀』です。今回は、知っているようで意外と知らないご祝儀について、解説します。

ご祝儀のポイント

袋選び

まずは、袋を選びます。たくさんの種類がありますが、中に入れる金額の100分の1くらいの値段のものを選ぶのが好ましいとされています。そのため、最初にご祝儀として渡す金額を決めておくのが良いでしょう。

ご祝儀の相場

友人など知り合いの場合は3万円、親族の場合は5万円を包むことが多いです。特に親族・会社の場合は、1つの家族・会社に1枚の招待状が送られるケースが多く、その際は家族・会社単位で1つの袋を用意すれば問題ありません。

ここで大事なのは、お札の枚数は奇数枚が望ましいということです。偶数は「2で割れる数」であり、“別れ”をイメージさせるため縁起が悪いと言われています。ただ、参列者の中には10代の方もいらっしゃるかもしれません。10代で新郎新婦の知り合いとして参列する場合、自分で5万円や3万円といった大金を用意するのが厳しいでしょうから、1万円札1枚と5000円札2枚の合計2万円を入れるのが一般的です。

割り勘により複数人で1つの袋を用意するのは慣例ではないため、親御様の協力も仰ぎつつきちんと用意しましょう。

欠席する場合も“お祝い金”を忘れずに

招待状を受け取ったもののやむを得ず欠席する場合でも、お祝い金を新郎新婦に渡すのがマナーです。
その場合は出席する人が渡す金額の3分の1~2分の1となる、1万5,000円や2万円を包んで渡すのが相場となっています。
10代の方の場合は1万円が良いでしょう。
また、現金のみでなく、渡す金額の一部で品物を購入して渡す例も多いです。
これらを渡す場合、結婚式の前に新郎もしくは新婦に会う機会があれば手渡しが望ましいですが、しばらく会える機会がなさそうな場合は、お祝いの手紙を添えて現金書留で送りましょう。

ご祝儀“袋”にも気遣いを

また、ご祝儀はただお金を包めば良いというものでもありません。
表書きや中袋に必要事項を丁寧に記入することが重要です。濃い墨や筆ペンを用いて楷書で丁寧に書きましょう。
まず表書きですが、上側に「寿」「御祝」など4文字(死文字)にならないようにお祝いの言葉を書き、下側に送り主の名前を書きます。
複数人いる場合は、目上の人を一番右に書くのが一般的です。目上・目下の関係がない場合は右から五十音順に記入するのが慣例となっています。

家族の場合は代表者名を書き、左に「家族一同」と記入します。

会社の場合は右から会社名、代表者名、「外一同」と記入しましょう。

 

次に中袋も書きます。表側中央には袋に入れた金額を記入する必要があります。「金○萬円」という形で書きます。

金額の数字は旧式でなければなりません。
「一」でなく「壱」、「二」でなく「弐」、「三」でなく「参」とします。

そして裏側の左下に送り主(複数いる場合は代表者)の住所と氏名を縦書きで丁寧に記入しましょう。

 全ての記入が終わったら、お札を肖像画が表向きとなるよう中袋に入れます。

 

ご祝儀を持参する際は袱紗(ふくさ)を利用しよう

実際に結婚式に参加する日は、ご祝儀袋をそのままカバンなどに入れて持っていくと汚れてしまったり折れ曲がってしまうこともあるので、袱紗(ふくさ)を使用することをおすすめします。
袱紗を使うと汚れや折れも防げますし、丁寧に見えます。結婚式に持っていく袱紗は赤や橙色、朱色などの明るめの色のものを選びましょう。
袱紗の包み方はお悔やみごととお祝いごとの時では包み方が違うので注意が必要です。もし袱紗がない場合は小さなハンカチなどで代用することもできます。
受付の方に渡す時は、「本日はおめでとうございます」などといったお祝いの言葉を一言添えて渡すとなお良いでしょう。

守るべきマナーが多く大変ではありますが、大人の常識として心得ておいてくださいね。

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