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結婚式の資金、どう捻出する?誰でも活用しやすい3つの方法

投稿日:2017年3月3日 更新日:

結婚式の費用ってどれくらい?

最近では結婚式の費用を理由に、結婚式をあげない「ナシ婚」を選ぶ方もいます。しかし、結婚資金があれば、結婚式を挙げたいカップルも多いはず。では、実際に結婚式の費用はどれくらいかかるのでしょうか。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ」によると、挙式、披露宴・披露パーティーにかかった費用は、「400~450万円未満」が17%で最も高く、「350~400万円未満」と「500~550万円未満」がともに12%、「300~350万円未満」が11%となりました。結婚式を挙げるのにかかった費用は平均385.5万円という結果です。

しかし多額の費用が掛かるからといって、せっかくの挙式を断念してしまうのはもったいないですよね。そこで今回は、結婚式や結婚に関する資金の捻出方法について紹介します。

ご祝儀代で結婚式費用が賄える分も……

385.5万円と聞いて、結婚式を諦めようとしている方も多いはず。しかし、ちょっと待ってください。結婚式では、全額を自己負担するわけではありません。

通常、結婚式にはご祝儀があり、平均して232万円もらっています。つまり、結婚費用からご祝儀代を差し引きした、平均153.5万円で結婚式を挙げることができます。これで少しだけ結婚式のハードルが下がったのではないでしょうか。

さらに、結婚式では招待客が多いほど、結婚式を安く挙げられる可能性があります。結婚式費用には、飲食代や引き出物など招待客の人数によって変動する費用とは別に、衣装代や会場代などの固定でかかる費用があります。固定費は、より多くの招待客で割った方が安くなります。さらに人数が増えた分、ご祝儀も増え、本人の自己負担分が減る場合もあります。

ご祝儀に関して気になるのが、贈与税ではないでしょうか。一般的に110万円を超える財産を貰った場合には、贈与税がかかります。しかし、結婚のご祝儀に関しては、社会通念上相当と認められるものについては相続税がかかりません。

基本的に、ご祝儀には税金がかからないと思っておいて大丈夫です。

両親からの援助    

結婚が決まったら、両親からの援助を受けるカップルも多いのではないでしょうか。両親は、平均して194.5万円の援助をしています。ただし、この金額は、地域の習慣や、両家の関係性などによって大きく変わってきます。両親からの援助の際、気になるのが税金です。

基本的に結婚に関して親が費用を負担することは、日本の慣習として認められており、そもそも贈与に当たらないとされています。さらに2015年に法改正が行われ、20歳以上50歳未満の方が、結婚・子育てなどのために、直系尊属(父母、祖父母など)から1000万円までの贈与を受ける場合には課税されないことになりました。ただし、この法律には細かいルールがあるので注意が必要です。中でも、気をつけなければならないのが、1000万円の贈与を受けても、結婚資金としては300万円までしか使うことができない点です。

以上のことに気をつけて、両親の気持ちをしっかりと受け取りましょう。

会社からのお祝い金

会社勤めしているカップルが結婚した場合、多くの会社で福利厚生として結婚祝い金がでます。相場としては3~5万円と、一人分のご祝儀ほどです。新郎新婦共に結婚祝い金の出る会社で働いていれば、10万円と少なくない金額になります。

制度はあっても、自分から申請しないと祝い金がもらえない会社もあるので、福利厚生の内容をしっかりと確認しましょう。

自己負担分の分担はどうする?

ご祝儀や両親の援助金を差し引いた残りの結婚費用を、新郎・新婦で支払うことになります。その際に費用をどう分担するかが重要になってきます。

一昔前は、新郎側が多く費用を出すのが一般的でしたが、現在では意識も変わり、新郎新婦で折半することが多いです。

結婚式は、二人のものですのでお互いが公平だと感じられることが大切です。

貯蓄をするために

結婚式にかかった実際の費用は、見積もりよりも高くなることがほとんどです。ご祝儀も景気や地域性に左右されることもあるので、見込んでいた金額がいただけないなどの可能性があります。結婚式の費用を確実に支払うためにも、二人で、ある程度の貯蓄は必須です。

貯蓄をするためには、まず目標の結婚資金額を二人で決めることから始めましょう。

目標金額が決まったら、協力してコツコツと無理をせずに貯めていきます。その際のおススメ方法を紹介します。

方法① 結婚式用の通帳を作る

まず、二人で結婚資金を貯める専用の通帳をつくることをオススメします。

専用通帳は、結婚関連の買い物や支出にしか使わないとルールを決め、無駄な出費を抑えます。また、給料から毎月一定額ずつ口座に貯蓄していくことで、無理なく結婚式資金を積み立てることができます。

口座はネットバンクがおススメです。手数料ゼロのところが多く、お金を引き出すとメールで通知が行くので、透明性が確保できます。

方法② 節約する

貯蓄の要は、やはり節約です。まずは、自分が何にいくらぐらい使っているかを「見える化」をすることが重要です。出費の中から、交際費など削れるものを削っていきます。

外食が多い方は、食生活を自炊にするなど工夫していけば、お金が貯まりやすいでしょう。なかでもおススメは、同棲をすることです。そうすれば、片方の家賃分がまるまる貯蓄に回せ、早く目標額の貯蓄を達成できます。

ただ、二人入居可能な物件であることをまず確認してくださいね。

方法③ 結婚費用を見直す

貯蓄する方法ではありませんが、結婚費用を見直すのも一つの手です。結婚費用を見直せば、貯蓄の目標金額を下げることができ、早く結婚式を挙げられるかもしれません。

見直す方法としては、結婚式を挙げるのに人気の、春や秋、大安、友引、土日祝日を避けて式を挙げることで、かなり費用を下げられます。その他にも、DIYできるものは自分たちで用意したり、装飾品は格安な会社を選んだりと、見積もりを見直すことで、結婚式を安く挙げられます。

ローンという方法も無くはないですが……

結婚式にどうしても資金を準備できないという方には、ブライダルローンを利用するという方法もあります。こちらは通常のローンと違い、お金の使い道をブライダルに限定する代わりに、金利が安くなるというものです。

ただし、利用する際は、利息、返済期間、上限金額、限定用途などをしっかり確認する必要があります。のちのち返済ができないなんてことにならないように気をつけましょう。結婚式の先にも引っ越しや家具購入などの出費があることを考えると、使わずに費用を捻出する方法を考えたほうが無難かもしれません。

最後に……費用をかけることが全てではない!賢い結婚式を挙げるためのアドバイス

従来の結婚式というのは、何かと豪華にする習慣があったり、お祝い事だからと式場も特別な価格で提供をすることが当たり前です。
もちろん、お二人が望む結婚式が、豪華できらびやかなものであれば、しっかりお金をかけて結婚式を挙げたほうが後々後悔せず済むので良いでしょう。

ですが、結婚生活の始まりから、たくさんのお金を使いすぎて後々苦労をする……という話をよく聞きます。
自己資金1万円から一流の結婚式が叶うスマ婚では、結婚式を”適正価格”で提供し、多くのカップルが結婚式を挙げることが可能になるスマ婚へ一度相談してみるのも良いでしょう。

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