ドレス・演出・アイテム

【結婚式準備マニュアル】全7ステップの目安時期、必要事項まとめ

投稿日:2017年1月18日 更新日:

結婚が決まって、いざ結婚式を挙げようと意気込んでも、「何から始めれば良いかわからない」という方は多いのではないでしょうか?
結婚式は一生に一度という方も多いと思いますので、結婚式を成功させるためにも入念な準備が大切です。

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019(首都圏)」によると、プロポーズから結婚式を挙げるまでの平均期間は13ヵ月。約1年間、結婚式に向けて準備をしていることになります。

どうして結婚式の準備に1年の時間がかかるのでしょうか。それは誰もが結婚式初心者なので、準備の進め方がわからないのです。

そこで、結婚式の準備の仕方を、順を追って説明していきます。

【結婚式の準備1】結婚式場選び:1年~6ヵ月前

結婚式は、結婚式場がなければ始まりません。まずは、結婚式場選びから始めましょう。

結婚式場といっても、レストラン、ホテル、チャペル、神社とさまざまです。
まずは、自分たちがどのような結婚式を挙げたいか、明確なテーマを話し合って決めましょう。

テーマが決まったら、次に大切なのが優先順位を決めることです。あれもこれもやりたいとなれば、予算も膨らみますし、まとまりのない結婚式になってしまいます。「式場へのアクセス」「予算」「期間」「宗教」「スタイル」など、何を優先するか先に決めることで、結婚式場選びがスムーズに進みます。

気に入った結婚式場が見つかったら、次は下見をおこないます。気を付けたいのは、その場で契約をしないことです。下見に行き、雰囲気にのまれてそのまま契約するカップルは意外と多いものです。複数箇所の結婚式場を短期間で回り、見積書を比較することで、納得のいく式場選びができます。

ブライダルフェアに参加するのも1つの手です。ブライダルフェアに参加すれば、実際の結婚式場の雰囲気を味わうことができます。なかには料理の試食会がおこなわれているところもあるので、大いに参考になるでしょう。

結婚式場によっては、10ヵ月前には予約が埋まっているケースもあります。春秋のハイシーズン、大安など縁起の良い日、土日祝日など、条件が良い日ほど競争率は高いでしょう。「気になる結婚式場を何件も回っていたら、希望の日が埋まっていた」ということも考えられます。

「どうしてもこの日に結婚式をしたい」という希望があるなら、なるべく早いうちから結婚式場の情報収集をおこないましょう。結婚式の1年前には結婚式場を探し始めるのが無難です。

自分たちだけで結婚式場の候補を探しても、なかなか希望どおりの式場が見つけられないこともあります。結婚式場探しでわからないことがたくさんあるなら、Hanayume(ハナユメ)のような「式場紹介サービス」や、スマ婚のような「結婚式プロデュース会社」に相談してみてはいかがでしょうか。

結婚式のプロが、ふたりの希望条件に合う結婚式場を探してくれます。

【結婚式の準備2】先輩、経験者の声を聞く:1年~6ヵ月前

結婚式の準備で一番参考になるのは、やはり実際に結婚式を挙げた先輩カップルの生の声です。近くにそういう先輩がいれば、実際に聞けば良いですし、もしいなければインターネットや雑誌でも情報収集ができます。結婚式の準備から当日の様子までをブログで紹介している方もいるので、参考にすると良いかもしれません。

経験者の話を聞くことで、より具体的に結婚式までのイメージがつかみやすくなります。

【結婚式の準備3】ウェディングドレス選び:5~3ヵ月前

結婚式といえば、主役はやはりウェディングドレス姿の花嫁です。
後悔しないドレス選びをするためにも、結婚式の3~5ヵ月前までには決めておきたいところです。

ドレス選びは花嫁の好みに任せるのが一番ですが、選び方によって予算が大きく変わってくるため、慎重に選ぶようにしましょう。

ウェディングドレスは、「提携の業者からレンタルする」「ドレス専門ショップからレンタルする」あるいは「購入する」方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、ふたりで話し合い、何着か試着をして、運命の一着を見つけてください。

人気のデザインのウェディングドレスはすぐに予約で埋まってしまうので、狙っているドレスがあれば早めに予約をしましょう。

ウェディングドレス選びの前には、以下の内容を押さえておくことをおすすめします。

・好みのウェディングドレスの写真を集める
・カバーしたい体型の悩みがあれば、あらかじめリスト化する
・写真やリストを参考に、理想のドレスのイメージを明確にする
・本番で着るドレスの数を決める

運命の一着を見つけるためには、事前の準備が大切です。「見た目はかわいいけれど、着てみたら似合わなかった……」ということもあります。自分の好みや体型をしっかりと把握したうえで、自分に似合う一着を探してみましょう。

【結婚式の準備4】結婚指輪を買う:4~3ヵ月前

結婚式では指輪交換があります。一生に一度の結婚指輪は、しっかりと選びたいものです。結婚指輪には、既製品、セミオーダー、フルオーダーがあります。

フルオーダーともなれば値段も張りますし、制作に3ヵ月ほどかかることもあります。結婚式にオーダーした指輪が届かない、なんてことがないように、早めに準備しておきましょう。

結婚指輪を早めから用意していたところ、結婚式の直前に「いつの間にか指輪のサイズが変わってしまった……」と気が付くケースもあります。結婚式当日が近づいてきたら、指輪のサイズをあらためてチェックしておき、必要があればサイズ直しをおこないましょう。

ただし、デザインによってはサイズ直しに時間がかかる場合や、そもそもサイズ直しができない場合もあります。

装飾が多く繊細なデザインの指輪だと、サイズ直しをするのは難しいかもしれません。指輪を購入する際には、サイズ直しが可能なデザインかを確認しておくとよいでしょう。

サイズ直しを依頼する際には、仕上がる時期を必ず確認してから依頼するようにしてください。

【結婚式の準備5】ゲストへのお知らせ:3~2ヵ月前

ふたりの晴れ舞台を盛大に祝ってもらうためにも、ゲストへのお知らせは、しっかりとおこないましょう。

ゲストとして誰を呼ぶか決める

結婚式の準備のなかでも特に配慮が必要なのが、結婚式のゲストに関わる内容です。親戚・友人・会社関係の方をどこまで呼ぶべきか、悩むカップルは少なくありません。

結婚式に招待するゲストを決める際には、以下の流れで進めていきましょう。

・招待したい方をリストアップする
・親族のゲストについては、親にも事前に相談しておく
・主賓挨拶、乾杯の音頭、スピーチ、受付など、誰に依頼するかを考える
・遠方から参加するゲストへの交通費・宿泊費の負担方法をよく検討する

結婚式にかけられる予算、結婚式場の収容人数などによって、招待するゲストを厳選しなければならないこともあります。結婚式費用を節約することを優先するのか、呼びたいゲストを全員呼ぶことを優先するのか、ふたりで事前に話し合っておきましょう。

電話報告する

招待するゲストが決まったら、電話で結婚の報告と結婚式への出席を打診します。このとき、遠方からの出席者には宿泊や、交通費の負担割合についてなどの話もきちんとしておきましょう。

招待状を送付する

電話で確認をおこなったあと、招待状を送付します。招待状は、結婚式の2ヵ月前までには発送しましょう。発送までには、招待状の文面作成、印刷発注、発送準備があるので、最低でも結婚式の3ヵ月前くらいから準備を始めると安心です。また、大事な招待状はプロに依頼するとよいでしょう。

席次表を作成する

結婚式の1ヵ月前までには、出欠確認を完了し、披露宴での席次を決め、席次表を作成します。

期日までに返信がなかった場合、電話などで出欠の確認をおこないましょう。

席次は、失礼のないように出席者の上下関係や交友関係を考慮するなど、細心の心配りを必要とします。こちらも難しければ、両親やプランナーに相談するとよいでしょう。

【結婚式の準備6】結婚式の詳細を決める:4~1ヵ月前

結婚式の4~1ヵ月前には、ゲストへのおもてなしや結婚式場の装飾など、細々とした内容を1つ1つ決めていきます。

料理・ドリンクを決める

ゲストのなかには、結婚式当日の料理を楽しみにしている方もいるでしょう。とはいえ、料理のグレードを上げたり品数を追加したりすると、ゲストの人数分だけ費用が高くなってしまいます。

予算に余裕がない場合は、あらかじめ料理代の上限を決めておき、予算に収まる範囲で考えるとよいでしょう。

また、料理を決定する際には、試食会に参加して実際の味を確かめておくのがおすすめです。自分の舌で味を確かめ、品数とボリュームが十分であるかをチェックしておきましょう。

ドリンクについては、フリードリンク制にすべきかが悩みどころとなります。お酒を飲む方が少ない場合は、フリードリンク制ではなく個別注文で対応するのも1つの方法です。

装花やウェディングアイテムを決める

結婚式場や受付を飾る装花については、フローリストと打ち合わせをおこない、花の種類や色、ボリューム、飾り方などを決めていく必要があります。

フローリストと打ち合わせをする前に、ふたりの好きな色や結婚式のテーマ、装花にかける予算などを話し合っておくとスムーズです。結婚式で着用するウェディングドレスやカラードレスに色を合わせるのもよいでしょう。

また、結婚式で必要となるウェディングアイテムには、以下のようなものがあります。

・ウェルカムグッズ(ウェルカムボードなど)
・ペーパーアイテム(席次表・席札・メニュー表・サンキューカードなど)
・ムービー(プロフィールムービーなど)

ウェルカムアイテムは、業者に注文する以外に、自分たちで手作りする方法もあります。自分たちで手作りする場合は、完成が結婚式直前にならないよう、余裕を持った制作スケジュールを組みましょう。

引出物・プチギフトを決める

ゲストに感謝の気持ちを伝えるという意味で、引出物やプチギフトはとても重要なアイテムです。「自分が贈りたいもの」というよりは「自分がもらってうれしいもの」という基準で考えるとよいでしょう。

例えば、ふたりの名前が入ったオリジナルグッズなど、使いどころに困る品物は避けたほうが無難です。実用的なものや高級感があるものを選ぶと、多くの方に喜ばれやすいでしょう。

ただし、引出物の品数や内容は地域によって慣習が異なるため、配慮する必要があります。事前にそれぞれの両親に相談して、問題がないかを確認しておくと安心です。

ゲストをお見送りする際に手渡すプチギフトも、結婚式の定番アイテムです。ウェルカムボードやオブジェの代わりになるプチギフトも販売されているので、「受付をもっと華やかに飾りたい」という方は検討してみるとよいでしょう。

プログラムと演出を決める

結婚式の盛り上がりには、プログラムの演出が関わってきます。
賑やかな演出は新郎新婦だけでなく、ゲストにとっても一生の思い出になります。ゲスト全員に楽しんでもらうためにも、細やかな気配りが必要です。

演目は友人による余興、感動のスピーチと定番のものから、リングリレーやバルーンリリースなどの凝ったものまでさまざまです。オリジナリティあふれる演出を考えましょう。

なお、ムービー上映などをする場合は、製作に時間がかかるので、早めの準備が必要になります。

【結婚式の準備7】ブライダルエステできれいに:3ヵ月前~直前

花嫁はウェディングドレスを着て、肩を大きく露出します。肩から産毛が見えてしまうと、恥ずかしい思いをするかもしれません。大事な結婚式は、一番美しい姿でのぞみたいところです。

そのためにも、結婚式前のブライダルエステは必須です。

脱毛サロンに通って脱毛し、エステで肌を引き締めましょう。体重を絞るなら、それなりの期間が必要になってきます。思い立ったときから、すぐに取りかかりましょう。

ブライダルエステに通う期間は、希望する施術内容によって変わってきます。一般的な期間の目安は、以下のとおりです。

・フルコースのブライダルエステ:3ヵ月前
・ブライダルネイル・ヘアカラー:結婚式の1週間以内
・シェービング:1ヵ月前に試し剃り、挙式3日前までに完了

シェービングは、肌トラブルが起こる可能性もあるため、結婚式の前日に施術を受けるのは避けたほうがよいでしょう。肌質や体型を改善したいのであれば、結婚式の直前だけ通うのではなく、3ヵ月前からフルコースのブライダルエステを受けるのがおすすめです。

早めの準備を心がけましょう

結婚式は思っている以上に、準備がたくさんあります。特に1ヵ月前からは、細かい部分で決めることや用意することが多く、当日までバタバタです。たくさんのトラブルも起きると思います。わからないことはプランナーの方に相談して、1つ1つクリアにしていきましょう。

結婚式場さえ押さえて、決めるべきことを順序良く決めていければ、3ヵ月で結婚式を開催することも可能です。早めの準備を心がけましょう。

-ドレス・演出・アイテム
-,

Copyright© マリアル | ウェディングメディア , 2024 AllRights Reserved.