40代での結婚は、初婚の新郎新婦だけでなく再婚の新郎新婦の割合も増えてきます。そのため、お祝いのプレゼントを贈るときには、家族構成やライフスタイルなどをリサーチしてその世帯に合ったものを選ぶ必要があります。
一体どんなプレゼントを贈れば良いのでしょうか。20~30代の新郎新婦ならば、現金や商品券、カタログギフトなどの合理的な品物でも喜ばれますが、年を重ねると金額の多寡よりも相手からの気遣いが嬉しいと感じるものです。
とはいえ、年齢を重ねた分、品物を見る目も養われています。流行やブランド名などに左右されず、本当に上質な品物を選ぶことが重要でしょう。40代の人に贈る結婚祝いで参考にしたくなるプレゼントの選び方についてご紹介します。
量より質!みんなで協力してひとつの高級品を贈るのがおすすめ
40代の人に贈る結婚祝いは、親族が2~5万円、友人で1~2万円程度以上のものを選びたいところです。なぜなら本人同士がすでにある程度の年齢で収入も安定しており、安いものよりも質の良いものを優先させる傾向にあるからです。ちなみに、友人同士、同僚同士で現金を出し合ってひとつ高級品を贈るという方法もあります。
個々にお祝いを用意して贈るのも良いですが、友人や同僚同士でお金を出し合うことにより、購入できる品物の予算がグッと上がります。みんなで現金を出し合い、高級品をお祝いに贈ってみてはいかがでしょうか。品物をどれにしようかみんなで考えるのも楽しいですよ。
品物選びは実用性の高いものを贈ろう
流行りの品物のようにすぐに使えなくなるよりは、オーソドックスでも長く使うことができる、生活の質を向上させるようなものを選んだほうが喜ばれます。相手も同じ年代である可能性が高いですし、その年代に合わせた品物を探すと良いでしょう。
例えば、食器類はどの年代にも好まれるプレゼントのひとつですが、20~30代であれば鮮やかなデザインの洋食器や大皿などが喜ばれます。しかし、40代になると大皿から取り分けて食べる家族構成ならばともかく、夫婦二人の場合にはそれほどこってりした洋食ばかりは食べなくなりますし、個別の盛り付けにすることも増えてきます。
そこで、和食器や和洋どちらにも使える焼き物の小鉢や中皿など、使用範囲の広いものを贈る人が多くなります。とはいえ、どのような食事をするのか、今食器は何が揃っているのかによって贈る品物も変わってきますので、事前のリサーチが必要です。
人気があるのは食器類やタオル
夫婦でお酒をたしなむ習慣があるときには、ワイングラスやシャンパングラスなども喜ばれるでしょうし、普段からお客様を招くことが多い家ならば、コーヒーカップやケーキ皿セット、菓子鉢などの需要があります。
夫婦で使うものとしては、写真立てや時計、置物なども良いでしょう。これらは室内のインテリアと調和している物でなければ出番がなくなりますので、あらかじめ何を贈るかを相手に伝えておき、色やテイストなどを確認したほうが無難です。普段使いとしては、おそろいの食器類やタオルなども使うたびにお祝いの気持ちが伝わるのでお勧めの品物です。
いずれも、自分ではなかなか買わないような上質なものを選ぶのがポイントです。知られたブランドかどうかというよりは、その品質の確かさに定評があるものを選びましょう。子供と一緒に生活するときには、タオルや食器なども新郎新婦だけでなく、子供も含めた数で用意しておくことも考えましょう。
40代の人に贈る結婚祝い!質の良い実用的なものを贈ろう
40代の人に贈る結婚祝い。どんな物を選べばいいのか悩む人もいるかもしれません。しかし、ある程度高級感があり、実用的な品物ということを心得ておけば、あまり悩む必要なく贈り物を選ぶことができるでしょう。なによりも、二人の結婚を祝いたいという気持ちが大切です。新郎新婦の喜ぶ顔を想像しながら選んでみてください。