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意味を知ればあなたも着たくなる!結婚式で「白無垢」がおすすめな理由

投稿日:2017年1月29日 更新日:

【新婦向け】結婚式で和装。着物の柄の意味とは?3

ウェディングドレスが結婚式のスタンダードになって久しいですが、日本伝統の着物での挙式も衰えぬ人気を持っています。中には、結婚式当日はドレスを着用し、前撮り写真は着物という人も。着物文化が見直されていることもあり、伝統的な神前での挙式を選ぶ人も少なくないのです。ホテルの中にある神殿で行うことも多いですが、神社での本格的な挙式も年々人気が高まっています。

そこで注目されているのが白無垢です。実はいろいろな意味が込められた衣装であることをご存知でしょうか。その意味を知れば、白無垢を着て結婚式に臨みたいという人が増えるかもしれません。日本伝統である白無垢の魅力についてご紹介します。

白無垢の歴史とは?

そもそも白無垢は、古代では武家に嫁ぐ花嫁が着る衣装でした。どんな色にも染まることから清純無垢を意味し、嫁ぐ先の家風に染まりますという心の表れでもあったわけです。また“生死”にも深いかかわりを持っています。

白い衣装を着た後に赤い色の衣装を着る、こうすることで生まれた家の娘としていったん死ぬという意味がありました。そして嫁ぐ先の血を入れてよみがえり、嫁ぐ家の人間として生きていく、遠い昔、女性にとって結婚がいかに重要であったかが伺えます。

白無垢を着こなすには髪型も重要!

和装と言えば髪形も大切です。最近では現代風にアレンジした髪形で着物を着る人も多くいますが、正統派スタイルはやはり角隠しに綿帽子となります。

角隠しは花嫁さんが被っている帯状の布のこと。文金高島田と呼ばれる高い髷を結った上から被せて使います。かんざしも使うことで、風格のある日本髪を作れます。角隠しは読んで字の通り、角を隠すためのもの。怒りの象徴である角を隠すことで、従順でおしとやかな妻になりますという意味合いが込められています。

白無垢にはかかせない綿帽子

綿帽子とは、文金高島田を結った頭の上から被る布のこと。室町後期から安土桃山時代にかけて生まれたもので、その後江戸時代にかけて全国に定着していったと言われています。挙式後まで新郎以外に顔を見せないようにする、というのが由来で、奥ゆかしさや初々しさも表しています。その丸い可愛らしいシルエットが近年女性たちの間では「可愛らしい」と人気を集めています。

現代風を上手に取り入れる!最近の白無垢事情

伝統的な装いも素敵ですが、最近はそこに現代風をプラスするのが人気です。折角の和装だから下手にミックスするのは嫌だというときは、ちょっとした小物でアレンジするのがおすすめです。

人気なのが扇子ブーケやボールブーケなどの、洋装のブーケ文化をプラスしたものです。扇子ブーケとは、和装挙式の小物である末広を使ったブーケです。末広とは小さな扇子のことで、末広がりに開くことからおめでたいものであるとされています。末広は手に持ったり帯にさしたりしますが、開くのはマナー違反とされているので、閉じた状態で花をあしらうのが扇子ブーケのポイントになります。着物の柄や雰囲気に合わせて、花を選ぶことが大切です。

ボールブーケとは、花を球状にまとめたブーケで、真ん丸な形をしています。そもそも和装挙式ではブーケを持つ習慣はなかったのですが、近年ではブーケは幸せの象徴であるというイメージが一般的になってきたため、和装でも持つ人が増えているのです。

和装挙式の際人気なのがボールブーケで、花手毬のような見た目なので和装ともよく合い、ころんとした形が可愛らしいのが人気の秘密です。水引きや和風紐を用いたデザインも、和装との相性がよく人気です。

ウェディングドレスもいいけど……白無垢

日本の伝統的な結婚式のスタイル。それが神前結婚式であり、その際に着用するのが白無垢です。ウェディングドレスが主流と言われていますが、その人気は衰えることを知りません。白無垢に込められた深い意味を知ることで、より結婚に対する実感が沸くことでしょう。これから結婚式をする予定がある人は、ぜひ白無垢での結婚式を検討してみてはいかがでしょうか。

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