結婚生活がスタートすると、独身の頃よりも家計のやりくりを意識するようになります。
お金が順調に増えていけばうれしいのですが、いまの時代、銀行の普通預金に預けていてもお金が増えることは期待できません。
だがしかし!かしこく「民間会社のポイントサービス」や「積立サービス」を活用することでかなりの差が付くのはご存知ですか?
<初級編>毎日の支出は、ポイントカードの有効利用
日常的な支出については、ポイントカードを有効利用しましょう。
得られる「ポイント利回りは1%~(普通預金よりも良いのです!)。
主要なポイントカードでも「Tカード、Nanacoカード、Pontaカード、楽天ポイントカード、WAONカード」など、様々な種類があります。コンビニやファミレス等の複数のお店で使用ができ、日常的な支出でポイントを得られるので効果は大きいです。さらに、各社とも頻繁にいろいろなキャンペーンを実施していますので、サイトで比較してみるのも楽しいでしょう。
ただし、ポイントカードにも注意点があります。ポイントカードは、スーパーやJRの駅ビル(アトレ)等でも発行して興味をそそりますが、全て入手していたらキリがありません。カードをたくさん作ると、知らない間にポイントが期限切れになっていたり、財布に入りきらなくなったカードを紛失してしまったりと悪循環に陥りがちです。例えば「ポイントカードは3枚まで」などと決めて、優先順位の高いカードだけを選ぶと良いでしょう。
そして「ポイントのために買い物をする」というようなパターンにだけはハマらないようにしましょう。
<中級編>イベント支出は、ずばりコレ!
「旅行」や「デパートでのショッピング」といったイベント支出には、ずばりこんな積立がお得です。
旅行積立
まず、各旅行会社が用意している「旅行積立」。
例えば、JTBでは「JTB旅行積立」を受付けしています。
いつでも使う事ができる「フリープラン」
「フリープラン」は、満期がないため自由度が高いことが特徴です。年利換算で0.8%相当がサービス額として増えます。口座振替または随時入金による積立てを続けながら、好きなタイミングで旅行資金に充てることができます。
1~5年間貯めてから使う「定期積立プラン」などがあります。
「定期積立プラン」は、満期を決めて口座振替で積立するプランです。満期までは使う事はできませんが、年利換算で1.75%とサービス額が大きいことが特徴です。
旅行積立の注意点
サービス額に魅力がある旅行積立ですが、旅行をしなくなったので「現金で受け取りたい」とか「積立したお金を払い戻してほしい」とか「他のギフト券に交換をしたい」などはできなかったり、旅行券を受け取ってから10年間利用しないと有効期限が切れてしまいますので注意しましょう。
デパート積立
ショッピングにはデパート積立がお得です。三越伊勢丹には「エムアイ友の会」、大丸松坂屋には「大丸松坂屋友の会」、高島屋には「タカシマヤ友の会」のような会員サービスがあり、入会することでお得な積立を利用することができます。積立の内容は各デパート共に横並びで、月々5,000円からです。12か月間のコースでは、積立満了時に積立金の1か月分相当が加算されます。例えば、「月々5,000円を1年間積立てると60,000円ですが、「65,000円分」のデパート券が受取れるのです。これを利回りで考えると8%にもなります。(普通預金よりすごい良いですね!)会員カードで買い物をする方式のため、あらかじめ利用するデパートを決める必要があります。これから結婚式を考えている方は、いまから積立てて「引き出物等のお返し」等に使うのもかしこい活用法ですね。
※本コラムで記載している利回りは、執筆時点(2017年2月)の情報に基づいています。
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