“サムシングフォー“という欧米での慣習をご存知でしょうか?より幸せな結婚生活を送るために行うおまじないです。花嫁が身に着ける4つの”何か”が、幸せに導いてくれるようなのですが、その”何か”とは?
1.なにかひとつ古いもの
“古いもの“とは、先祖から代々受け継がれてきたものの象徴であり、財や富を表します。
花嫁が身に着けるものとしては、代々受け継がれてきた宝飾品が1番多くみられますが、ない場合は、母親や祖母の思い出の品を身に着ければ十分です。
2.なにかひとつ新しいもの
“新しいもの”とは、これから始まる新生活を表します。
花嫁が身に着けるものとしては、新調したもので白いものとされています。一般的には、白いサテン製の上靴や長手袋が多いと言われています。が……、日本でサテン製の上靴を買うというのは一般的ではないと思うので、ベールを購入して、自分の子どもの代に「古いもの」として、提供することを提案します。
3.なにかひとつ借りたもの
“借りたもの”とは、友人・隣人との縁・繋がりを表します。幸せな結婚生活を送る友人や隣人から持ち物を借りて、その幸せにあやかります。
花嫁が身に着けるものとしては、結婚の先輩である友人から借りたハンカチやアクセサリーが多いです。ただ、結婚式当日、ドタバタしてしまい、借り損ねた……(泣) と、なってしまっても、ウェディングドレスがレンタルなら、それで良し!という考えもあります。
4.なにかひとつ青いもの
“青いもの“とは、新婦の純潔や貞節を表します。ウェディングドレスが白に定着する前のウェディングカラーが青だったのはご存知でしょうか?青は聖母マリアを表す色とされ、純潔を意味します。
サムシングブルーは目立たない場所につけるのが良いとされています。青色のアイテムを隠れたところに身につけることで、夫に対する忠誠を意味します。最近の傾向としては、指輪の内側に青い宝石をはめこむ方が増えています。
ラッキーカラーとして、見える場所にブルーを取り入れても素敵ですね。
サムシングフォーの由来
イギリスの古い詩(マザーグースが由来との説あり)
Something old, something new, なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの
Something borrowed, something blue, なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの
And a silver sixpence in her shoe. そして靴の中には6ペンス銀貨を
このイギリスの古い詩が由来となり、4つのアイテムを結婚式で花嫁が身につけると、生涯幸せな結婚生活を送ることができるといわれています。
この詩の最後の行にある“6ペンス銀貨”。6ペンス銀貨を花嫁の左靴に入れて結婚式をすると、“お金に困らず、豊かで幸せな生活が送れる”と、言われています。
イギリスでは発行を終了していますが、日本では、ウェディングアイテムとして流通しており、探せば、ネット通販で簡単に手に入ります。サムシングフォーと併せて6ペンス銀貨のおまじないもいかがですか?
ラッキーチャームを上手に利用して、最強運の花嫁になってくださいね!