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夫婦円満の秘訣に一役買うかも!?「結婚証明書」で永遠の愛を誓いましょう

投稿日:2017年4月4日 更新日:

多くの人に祝われ、幸せいっぱいの結婚式。二人の愛は永遠だけど、それを証明するものって何かないの?

このような疑問にまず浮かぶ答えは、「戸籍」ではないでしょうか。でも、戸籍謄本は公的な書類なので少し堅苦しいイメージが。「もっと気楽でオシャレに二人の結婚を証明するものはないの?アメリカの映画なんかでよく見る、契約書にサインするヤツみたいな!」そんな声もありそうですね。そんな方にピッタリな結婚証明書というものを今回はご紹介します。

結婚証明書ってなに?

結婚証明書とは、ハリウッド映画の結婚式なんかでよく見る、カップルが司祭の前で結婚を誓うサインをする契約書のことです。近年では日本でもこの演出を取り入れるカップルが増えてきており、それに準じて結婚証明書に関するペーパーアイテムも続々と発売されています。ここで紹介する結婚証明書とは、公的な書類ではありません。法的な拘束力はまったくなく、結婚式の演出プログラムの一部として使用するアイテムです。結婚証明書は結婚の記念として飾っておくこともできることから、近年人気を博しています。

結婚証明書ってどんなもの?

結婚証明書には法的拘束力がないので、形式は自由です。

チャペルや人前式でゲストの前で宣誓文を読み上げるスタイルや、ゲストに結婚の誓いの証人としてサインしてもらうゲスト参加型など、結婚証明書には式を挙げるカップルの個性がでます。ゲストのサインのしてもらい方も様々で、スタンプを押してもらうものや、貝殻に署名をしてもらうもの、果てにはゲストのキスマークをサインにしてもらうものまであります。サイズも自由でポストカードぐらいのモノから、等身大サイズのモノまで、様々な種類の結婚証明書を使用・自作しているカップルがいます。決まった形がないので、二人だけのオリジナリティとセンスが光ります。

結婚証明書のフォーマットは?

特に決まったフォーマットはないですが、一般的に新郎新婦の氏名、挙式日、挙式場、立会人などを記載する欄があり、結婚の誓いを宣誓する文言が書かれています。誓いの文言に関しても決まりはなく自由に作ることができます。参考までに以下にベーシックな誓いの文言を載せておきます。

・「私たちは、聖なる神の前で、証人立会いのもと結婚式を挙げました。これより始まる新しい家庭が喜びと幸福にみたされる生涯を送ることをここに誓います。」

・「私たちは、出席された方々を証人として夫婦としての約束を交わします。

・「私たちは、互いに尊敬し、愛し合い、助け合って一生を共に生きていくことをここに誓約いたします。」

手作りのアイディア

結婚証明書は専用のペーパーアイテムが売っていますが、簡単に作れるので、折角なら二人だけのオリジナルな結婚証明書を作ってみませんか?

アクリル板で

100均や無印などで売っているアクリル板に白色のペンで、アクリル板の内側に誓いの言葉を書き込んじゃいます。透明で後ろが透けているので、上品でオシャレに見えます。材料費もほとんどかからないのに、ハイクオリティの物がお手軽に作れると人気が高いんですよ。

切り株で

最近では、切り株に直接文字を書いたり、焼き印で宣誓の文言を刻んだりするカップルが多いようです。切り株に刻まれた年輪には、2人で年月を刻もうという想いが込められており、意味合い的にも結婚する二人にオススメです。インテリアとしても温かみがあり、植物や家具との調和も取りやすく、飾りやすいのでポイントが高いです。

旗に

大きな白い布にアクリル絵の具で大胆に証明書を書くと、絶好のフォトブースにもなります。ゲストから寄せ書きをもらって、二人の結婚の誓いを大きく掲げましょう。

サインの仕方はどうすればいいの?

結婚証明書にサインする際に出てくる悩みが書き方です。サインをする際は漢字か、ローマ字か。これについては、「どちらでもいい」というのが答えです。二人のモノなので何をしてもよく、カップルで結婚証明書のデザインとの兼ね合いを見て決めるといいでしょう。次に新婦がサインする際に、旧姓でサインをしたほうがいいのか、それとも新しい名字でサインをしたほうがいいのかという悩みについてです。こちらも、「どちらでもいい」というのが答えです。どちらかというと、旧姓でサインする方が多いようです。結婚の記念としての役割が大きいので、誰と誰が結婚をしたか、はっきりわかる旧姓の方が好まれるという理由のようです。名字を書くことに抵抗があれば、名前だけの記入だけでも全く問題ありませんよ。

公的な結婚証明書が欲しいなら

役所が発行する結婚証明書というものがあります。こちらは婚姻届を提出しないと貰えない物なので、結婚式で演出アイテムとして使うのとはニュアンスが違います。しかし、立派な証明書なので結婚の記念に飾ることができます。この公的な結婚証明書のことを「婚姻届受理証明書」と言います。この書類は公的に二人が婚姻したことを認める書類で、住民票の名義変更や会社への届け出をするときに使用できます。婚姻届受理証明書は、役所の窓口で婚姻届を提出した際に「婚姻届受理証明書を下さい!」と言えば、350円の発行手数料を払うことで受け取ることができます。通常紙の他に、発行手数料1,400円払うと上質紙を使用したタイプの婚姻届受理証明書にすることもできます。額に入れて飾れば、結婚の思い出になりますよ。また、独自のデザインの婚姻届受理証明書を発行している市町村もあり、評判になっています。例えば、諏訪市が発行している高島城と諏訪姫がキュートなデザインの婚姻届受理証明書。婚姻届受理証明書は、婚姻届を提出した役所のみでしか取得できません。なので、「どうしてもこのデザインの婚姻届受理証明書じゃないとダメっ!」という方は、婚姻届の提出場所に気をつけましょう。

まとめ

二人の愛を誓いとして形に残すのに結婚証明書は絶好のアイテムです。形式も自由なので自分たちが納得できるデザイン・形の結婚証明書をぜひ自作してみて下さい。結婚生活が続く中で、結婚証明書を見るたびに初々しかった新婚当時のことを思い出すことができますよ。夫婦円満の秘訣に一役買うかもしれない結婚証明書を、ぜひ結婚式の演出で使ってみてください。

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