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豊かな結婚生活を送るために知ろう!「20代のための資産運用」

投稿日:2017年4月6日 更新日:

本日は「20代のための資産運用」という話をしたいと思いますが、まずはクイズから入りましょう。

Q.以下の4種類に、それぞれ100万円を投資すると、平均的にはいくら返ってくるでしょう?

1.日本ダービー(1レース)

2.ジャンボ宝くじ(1回)

3.株式 (上場株式、1年間)

4.パチンコ (1回)

平均的な儲けである「期待収益率(きたい・しゅうえきりつ)」を、高い順に並べてみてください。

1の「日本ダービー」の還元率は約80%

(ちなみに通常の馬券は75%。JRAのホームページで公表されている)なので80万円。

2の「ジャンボ宝くじ」の還元率は約45%なので、45万円。

3の「株式」は、上場している株式の期待リターンを年8%前後として、108万円。

4の「パチンコ」の還元率は80~90%まで諸説ありますが約88%として、88万円。

よって、答えは「(3)株式→(4)パチンコ→(1)日本ダービー→(2)ジャンボ宝くじ」となります。

この結果を見て分かるのは、ギャンブルや宝くじは「投資」ではなくて明らかに「消費」だということです。そして、上場株式も1年で倍になったり半分になったりすることがあるのですが、過去100年の世界先進国の平均リターンは8%に近い数字(⇒1年で8%増えるのが普通という意味)になっていますので「平均点を取る」ことさえできれば、健全な投資として成立することになります。では、20代から資産運用を行うメリットはあるのでしょうか?

率直に言うと「短期的に資産を増やす」という意味では20代から資産運用を行うことのメリットは少ないです。100万円の金融資産の運用率を3%高めることができても年3万円しか効果がありません。これを見ると、資産運用に過剰な時間を使うよりは、本業の仕事のスキルを上げて収入を増やしたり、ムダ遣いを減らしたりした方が、貯蓄は増えやすいと言えるでしょう。

しかし「投資の知識を増やす」という意味では、20代から資産運用にチャレンジする価値は十分にあります。投資を真剣に学び始める方法としては、《自分の「投資教育費」として10万円を用意する》という方法をオススメします。10万円の余裕資金を準備したら、数万円で買える個別株(こべつかぶ)や、1万円単位で買える投資信託(とうししんたく)を、あまり損得を気にせずに3種類くらい購入します。それだけで、日々の経済ニュースやマーケットの情報に自然とアンテナが立つようになり、投資の知識が高まっていきます。投資の知識が増えても、貯蓄が少ない20代のうちはあまりメリットがありませんが、30代~40代にかけてまとまった資産ができた段階では、実践的な知識があれば「リスクを取りすぎて失敗する」「価格変動のリスクを怖がって何もできない」などを避けて健全な運用がしやすいメリットが生じてきます。

20代は「実践的な投資の勉強をスタートする」をゴールの1つとしてがんばってみましょう!

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