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結婚式準備を“手伝わない”新郎を動かす、魔法の言葉とは?

投稿日:2017年5月9日 更新日:

“彼が結婚式の準備に非協力的”、“準備を手伝ってくれない!”など、結婚式の準備中に新婦様から伺う、新郎様へのクレーム。でも、そんな新郎様を変身させるための方法があります。まずは、どうして準備を一緒にしてくれないのか?から掘り下げて考えてみましょう。

“手伝わない新郎”になる理由

(1)手伝い方がわからない

結婚式の雰囲気やイメージは、新婦様の好みに合わせる、という考えの新郎様がとても多いです。式場、ドレス、ペーパーアイテムや花、BGMなど、どのアイテムも結婚式の雰囲気を決定づける要因になるものですから、積極的に新郎様が主導権を持って決定していくことはあまり多くありません。新婦様が、何時間も何ヶ月もかけて選ぶドレスに対して、新郎様があまり意見を言わないのは、大半は、「どうでもいい」と思っているのではなく、「どれもいい」と思っていることが多いのです。

“興味がない”、のではなく、“よくわからない分野に下手に口を出すよりも、新婦様の好みで選んだものがいい”、と考えられているのです。このタイプの方は、“手伝わない”のではなく、“手伝えることがない、手伝い方がわからない”、状態になっている可能性があります。

(2)「自分が準備をする」という概念がない

残念ながら、本当に「結婚式に全く興味がない」という新郎様もある一定数存在します。ご家族や新婦様の意向を汲んで式をされることにした方や、建前上、式をしなければならないから行う、という方です。

このタイプの方は、結婚式自体がまだ他人事になっていて、“結婚式準備は女性がするもの”という考えの中にいます。男性が積極的に結婚式準備をする、という概念を持っていない可能性もあります。

“手伝う新郎”にするためには?

(1)役割分担をする

“彼が結婚式の準備に積極的ではない”、“私がひとりで結婚式の準備をしている気がする”、と感じたら、残念ながら新郎様は、上にあげたどちらかのタイプに属するかもしれません。

一緒に準備をしたい、と思ったら、早い段階で、まずは、やらなければいけないことの中から、「新新郎様にお願いしたいこと」をリストアップしましょう。

新婦様にとって、ドレス選びやお花選びが夢のあること、わくわくすることでも、新郎様にとっては、結婚式準備の「To Do」の一つにすぎないものかもしれません。その場合、無理やり共感することを求めると、けんかになったり、相手に不信感を持ったりしがちですが、“男女の違い”だと割り切って、準備内容をわかりやすく分担するといいでしょう。新郎様にとって、結婚式準備は、仕事と同じ、“タスク”だと理解するといいかもしれませんね。

(2)具体的に依頼をする

新郎様に準備をお願いするときには、依頼内容をより具体的に示すことが大切です。「たまには、手伝ってよ。」「一緒に作ろうよ。」という言葉では、残念ながら、新郎様を動かすことはできません。

どんな内容を、どんな風に、いつまでに仕上げて欲しいか、行って欲しいか、を明確に示すと、意外にもすんなり取り組んでくれます。仕事を依頼する際に、気をつけることと似ていますね。BGMやDIY作業など、新郎様が得意な分野があれば、思い切って全て任せてしまうのも効果的です。

具体的には、以下のように伝えてみるといいでしょう。

  • 招待状を送る人のリストアップを来週末までに作成して欲しい
  • パンフレットの中から、引き出物候補の品を5つピックアップして欲しい
  • 入場とケーキ入刀以外のBGMを全部決めて欲しい

(3)感謝を言葉で示す

「手伝う」や「〜してもらう」という表現自体に難色を示される新婦様ももいらっしゃるかもしれません。ふたりの結婚式なのですから、それはそうですよね。でも、残念ながら、結婚式準備と聞くと、後ずさりをしてしまう新郎様の心境としては、「手伝う」のが当てはまりまるのが実状です。

「ありがとう」とお礼を言ったり、感謝したりすることも、よく考えればおかしいと思われることもあるかもしれませんが、ここはひとつ、大人になって、新郎様が一生懸命に“手伝って”くれたときや、積極的に依頼したことをこなしたときには、大げさなくらいに感謝の気持ちをきちんと言葉にして伝えましょう。感謝されて嫌な気持ちになる方はいないはずですし、結婚式に向けて準備をするという過程を楽しめる新郎様も出てくるかもしれません。

  • 早く確認してくれてありがとう
  • 忙しい中ありがとう、本当に助かったよ
  • センスがいいね、◯◯君に任せて良かった

万一、思うところがあった場合は、新郎様の準備過程を否定はせず、あくまでも意見を交わす形をとりましょう。感情的にならなければ、案外すんなり決定することもよくあります。

  • こんな商品があるんだね。私はこれもいいかと思うんだけど、どう思う?
  • これを足すと更によくなる気がしない?!素敵にできてよかったね!

結婚式の準備は、結婚生活に似ています。新郎様の得意不得意をしっかりと見極めて、円滑に準備が進められるよう、優しい魔法の言葉で新郎様にも積極的に参加してもらいましょう。

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