ドレス・演出・アイテム

招待状手作りのカップル必見!知らないと恥ずかしい招待状マナー

投稿日:2017年5月14日 更新日:

結婚式アイテムもオリジナルでペーパーアイテムを作成する方が増えてきました。プロに依頼すれば、特に意識することはないことでも、結婚式の招待状には、独特のマナーがあります。

結婚式準備を親御様と一緒に行う方も減ってきており、昔であれば当たり前とされていたことを知らないままに、お手紙を書く感覚で結婚式の招待状を作成される方も少なくありません。けれど、結婚式では自分たちだけのものではありません。支えてくれる方々に恥をかかせぬよう、結婚式の招待状作りについて、知っておきたい基本ルールをまとめました。

句読点は使用しない

式場に依頼すると、例文の中から選ぶだけの案内文ですが、自分たちで作成するとなると、一言一句気をつけなければならないことがあります。その中でも、独特のルールの一つが、文章の中に「句読点を使用しない」ということです。

結婚式というお祝いの席のご案内となるため、“区切り”や“終止符”を示す「、」や「。」は、使用しません。

読点「、」を使用しないと文章が見づらい場合には、1字分スペースをあけて記載するのが一般的です。段落を変える時には、行頭をあけないことも覚えておきましょう。

漢字に注意する

使用する「漢字」にも十分に注意が必要です。“別れや終わり”、“好ましくない意味”の漢字は使用してはいけません。

代表的なものは、「お忙しい中」ですね。「忙しい」という漢字は、「心」を「亡」くす、と書き、お祝いの席にふさわしい字ではありません。そこで、「お忙しい中」を「ご多用中」と書き換えて使用するのですね。

「笑いの絶えない家庭を作りたい」などのメッセージを添えられる場合などには、「絶えない」ではなく「たえない」とひらがなで書いたり、「笑顔いっぱいの」と言い換えたりと、忌み言葉は使用しないように注意しましょう。

また、「度々」「重ね重ね」などのような繰り返しの言葉も避けたほうがいいでしょう。「再会する」や「再び会う」などのような表現も、使ってしまいがちですので気をつけましょう。

手渡しの際の注意点

毎日職場で会う方やよく会う友人や親族に招待状を渡す場合、手渡しで渡す方も多くいます。手渡しで渡す際には、郵送する場合とは違うルールがあります。

封に糊付けをしない

招待状を手渡しする場合、渡した相手が話の流れですぐに中身を開けることが多くあります。その際に、郵送する場合同様、きっちり糊付けがされていると、封筒がとても開けにくいです。手渡ししたら、その場ですぐに開封できるよう、封筒に糊付けはせず、シールのみで閉じるようにしましょう。

住所は書かない

郵送する際、当たり前に記載する「住所」は、手渡しの際は記載しません。手渡しの際には、表に「◯◯◯◯◯様」と名前を書くのみにします。

手渡しをした招待状に住所が記載されていると、“郵送する予定だったけれど、会ったついでに手渡しした”、という状態になってしまいますので、注意しましょう。

返信用はがきには切手を貼る。

手渡しをする場合には、封筒に切手を貼らないので、返信用封筒にも切手を貼るのを忘れがちです。招待状を渡す際に手渡ししたからといって、返信はがきも手渡しされるとは限りませんので、忘れないように返信用はがきには、郵送する場合同様に、切手を貼りましょう。

-ドレス・演出・アイテム
-

Copyright© マリアル | ウェディングメディア , 2024 AllRights Reserved.